太平洋の中規模擾乱に起因する日本南岸の沿岸域の海況変動に関する研究

太平洋中尺度扰动引起的日本南部沿海地区海况变化研究

• 批准号: 09740364
• 负责人: 市川 香
• 金额: $ 1.28万
• 依托单位: Kyushu University (1998)Ehime University (1997)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1997
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1997 至 1998
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-09740364/
• 关键词: 中規模渦; 黒潮流軸変動; 黒潮流量変動; 海面高度計; トカラ海峡; ASUKA測線; 豊後水道; CEDF解析; CEOF解析

本研究は、日本南岸の沿岸域の海況に大きな影響を及ぼす黒潮の流量や流軸位置の変動のうち、特に外洋域の中規模渦によって生じるものを対象としている。昨年度は人工衛星海面高度計のデータとトカラ海峡における潮位計記録を使い、トカラ海峡の流量変動が、台湾の東方で中規模渦が黒潮に接近・合体して移流される一連の現象と強い相関を持つことを示し、これらの現象は日本南方海域の海面高度のCEOF解析第2モードとして記述されることを調べた。今年度はトカラ海峡の下流域にあたる足摺岬沖の黒潮観測線(ASUKA測線)での黒潮流量のデータを加えて解析したところ、トカラ海峡で見られた流量の変動が足摺沖でもおよそ1〜2ケ月の遅れでほぼ観測された。より定量的に議論するためにこれらの変動をCEOFの各モードで分解すると、予想通り第2モードが50%以上の寄与率を占めており、前述した一連の現象が台湾東方から四国沖に達する長い距離にわたって影響を持つことがわかった。ただしASUKA測線ではトカラ海峡よりも第2モードの寄与率が小さく、中規模渦と黒潮の九州東方での局所的な作用を示す第4や第6モードなどの寄与率が相対的に上昇していた。一方、豊後水道の表面水温の変動をCEOF解析のモードで分解した場合、年周期である第1モードが卓越するが、他に第2モードと第6モードにも有意な寄与率が見られた。これより豊後水道の変動は、台湾東方の遠方からの変動と、すぐ近傍の九州東方での変動の両方の影響を受けていることがわかった。なお、トカラ海峡での黒潮流軸の変動は、高次モードである第8モードの寄与率が卓越していた。このモードは日本南方海域全体としては寄与率が低いが、東シナ海〜トカラ海峡の局所的海域では支配的なモードで、不安定などによる黒潮流軸の蛇行を示していると考えられる。なお、このモードは豊後水道の水温変化とは直接的な関係はなかった。

这项研究的重点是黑发电流的流速和轴心位置的变化，这对日本南部沿海地区的海洋状况产生了重大影响，尤其是那些是由开阔海洋中型涡流引起的。 Last year, using data from satellite sea level altimeters and tide gauge records in the Tokara Strait, we investigated that fluctuations in the Tokara Strait have a strong correlation with a series of phenomena in which medium-sized eddies approach and merge with the Kuroshio Current in the east of Taiwan, and that these phenomena are described as the second mode of CEOF analysis of sea level altitude in the southern seas of Japan.今年，分析了今年黑苏里州斗篷（Ashizuri Cape）的黑带观察线（Asuka测量线）的数据，分析了Ashizuri Cape（即Tokara Strait的下游区域），并且几乎观察到了Ashizuri，在Tokara Strait中看到的流量波动的波动几乎被观察到了Ashizuri，并延迟了一个延迟了一个月，延迟了大约一个月，延迟了一个月。为了进行更定量的讨论，我们发现，当我们在每种CEOF的每种模式下分解这些变化时，第二种模式的贡献超过50％，并且一系列现象会影响从台湾东部到海上Shikoku的长距离。但是，第二模式的贡献率小于明日香线上的tokara海峡的贡献率，第四和第六模式的贡献率相对增加。另一方面，当Bungo供水的地表水温中的波动在CEOF分析模式下分解时，第一种模式（即年度周期）是鲜明的，但是第二和第六模式也有显着的贡献率。这表明Bungo水路的波动受到台湾东部遥远的波动的影响，以及附近Kyushu东部的波动。此外，在Tokara海峡，黑鲁希轴电流轴波动的贡献率在第8个模式下是出色的，这是一种高阶模式。尽管这种模式对日本的整个南部水域的贡献率很低，但它是从东中国到托卡拉海峡的当地水域中的主要模式，被认为表明由于不稳定和其他因素而导致的黑素轴当前轴弯曲。此外，这种模式与Bungo Waterworks水温变化没有直接关系。

项目成果

Kaoru Ichikawa: "Variation of the Kuroshio in the Tokara Strait Induced by Interaction with Meso-scale Eddies" EOS.Transactions,American Geophysical Union. Vol.79,No.24. W18 (1998)

Kaoru Ichikawa：“与中尺度涡流相互作用引起的吐噶喇海峡黑潮变化”EOS.Transactions，美国地球物理联盟。

市川 香: "海面高度計から見た東北沖の暖水塊の動き" 月刊 海洋. 号外13. 64-69 (1998)

Kaoru Ichikawa：“从海平面高度计观察到的东北海岸暖水团的运动”月刊特刊 13. 64-69 (1998)。