熱帯半乾燥地に生育する樹木作物の特続的水利用に関する基礎的研究

热带半干旱地区木本作物特殊水分利用基础研究

• 批准号: 12760177
• 负责人: 樋口 浩和
• 金额: $ 1.41万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 2000
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2000 至 2001
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-12760177/
• 关键词: 熱帯; 乾燥地; 水利用; 樹木作物; 果樹; 土壌水分; 蒸散; 環境

タイ東北部の乾季における裸地圃場の土壌表面から失われる水分量を定量し、必要な水分が毛管上昇によるものかどうか検証した。ライシメータ法による測定では、裸地から0.1〜0.3mm/日の水分が失われたことが分かった。一方、ボーエン比法では0.2〜0.5mm/日で推移した。TDR法では乾季の57日間平均で裸地圃場からの蒸発散は0.104mm/day、シートを埋設すると0.065mm/dayとなった。シートは地下40cmに埋設したが、埋設したシートの上の土層(0〜40cm)から失われた水分量は0.04mm/dayにすぎなかった。東北タイの砂質土壌では毛管上昇による水分の移動は少なく、表土からの蒸発散も極めて少ないことが分かった。乾季中は降雨はほとんどないが、植生がない場合には土壌水分の損失は少ないことが明らかとなった。これに対し、樹木などの植生は乾季でも相当な蒸散をおこなっていることがわかった。マンゴーは乾季でも6mm/dayもの蒸散をおこなっており、この値は雨季における晴れ間のトウモロコシの可能蒸発散量とほぼ一致した。実験に今日した樹冠の直径が6m程度で7年生の樹木では、樹木1本あたりにすると150l/dayにも上る。マンゴーは雨季でもこれと同じ程度蒸散していることが分かった。このことは、乾季でも土壌不覚には潤沢な水分があることを示している。と同時に、マンゴーは土壌深層に深く根をはり、その水分を大気中に汲み上げることで、大気中の湿度環境の緩和や土壌水分の保持に貢献していると考えられる。植生の減退は砂漠化を加速するが、樹木からのこのような盛んな蒸散は高温の上昇流を生じ、降水量の維持など環境緩和に寄与できると考えてよいだろう。

我们量化了泰国东北部旱季期间裸田土壤表面的失水量，并验证了所需的水是否是由于毛细管上升造成的。使用蒸渗仪方法进行的测量表明，裸露土壤每天损失 0.1 至 0.3 毫米的水分。另一方面，根据鲍文比法，该速率保持在0.2至0.5毫米/天。利用TDR方法，旱季57天的平均蒸散量，裸地为0.104毫米/天，埋地时为0.065毫米/天。板材埋在地下40cm处，但埋好的板材上方土层（0-40cm）的失水量仅为0.04mm/天。研究发现，在泰国东北部的沙质土壤中，由于毛细管上升，水分运动很少，表土的蒸散量也极低。尽管旱季降雨量很少，但研究发现，在没有植被的情况下，土壤水分流失很小。相比之下，人们发现，即使在旱季，树木等植被也会进行大量的蒸腾作用。即使在旱季，芒果的蒸散量也高达6毫米/天，几乎与雨季晴天玉米可能的蒸散量相同。我们今天测试的这棵树龄7年、树冠直径约6m的树，每棵树的用量可达150升/天。研究发现，即使在雨季，芒果的蒸腾程度也相同。这表明即使在旱季土壤中也有充足的水分。同时，芒果被认为深深扎根于土壤中，将其水分输送到大气中，有助于缓解大气湿度并保持土壤湿度。虽然植被的减少加速了荒漠化，但可以肯定的是，树木的这种活跃的蒸腾作用会造成高温的上升，并有助于缓解环境问题，例如通过维持降雨量。

项目成果

渡邊恆太, 樋口浩和, チャイラット=ノイチャナ, 縄田栄治, ルンサック=カタワティン, 桜谷哲夫: "熱帯半乾燥地における持続的水利用に関する研究 第二報 乾季畑の地表からどれだけ水が失われるか"日本熱帯農業学会誌. 45別[2]. 47-48 (2001)

Kyota Watanabe、Hirokazu Higuchi、Chailat-Noichana、Eiji Nawada、Lungsak-Katawatin、Tetsuo Sakuradani：“热带半干旱地区可持续用水研究，第 2 部分：旱季田地表面流失了多少水？”日本热带农业学会杂志。45 [2]。47-48（2001）

渡邊恆太, 樋口浩和, チャイラット=ノイチャナ, 縄田栄治, ルンサック=カタワティン, 桜谷哲夫: "熱帯半乾燥地における乾季の畑地の毛管上昇"日本農業気象学会近畿支部大会 要旨. (2001)

Kenta Watanabe、Hirokazu Higuchi、Chailat Nouchana、Eiji Nawada、Lungsak Katawatin、Tetsuo Sakuradani：“热带半干旱地区旱季田地的毛细管上升”日本农业气象学会近畿分会会议摘要（2001 年）。

樋口浩和, 渡邊恆太, チャイラット=ノイチャナ, 縄田栄治, ルンサック=カタワティン, 桜谷哲夫: "熱帯半乾燥地における持続的水利用に関する研究 第一報 マンゴーは乾季にどれだけ水を使うか"日本熱帯農業学会誌. 45別[2]. 45-46 (2001)

Hirokazu Higuchi、Kyota Watanabe、Chailat-Noichana、Eiji Nawada、Lungsak-Katawatin、Tetsuo Sakuradani：“热带半干旱地区可持续用水研究 - 第一份报告：日本热带地区芒果使用多少水？”日本农业学会杂志45 [2] 45-46 (2001)。