中新世トロピカル・スパイクの微古生物学的検証

中新世热带穗的微观古生物学验证

基本信息

批准号：
06640592
负责人：
斎藤常正
金额：
$ 1.15万
依托单位：
Tohoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-06640592/
关键词：
浮遊性有孔虫東北日本中新世古環境熱帯性気候

项目摘要

本研究は、熱帯性浮遊性有孔虫化石群集が中新世の時代に、日本列島北部へと2度進入した事件を「トロピカル・スパイク事件」と位置づけ、化石群集の東北日本における分布を明らかにすることによって、北西太平洋地域の中新世の古環境変化を包括的に復元することを目指したものである。最初の「トロピカル・スパイク事件」は、16Ma前後に起こり、北海道南部まで亜熱帯の環境が出現したことが分かっており、今回の研究では、2度目の、6Ma前後に出現した事件を勢力的に検討した。この6Ma前後の事件は、太平洋岸では、仙台付近に分布する青麻・七北層のN17帯を示す浮遊性有孔虫群集によって代表され、12属62種によって特徴づけられる。同時代の群集は、脊稜山脈を越えて、山形県新庄盆地の古口層上部に出現し、その北方延長は、秋田県北部米内沢地域の藤琴川層中(7属27種)に認められた。太平洋岸地方における暖流群集の北方延長は、青森県三戸地方の舌崎層まで追跡され、6属23種から構成されている。このように、熱帯性浮遊性有孔虫化石群集の多様度は、仙台付近から北方の緯度にして2°付近の範囲内で、急速に減少し、北海道石狩地方の同時代の厚田層からは、サハリンのOkobykaiskii層に含まれる群集と共通な種を含む冷温型の化石群が産出する。したがって、6Ma前後の事件は、16Ma前後の事件よりも熱帯性群集の北方への進入はより弱く、東日本北部でその勢力が衰微したと結論される。

本研究将中新世时期热带浮游有孔虫化石组合两次入侵日本列岛北部的事件称为“热带尖刺事件”，并厘清日本东北部化石组合的分布，旨在全面重建日本列岛北部的化石组合。西北太平洋地区中新世古环境变化。据了解，第一次“热带峰值事件”发生在16Ma左右，远至北海道南部出现了亚热带环境。在本研究中，我们将集中研究发生在6Ma左右的第二次“热带峰值事件”。 6Ma左右的这一事件在太平洋沿岸以仙台附近Aoma-Nanakita组N17带的浮游有孔虫群落为代表，其特征为12属62种。横跨Spine山脉的山形县新庄盆地的古口组上部出现了同时代的群落，其向北延伸在北部米内泽地区的藤琴川组（7属27种）中被确认秋田县。太平洋沿岸地区暖流群落向北延伸可追溯到青森县三户地区的殿崎组，由6属23种组成。如上所述，热带浮游有孔虫化石组合的多样性在仙台以北约2°的范围内迅速减少，并且从北海道石狩地区的当代热田组开始，这是一个含有组合常见物种的低温化石组合。包含在萨哈林岛的 Okobykaiskii 地层中。因此可以得出结论，在6Ma左右的事件中，热带群落向北入侵的程度比16Ma左右的事件要弱，其对日本东北部的影响也减弱了。