新規な生体関連蛍光性化学センサーの開発

新型生物相关荧光化学传感器的开发

基本信息

批准号：
11740405
负责人：
川上淳
金额：
$ 1.34万
依托单位：
Hirosaki University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至 2000
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度は、種々の金属イオンや内分泌撹乱物質(環境ホルモン)をターゲットとし、新規蛍光性化学センサーの合成とその有用性についての検討を行った。1.ポリエーテル鎖の両末端に、ナフタレン環を、エステル又は、アミド結合でつないだところ、エステルの系では、カルシウム、バリウムイオンに対して大きな蛍光変化(ナフタレン由来の発光の減少とエキシマー蛍光の増大)が観測されるのに対し、アミド結合でつないだ系では、カルシウム、バリウムイオンに対しても蛍光変化が見られるものの、マグネシウムイオンに対しても、大きな蛍光変化を示すことがわかった。また、スペーサーの長さや種類を変えることにより、金属イオンの選択性に対して、ある程度調整可能であることがわかった。2.アミドの系では、ナフタレン環1個の系でも、マグネシウム、カルシウムイオンによる蛍光変化を示すことがわかった。これは、エステル系では見られない現象である。理論計算から、アミドの系では、カルボニル酸素とナフタレン環のπ電子により金属イオンを捕足できることがわかり、大きな蛍光変化は、LMCTによるものではないかという結論に達した。3.液体膜輸送実験において3つのピリジン環をもつピリジンポダンドが、完璧な銀イオン選択性を示すという論文に基づき、このピリジンポダンドに2つのナフタレン環を導入したものを合成し、現在、銀イオンの蛍光センサーとしての有用性について検討しているところである。4.内分泌撹乱物質に一つと考えられているフタル酸エステル類をターゲットに研究を行った。その結果、エステル交換反応により、2つの発色団をフタル酸エステル類に導入できれば、エキシマー発光により、フタル酸エステル類を認識できるといことがわかった。環境問題は、世界的な問題であり、内分泌撹乱物質のセンシングは、今後更に必要となってくるものと考えられ、重要な研究課題と言える。

今年，我们针对各种金属离子和内分泌干扰物质（环境激素），以检查新的荧光化学传感器的合成及其实用性。 1。当酯环通过酯或酰胺键在酯系统中连接到聚金链链的两端时，钙和钡离子的荧光变化很大（从萘和Exicmar荧光荧光衍生而来的光发射减少。而增加。观察到，通过酰胺键连接的系统表明，钙和钡离子的荧光变化，但也显示出镁离子的荧光发生了重大变化。另外，发现通过更改垫片的长度和类型，可以在一定程度上调整金属离子的选择。 2。在酰胺系统中，发现甚至一个萘环系统也会显示出由于镁和钙离子而引起的荧光变化。这是酯中未发现的现象。理论计算表明，在酰胺系统中，金属离子可以由羰基氧和萘环的π电子捕获，并且主要的荧光变化是由LMCT引起的。 3。基于液体膜传输实验中三个吡啶环的纸张，显示了完美的银离子选择，该吡啶podando引入了两个萘环，现在是银离子荧光荧光。。 4。我们进行了邻苯二甲酸酯的靶标，邻苯二甲酸酯被认为是内分泌干扰物质之一。结果，发现如果可以通过酯 - 交换反应将两个有色基团引入邻苯二甲酸酯，则发射光发射可以识别邻苯二甲酸酯。环境问题是全球问题，在将来认为内分泌干扰物质的感知被认为是必要的，这可以说是一个重要的研究主题。