Reexamining Japanese Cultural Policy in the Context of Cross-National Research

跨国研究背景下重新审视日本文化政策

基本信息

批准号：
22H00632
负责人：
河島伸子
金额：
$ 10.98万
依托单位：
Doshisha University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2027-03-31
项目状态：
未结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-22H00632/
关键词：
文化政策国際比較文化資本文化消費日本的特性

项目摘要

本研究の目的は、日本の文化政策の基本理念、実際の政策とその背景にある社会構造、経済構造を検証し、海外におけるこれらと比較・対照し、日本の文化政策の特性（特異性、独自性、特殊性）そして国際的共通性を抽出・評価し直し、世界の文化政策研究、特に国際比較研究に位置付けていくことにある。本研究では、日本の文化政策が、欧米社会とは異なる社会構造、文化を支える経済構造に由来し、違った様相を呈することを明らかにし、欧米の経験をグローバルな潮流と想定しがちな国際的文献に対して挑戦していく点、学術的独自性と創造性を有する。またアジアの文化政策研究が近年発達しているが、国家アイデンティティの確立、急速な経済発展などを背景に、アジア諸国が文化政策に熱心であるのに対し、日本は異質な存在である。本研究ではアジア的文脈の中でどのように位置づけたらよいかも考察する。2022年度は研究で分析する日本の文化政策の第１の特性、すなわち文化消費者像とその行動がブルデューの論じた「文化資本」を再生産する中上流階級の姿と異なり、学歴・年収による層の偏りが少ない点を取り上げた。これはなぜなのか、そしてこのことが文化を支える経済構造と政策にどう影響しているのかを分析するため、別の研究プロジェクトにおいて実施した大規模なアンケート調査の分析に加え、本研究ではフォーカスグループインタビューを実施した。ここでは13歳時まであまり文化にふれることがなかったが、現在鑑賞に熱心である人々の体験、意見等を聴取した。その結果、中学～大学時代における友人の存在、当時の「インテリ」への憧れのようなものが大きな影響を持っていたことがわかった。美術愛好者間では、ヨーロッパ旅行時に美術館を訪れた経験が決定的であった。いずれにせよ、こうした欧米の権威、正統的文化への憧れが薄まった今日、国内外の伝統的文化編雄新たな鑑賞者開発が難しくなる。

这项研究的目的是研究日本文化政策，实际政策以及其背后的社会和经济结构的基本原理，将它们与海外的它们进行比较和对比，将它们的特征（特殊性，独特性，专业）和日本文化政策的国际共同点（特别是国际文化政策）定位在全球文化政策中，特别是国际比较研究。这项研究表明，日本的文化政策源自支持文化的不同社会结构和经济结构，与西方社会不同，并且具有不同的观点，并且是对国际文学的挑战，国际文学倾向于将西方的经验视为全球趋势，并且具有学术独特性和创造力。此外，尽管近年来亚洲的文化政策研究一直在发展，但亚洲国家热衷于文化政策，建立民族认同和快速经济发展的背景，日本是一个不同的实体。这项研究还研究了应如何在亚洲背景下定位。在2022年，我们讨论了日本文化政策的第一个特征，我们通过研究分析了文化消费者及其行为的形象，这重现了布尔迪厄讨论的``文化资本''的``文化资本''，以及基于教育背景和年收入的班级中几乎没有偏见。为了分析这是为什么，以及这如何影响基于文化的经济结构和政策，除了分析另一个研究项目中进行的大规模问卷调查外，我们还进行了焦点小组访谈。我们听取了目前热衷于观看观众的人们的经验和观点，尽管直到13岁才与文化接触过太多。结果，发现初中和大学时代的朋友的存在以及当时对“情报”的愿望产生了重大影响。在艺术爱好者中，在欧洲旅行中访问博物馆是一种确定的经历。无论如何，如今，由于这种对西方权威和东正教文化的愿望已经消失，因此在国内和国际上培养传统文化的新观众变得越来越困难。