地域再生との統合による地域気候政策の加速事例の要因分析

通过与区域振兴结合加速区域气候政策实例的因素分析

• 批准号: 18H00557
• 负责人: 久保田 学
• 金额: $ 0.33万
• 依托单位: 公益財団法人北海道環境財団
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-18H00557/
• 关键词: 気候エネルギー政策; 住民参加; 運輸連合

本研究は, 地域再生と統合された気候エネルギー対策が活発なオーストリアの中小規模自治体を対象に, その成立・促進要因を解明する目的で事例調査を実施したものである。具体的には, 既往研究が少ない南東部のシュタイヤーマルク州, ケルンテン州を中心に, 同国のエネルギー自治体認証制度「e5」等に参加し, ローカルアジェンダ21などを活用したボトムアップの地域づくりに取り組む中小規模自治体, 及びそれらを支援する州レベルの推進組織・関係機関等を2018年8～9月にかけて訪問し, ヒアリング調査を行った。その結果, 気候対策の住民利益としての認識, 政治的リーダーシップ, 手厚い住民参加プロセス, 気候エネルギー対策専門支援組織の存在, 連邦・州レベルの段階的な支援政策等を共通要素として抽出することができた。これらは, 過去の同国他州における事例研究とも概ね一致しており, 同国の地域気候政策を支える共通の社会基盤であると考えられるが, 新たに州レベルの住民参加専門支援組織の活動や, 条件不利地における長期にわたる内発的な対話プロセス, 効用等を確認することができた。また, 同国の気候政策の主要課題であり, 地域主導の対策が困難な交通分野に関し, 地域交通維持のメカニズムを把握する目的でケルンテン州運輸連合の事例調査を実施した。そこからは, 連邦・州・自治体間の政策協働と役割分担, 青少年育成等他分野との政策連携, 交通政策と市場経済をつなぐ中間システムとしての機能等, 交通分野においても地域・社会課題の同時解決に向けた統合的なガバナンスの存在を確認できた。これらの知見は, 比較的低調な我が国の中小規模自治体の気候政策を動機づけていくうえで有用であり, 今後, 法に基づく地球温暖化防止活動推進センターへの地域政策支援機能の実装等を検討していく予定である。

在本研究中，我们针对气候和能源措施与区域振兴相结合的奥地利中小城市开展了案例研究，旨在阐明其建立和推广背后的因素。具体来说，我们将参与该国的能源市政认证体系“e5”，重点关注现有研究很少的东南部施蒂里亚州和卡林西亚州，并利用《地方21世纪议程》和其他举措开展自下而上的区域发展2018年8月至9月，我们走访了中小地方政府以及为其提供支持的国家级推动机构和相关机构，并进行了采访。因此，我们能够提取共同要素，例如承认气候措施有利于居民、政治领导、公民参与的彻底过程、气候和能源措施的专门支持组织的存在以及联邦的逐步支持政策。和州级。这些与该国其他州过去的案例研究基本一致，被认为是支持该国区域气候政策的共同社会基础设施，我们能够确认弱势地区的长期内生对话进程和效益。 。此外，运输部门是该国气候政策的一个主要问题，且很难采取区域主导的措施，因此对卡林西亚运输联盟进行了案例研究，旨在了解维持区域运输的机制。在此基础上，交通领域的地方和社会问题也将得到解决，例如联邦、州和地方政府之间的政策合作和角色分担，与青年发展等其他领域的政策合作，以及作为连接各州和地区的中间系统的功能。我们能够确认旨在同时解决问题的综合治理的存在。这些发现将有助于激励气候政策相对薄弱的日本中小地方政府，并鼓励全球变暖预防活动促进中心依法履行地方政策支持职能。计划考虑这一点。

项目成果

オーストリアの中小自治体における気候政策と地域課題の同時解決について

同时解决奥地利中小城市的气候政策和区域问题

• 发表时间: 2018
• 作者: 相川勝;沼田昂大;西岡賢祐;武居周;久保田 学;久保田 学
• 通讯作者: 久保田 学

地域開発と気候政策の相互貢献の可能性-オーストリア・フォーアールベルク州の事例から-

区域发展与气候政策之间相互贡献的可能性 - 以奥地利福拉尔贝格州为例 -

• 发表时间: 2018
• 期刊: 人間と環境
• 作者: 相川勝;沼田昂大;西岡賢祐;武居周;久保田 学
• 通讯作者: 久保田 学