木造車道橋の静的および動的挙動特性に関する実験的研究

木行车道桥静动力特性试验研究

基本信息

批准号：
09760164
负责人：
佐々木貴信
金额：
$ 1.34万
依托单位：
Akita Prefectural College of Agriculture
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1997
资助国家：
日本
起止时间：
1997 至 1998
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では、「木橋の静的および動的挙動特性」に主眼をおき、これまで皆無に近かった、たわみ特性、振動特性等に関する諸データを収集することを目的とし、ダンプトラックを用いての車両走行試験を、既存のまたは今後架設される他の木橋について実施することを計画した。9年度までに、長野県内の木橋2橋について、20tfのダンプトラック2台を使用して、車両走行試験を行い静的および動的挙動特性に関する各種のデータを得た。10年度にはこれらの実験データや、既に報告されている木橋の振動特性に関するデータをもとに、木橋の動的特性について鋼橋やコンクリート橋との比較を行った。その結果、近代の木橋は道路橋として十分な剛性や強度を有していることが明らかになった。減衰定数に関しては鋼橋やコンクリート橋に比べて若干大きな値を示しており、木橋が高い減衰性能を有していることが確認された。衝撃係数に関しては、木橋の設計衝撃係数0.25を下回るような結果が得られた木橋もあった。鋼橋やコンクリート橋では、橋長によって衝撃係数が決定されるが、木橋の場合には一律に0.25とされている。これに対し、カナダやヨーロッパの木橋の基準では、橋長によって設計衝撃係数が決定されている。一般に、橋長が長くなると、衝撃係数は小さくなるため、長スパンの木橋の場合には、現行の設計では過剰な安全率を有する結果になってしまう。近年、ますます長スパンかする傾向にある近代木橋に対応した設計衝撃係数の提案というものはなされておらず、また、本研究においても基準案を提案するまでには至っていない。したがって、今後さらに多くの実測データを蓄積する必要がある。10年度中に秋田県内に完成する、現在架設中の木橋についても本研究と同種の車両走行試験を行う計画である。

这项研究的重点是“木桥的静态和动态行为特征”，并旨在收集几乎完全无法使用的挠度特征，振动特征等的数据，并计划使用自卸车在现有或其他木制桥梁上进行自卸车进行驾驶测试，以便将来在未来建造。到1999年，使用两辆20tf自卸车测试了长野县中的两个木桥，以获取有关静态和动态行为特征的各种数据。在2010财年，我们根据这些实验数据比较了木桥和混凝土桥的动态特性，以及已经报道的有关木桥振动特征的数据。结果，据揭示了现代木桥作为道路桥具有足够的刚性和力量。阻尼常数比钢桥和混凝土桥的阻尼常数略大，并且可以证实木桥的阻尼性能很高。关于冲击系数，一些木桥已经取得了木桥设计影响系数为0.25的结果。对于钢桥和混凝土桥，冲击系数由桥梁长度确定，但在木桥的情况下，撞击系数均匀地设置为0.25。相比之下，设计影响系数由桥梁长度根据加拿大和欧洲的木桥标准确定。通常，随着桥梁的长度变长，冲击系数变小，在长期跨木桥的情况下，当前的设计导致过度安全因子。近年来，尚未提出与现代Gibashi相对应的设计影响系数的建议，后者往往更长，并且在这项研究中，没有提出提议标准的建议。因此，将来有必要积累更多实际数据。该计划是针对目前正在建造的木桥进行的研究类型的车辆驾驶测试，该研究将于2010年在Akita县完成。