コールバーグ道徳心理学に基づく対社会コミュニケーションに関する基礎的研究

基于科尔伯格道德心理学的社会传播基础研究

基本信息

批准号：
18656144
负责人：
谷口綾子
金额：
$ 2.24万
依托单位：
University of Tsukuba
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2006
资助国家：
日本
起止时间：
2006 至 2008
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では都市空間における行動に関わる道徳意識の発達を目的とした対社会コミュニケーヨン手法を検討することを目的とし、国内外の道徳授業カリキュラムの事例を踏まえつつ,道徳意識の発達についての基礎理論であるコールバーグの認知発達過程理論を用いて、都市交通問題をテーマとした道徳意識発達に資するコミュニケーション・プログラムを検討するものである。最終年度である平成20年度は、これまで実施した国内複数地域における都市交通問題をテーマとした道徳性発達のための授業の横断的な効果分析を行い、カリキュラムの評価を行うとともに、保護者への影響について分析を行った。具体的には、(1)神奈川県秦野市教育委員会、秦野市立広畑小、西小、渋沢小の教諭と協働での授業構築(2)東京都荒川区環境課、荒川区立第三中学校、汐入小学校の教諭と協働での授業構築(3)埼玉県騎西中学校における授業実践(4)茨城県立竹園高校、その他6校を対象とした交通モラルジレンマ授業実践を行った。これら授業前後における児童・生徒の態度・行動変容効果を計測するとともに、分析を行い、効果の高いプログラムの特性を把握することができた。また、児童を介した保護者の態度・行動変容を計測し、カリキュラムの波及効果の存在を検証した。本研究の成果として、モラルジレンマ授業によるコミュニケーションが、児童生徒のみならず、保護者の道徳意識を含む態度行動変容に効果があったことが示された。

本研究的目的是探讨旨在发展与城市空间行为相关的道德意识的社会传播方法，并基于国内外道德课程的实例，我们将利用科尔伯格的理论来发展道德意识的基本理论。在认知发展过程中，我们将以城市交通问题为主题，研究有助于道德意识发展的沟通计划。 2008 财年，即最后一年，我们将对日本多个地区以城市交通问题为主题的道德发展课程的有效性进行横断面分析，评估课程并向家长提供反馈。的影响具体来说，(1) 课程是与神奈川县秦野市教育委员会以及秦野市广畑小学、西小学和涉泽小学的教师合作构建的。(2) 东京荒川区环境科、荒川区立第三中学、潮入小学。与学校老师合作开发课程 (3) 在埼玉县吉西中学进行实践课 (4) 在茨城县立竹园高中等 6 所学校进行交通道德困境实践课。我们能够衡量和分析这些课程前后儿童态度和行为改变的效果，并了解高效计划的特点。我们还通过孩子测量了家长态度和行为的变化，验证了课程连锁反应的存在。这项研究的结果表明，通过道德困境课堂进行沟通不仅可以有效改变学生的态度和行为，包括道德意识，也可以有效改变家长的态度和行为。