水法研究-水循環型社会における水利用のあり方を中心として-

水法研究——关注循环型社会中的水应该如何利用——

• 批准号: 11720030
• 负责人: 宮崎 淳
• 金额: $ 1.22万
• 依托单位: Soka University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1999
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1999 至 2000
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-11720030/
• 关键词: 水法; 水循環型社会; 水利制度; 水利用; 地下水; 地表水; 土地所有権; 水利秩序; 水道法; 給水義務; 給水拒否

水循環型社会における水利用のあり方を考察するためには、地表水と地下水を一体的に捉えた水利用のルールについて考究する必要がある。そこで、水利制度が発展しているアメリカ水法を取り上げ、本年度は地下水の利用ルールについて検討した。地下水の利用ルールを考察するにあたり最も重要な問題は、土地所有権と地下水との関係をどう捉えるかである。アメリカの地下水の利用ルールについて、土地所有権と地下水との関係の度合いから観察すると、絶対的所有権のルール、合理的利用のルール、相関権のルール、そして専用主義の順に、両者の関係性が希薄になっていることが理解できる。なかでも、地下水の上にある土地のすべての所有者は、その地下水の水盆について公平な共有を主張しうる相関権を有していると解する相関権のルールは、地表水に関する沿岸権のルールを地下水に関する利用ルールにも適用する点において特徴的である。同ルールによれば、沿岸地の所有者はその沿岸地と隣接する水流または湖沼等の水体を利用する権利を有し、また地下水の上にない土地の所有者は、専用主義の類推によって地下水についての権利を取得することができる。したがって、相関権のルールは、地下水の上にある土地の所有者の水利用という側面からは沿岸権のルールとの近似性が見受けられる一方で、地下水の上にない土地の所有者の水利用という観点からは専用主義との類似性が見出されるのである。同ルールのもとでは、土地が地下水の上に存在するか否かによって適用されるルールが異なっており、土地と地下水との関係性の有無が規定的意味をもつ。このように土地所有権との関係性を維持しながらも水の有効利用を実現する方途を探求する相関権のルールは、コモン・ローの考え方(沿岸権主義)と専用主義の中間にある準則として位置付けられるとともに、地表水と地下水の利用ルールの統合化を目指したものとして評価することができよう。

为了考虑水流通社会中用水的性质，有必要考虑以一种方式捕获地表水和地下水的用水规则。因此，我们讨论了《灌溉系统正在开发的美国水法》，今年我们讨论了使用地下水的规则。考虑使用地下水规则时，最重要的问题是如何查看土地所有权与地下水之间的关系。当我们根据土地所有权与地下水之间的关系程度观察美国的地下水使用规则时，我们可以看到两者之间的关系在绝对所有权，合理使用，相关权利和专用原则方面较弱。除其他事项外，将地下水上方土地所有者解释为具有与地下水盆地公平份额的相关权的权利，其相关性规则是与众不同的，因为它应用了关于地表水的沿海权利规则。根据规则，沿海土地的所有者有权使用水体，例如沿海土地附近的水流或湖泊，而不高于地下水的土地所有者可以通过专门的原则的类比获得地下水的权利。因此，尽管相关权利规则在地下水上方的土地上的用水方式与沿海权利规则相似，但他们在地下水上方的土地上不在地下水上方的土地上发现与沿海权利规则的相似之处。根据此规则，所应用的规则取决于土地是否存在地下水上方，并且土地与地下水之间存在关系的含义明确。通过这种方式，可以将相关权利规则探讨在与土地所有权保持关系的同时，可以将其定位为规则，该规则位于普通法的思想（沿海权威）和专用原则之间，并可以评估以整合使用地表水和地下水的规则。

项目成果

宮崎 淳: "給水契約の締結拒否についての正当性-水道法15条1項にいう「正当の理由」の意義-"創価法学. 29巻1・2号. 117-153 (1999)

宫崎润：“拒绝签订供水合同的合法性——供水法第15条第1款中“正当理由”的意义——”创价法第29卷第1号和第2号。117-153 (1999)

宮崎淳: "アメリカ水法における地下水の利用ルール"創価法学. 30巻2・3号. 141-170 (2001)

Jun Miyazaki：“美国水法中的地下水使用规则”Soka Law，第 30 卷，第 2 号和第 3 号。141-170 (2001)