現代リベラリズム論における政治的アイデンティティー観の変容と「少数派の権利」:ロールズ以降のアメリカを手がかりとして
当代自由主义理论中政治身份观与“少数人权利”的转变——以罗尔斯之后的美国为线索
基本信息
- 批准号:11720049
- 负责人:
- 金额:$ 1.34万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
- 财政年份:1999
- 资助国家:日本
- 起止时间:1999 至 2000
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
1本研究の目的は、ロールズ以降の「正義論・リベラリズム論争」の展開に関し、その鍵概念としての、「少数派としての文化を維持していく権利(minority cultural rights)」を手がかりとして、多面的・総合的な考察を加えることにある。2そのためまず、本年度は、90年代初頭以降、今日まで続く、「少数派の権利」論に対する多様な諸批判のうち、ロールズらリベラル第一世代、完全自由主義、共同体論という主要な3類型に関し、それら各々に対するリベラル第二世代からの再反論とも対応させつつ、議論の再構成・批判的検討を行った。その結果、前年度に行った、論争の80年代末までの経緯に関する分析と合わせ、論争の全体像を一応完成させることが出来た。またその過程で、「少数派の権利」論に対する理論的正当化・非正当化の根拠は従来想定されていたよりも遥かに多様であり、かかる理論的多様性は、各論者の具体的な政策論的立場にも少なからぬ差異と多様性をもたらしているという、新たな知見を得た。3更に、本年度は、「リベラリズム論争」の諸成果の、日本社会への適用可能性を解明するため、今日の日本におけるリベラリズム研究の現状を、体系的に整理するとともに、そこにおける議論の構造の特質を、既に本研究の過程で見い出された、アメリカ・ヨーロッパにおけるそれと比較し、リベラリズム論争の諸成果のうち日本にも普遍化可能な部分を析出する作業を行った。その結果、本研究では、日本リベラルの少数派擁護論の中には、西洋リベラルの新しい「少数派の権利」概念により親近的な議論と、西洋リベラルのより古典的な普遍的人権概念により適合的な諸要求が混在し、両者の自覚的な区別や関連づけが不可欠であるとの新たな知見を得た。
1 本研究的目的是以“少数群体文化权利”这个关键概念为线索,考察罗尔斯以来“正义/自由主义争论”的发展,目的是添加多方面、全面的考虑。 2因此,今年我们首先关注对自20世纪90年代初期延续至今的“少数群体权利”理论的三种主要批评:罗尔斯等第一代自由主义者、彻底自由主义和共同体理论。我重构并批判性地审视了这些论点,同时也回应了第二代自由主义者对每个论点的反驳。由此,结合前一年对直至80年代末的争议历史的分析,我们得以对这场争议有了一个完整的认识。此外,在这个过程中,为“少数人权利”理论辩护或非法化的理论基础比以前假设的要多样化得多,这种理论多样性反映了每个倡导者的具体政策我获得的新知识,其中存在相当大的差异。以及理论立场的多样性。 3 此外,今年,为了阐明“自由主义辩论”的结果对日本社会的适用性,我们将系统地整理当今日本自由主义研究的现状,并讨论那里的讨论的特点。与美国和欧洲的结构进行了研究,这些结构在本研究过程中已经被发现,并致力于确定自由主义辩论的部分结果可以推广到日本。结果,本研究发现,一些日本自由主义者捍卫少数群体的论点更符合西方自由主义者“少数群体权利”的新概念,而另一些则更符合西方自由主义者更经典的普遍人权概念。新认识表明,各种需求并存,有意识地区分和联系两者至关重要。
项目成果
期刊论文数量(2)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
Fumio Iida: "Changing Notions of Political Liberties in Postwar Japan"Hosei University London Seminar Occasional Paper. Vol17. 55-66 (2000)
饭田文雄:“战后日本政治自由观念的变化”法政大学伦敦研讨会临时论文。
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