20世紀における「音色旋律」の音楽思想史的研究-トポスとしての「色」と「線」-

20世纪“音色旋律”音乐思想的历史考察——“色彩”与“线条”作为主题——

基本信息

  • 批准号:
    11710018
  • 负责人:
  • 金额:
    $ 1.22万
  • 依托单位:
  • 依托单位国家:
    日本
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
  • 财政年份:
    1999
  • 资助国家:
    日本
  • 起止时间:
    1999 至 2000
  • 项目状态:
    已结题

项目摘要

2年めにあたる今年度は、まずウェーベルンやヴァレーズの「音色旋律」の構想が、同時代の他の諸芸術における「線的なもの」志向といかに関連しているかが調査された。世紀転換期におけるゲーテ・ルネサンスの影響下にある当時の共感覚志向及び蟄術の純粋化によって、音楽的なものの摂取につとめ抽象絵画の道を開拓した(「線的なもの」を重視した)カンディンスキーの構想における「線」概念は、音楽美学史上Energetikerとされるエルンスト・クルトの影響が非常に色濃く表れていることを検証した。特に、線は動く点の軌跡、つまり点の所産であり、線は運動から生まれるとするカンディンスキーの理念には、点描主義の祖とされるヴェーベルンへの共通点が見いだされた。また、ヴァレーズの音楽における、時間的な連続性に依拠するだけでなく空間的な連続性のもつ運動のエネルギー的緊張感の重視は、彼が「未来派」との関係を否定してはいても、やはり、ボッチョーニの「立体的なダイナミズム」との類縁性を浮かび上がらせていることからも、「音色旋律」的発想は、旋律のもつ従来の拍節的構造による時間支配から、音色というパラメータの導入によって空間的支配への拡張をはかったものであることが明らかになった。さらに、昨秋の美学会第51回全国大会(於京都市立芸術大学)において「トポスとしての「線」と「旋律」〜Energetikerの旋律論をめぐって〜」と題して研究発表を行ない、クルトが1917年に世に問い、多大な影響を与えた「線的対位法」という概念と、やはりEnergetikerの一人と目されるハインリヒ・シェンカーの『対位法』における「線」的概念について、Energetikに通底する「緊張」という基本的概念から再照射することによって、時代のトポスとしての「線」および「旋律」概念とEnergetik的理論形成の相関関係を考察し、心理学的共通基盤が両者に通底していることを明らかにできた。
今年的第二年,我们首先研究了韦伯恩和瓦雷兹的“调性旋律”概念与其他当代艺术的“线性”取向有何关系。世纪之交,在歌德文艺复兴的影响下,他寻求联觉,净化了自己的电子烟艺术,并努力吸收音乐的东西,开创了抽象绘画的道路(强调“线性的东西”)经证实,康定斯基观念中的“线”概念深受被认为是音乐美学史上的能量提炼者恩斯特·库尔特的影响。特别是康定斯基的“线是运动点的轨迹,即点的产物,线由运动而生”的观点,被发现与点画派创始人韦伯恩有相似之处。此外,瓦雷兹的音乐强调运动的能量张力,不仅基于时间连续性,而且基于空间连续性,这表明他再次否认与未来主义的“三维动态主义”。 ”,“音色旋律”的想法旨在通过引入音色参数,将旋律基于格律结构的传统时间支配扩展到空间支配。此外,去年秋天在第 51 届全国美学学会(京都市立艺术大学)会议上,他发表了题为“作为主题的‘线条’和‘旋律’——论能量提克的旋律理论”的研究报告,并于 1917 年对世界产生巨大影响的“线性对位”概念,以及被认为是能量者之一的哈,通过从Energetik的“张力”这一基本概念出发,重新审视Inrich Schenker的《Counterpoint》中的“线条”概念,我们将讨论作为时代主题的“线条”和“旋律”概念以及Energetik的考虑到理论形成之间的相关性,我们能够揭示两者背后存在一个共同的心理基础。

项目成果

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