生化学的・遺伝学的父子判定によるニホンザルの繁殖戦略の研究
利用生化和遗传亲子鉴定研究日本猕猴的繁殖策略
基本信息
- 批准号:63480006
- 负责人:
- 金额:$ 1.98万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
- 财政年份:1988
- 资助国家:日本
- 起止时间:1988 至 无数据
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
本研究ではこれまで多型を示す遺伝マーカーが少ないために判別が不可能であったニホンザルの父子関係をミニサテライトDNAの多型により判定し、これによって今まで不明だった群れの父系図を明らかにすることを目的としている。霊長類研究所放飼場の若桜グループ約60頭のニホンザルのうち、1975ー1988年に生まれて生存中の48頭を対象とした。これまでに42頭の父親を判定した結果、(1)4才以上のオス11頭のうち上位オトナオス3頭の間では順位が子供の数に反映されない、(2)オスは出自家系内のメスとの間には子どもをつくっておらず、インセスト回避の傾向が存在する一方で、父娘間や異母兄弟間でのインセストは避けられていない、(3)メスは複数のオスとの間に子どもをつくっており、永年にわたる固定した配偶関係は見られない、(4)オスは5才半の交尾期から子どもを残している、等の事実がわかった。また1987年10月から1988年2月までの交尾期に全個体の交尾行動を終日観察した。この行動記録と1988年春に生まれた子どもの父子判定からは、(5)年齢の近い個体と交尾する傾向がある、(6)オトナメスでは受精後の交尾回数は減るが、ワカメスは受精後も活発な交尾をする、(7)交尾回数や射精率は順位、年齢に影響されるが子どもの数とは相関しない、(8)とくにワカメスにおいては「交尾行動からの予想される父親すなわち交尾回数の多いオス」と「判定された実際の父親」は違っている、という結果が得られ、オス、メスとも年齢、順位によって異なった繁殖戦略をとっており、それが効果をあげて上位オスの妨害により交尾回数が少ないワカオスでも子どもを残していることが示唆された。今後、この方法を放飼場と違いオスの移出入のある野生群にも応用し、オスの生涯繁殖史の解明や、雌雄の社会行動の意味付けに役立てたい。なおこれらの成果は88年度霊長類学会、行動学会において公表し、他の動物群の研究者間にも大きな関心を呼び起こしている。
在这项研究中,我们利用小卫星DNA多态性确定了日本猕猴的亲子关系,而这在以前由于缺乏显示多态性的遗传标记而无法确定,这揭示了以前未知的群体父系树。是。灵长类研究所围场内的若狭群约有 60 只日本猕猴,其中 48 只出生于 1975 年至 1988 年期间,目前仍存活。目前已确定42只动物的父亲,(1)在11只4岁以上的雄性中,成年雄性中前3名的排名不反映在后代数量上;(2)雄性是一只雄性。原生家庭女性,未与伴侣生育子女,有避免乱伦的倾向。然而,父女和同父异母的兄弟姐妹之间的乱伦是不可避免的;(3)雌性与多个雄性生孩子,并且没有观察到长期固定的交配关系;(4)发现雄性在交配后离开幼崽;他们五岁半的时候。此外,在1987年10月至1988年2月的交配季节全天观察了所有个体的交配行为。这一行为记录和1988年春季出生的孩子的亲子鉴定表明,(5)有与年龄相仿的个体交配的倾向,(6)成年雌性受精后交配次数较少,但海藻即使在受精后仍活跃。 (7) 交配次数和射精率受等级和年龄影响,但与后代数量无关; (8) 尤其是海藻,结果表明,“基于交配行为的预期父亲,即交配次数较多的雄性”和“确定的实际父亲”是不同的,这表明雄性和雌性根据不同的情况有不同的生殖策略。有人认为,这是有效的,即使是由于上等雄性的干扰而很少交配的若尾雄性也能留下后代。未来,我们希望将这种方法应用于野生种群,雄性来来去去,与自由放养不同,并用它来阐明雄性一生的繁殖史,并为雄性和雌性的社会行为提供意义。这些结果在1988年的灵长类动物学和行为学会上公布,并引起了其他动物群体研究人员的极大兴趣。
项目成果
期刊论文数量(9)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
Y.Sugiyama;et al.: Behavioral ecology and Sociobiology. (1989)
Y.Sugiyama;等人:行为生态学和社会生物学。
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M.Inoue;A.Takenaka;S.Tanaka;R.Kominami;O.Takenaka: Nature. (1989)
M.Inoue;A.Takenaka;S.Tanaka;R.Kominami;O.Takenaka:自然。
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嶋田 誠
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