放射線治療の副作用として生じる味覚障害に関する薬理学的研究

放射治疗副作用引起的味觉障碍的药理学研究

• 批准号: 17H00552
• 负责人: 山下 登
• 金额: $ 0.32万
• 依托单位: Ehime University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
• 财政年份: 2017
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2017 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-17H00552/
• 关键词: 味覚障害; 放射線治療; バルプロ酸ナトリウム

【背景】放射線治療による味覚障害の発症機序として、放射線照射によって口腔内の味蕾細胞が破壊されることで感覚性障害が生じると考えられている。さらに、放射線治療による味覚障害に対して、味蕾細胞の新陳代謝に必要不可欠な亜鉛を補充することで症状の改善が見られたと報告されている。一方、これら報告の多くが、味覚障害に対する治療効果のエビデンスが乏しい。我々は、これまでに放射線誘発口腔粘膜炎モデル(ハムスター)に対するバルプロ酸ナトリウムの有用性について検討し、口腔粘膜炎症状の改善効果を明らかにしている。そこで本研究では、バルプロ酸ナトリウムの味蕾細胞に対する治療効果を期待し、放射線誘発味覚障害モデルを用いた検討を行うこととした。【経過】味覚障害モデルの作製 : 7週齢のICR系雄性マウスの頭顎部へ放射線の局所照射を行った。照射線量は0・5・10・15Gyの4群とし、照射後に苦味成分である塩酸キニーネを含む蒸留水(0.3mM)と通常の蒸留水との飲水量を経時的に比較し、味覚障害の発現有無について検討した。また、甘味成分であるスクロースを含む蒸留水(0.1M)においても同様に、0・15Gyの2群で比較検討した。【結果】4群全てで塩酸キニーネを含む蒸留水と比較して通常の蒸留水を多く飲水していることがわかった。一方、スクロースを含む蒸留水では、0Gyにおいてスクロースを多く飲水していたが、15Gyにおいては蒸留水と比較して飲水量に差はみられなかった。【考察】放射線照射に伴う味覚障害は、五味(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味)で差が生じる可能性が示唆された。バルプロ酸ナトリウムの治療効果についての検討は、味覚障害モデルを用いて現在進行中である。

[背景]作为放射治疗引起的味觉障碍的一种机制，人们认为当口腔中的味蕾细胞被辐射破坏时，就会发生感觉障碍。此外，据报道，在响应放射治疗引起的味道障碍时，补充锌可以改善症状，这对于味蕾细胞的代谢至关重要。另一方面，其中许多报告缺乏针对味觉疾病的治疗功效的证据。我们已经研究了丙戊酸钠在辐射诱导的口服粘膜炎模型（仓鼠）中的有用性，并揭示了改善口腔粘膜炎症状的作用。因此，在这项研究中，我们决定使用辐射诱导的味觉障碍模型进行研究，希望丙戊酸钠对味蕾细胞具有治疗作用。 [进展]味觉障碍模型的产生：局部辐射被照射到7周大的雄性ICR小鼠的头部和下巴。辐照剂量为0、5、10和15 Gy，在辐照后，含有氢氯化奎宁的蒸馏水（0.3毫米）消耗的水量，苦味成分和正常的蒸馏水随着时间的流逝，以确定是否发生味觉障碍。另外，与两组0和15GY相似，含有甜成分蔗糖的蒸馏水（0.1m）相似。 [结果]发现所有四组都比含有盐酸奎宁的蒸馏水更为正常的蒸馏水。另一方面，含蔗糖的蒸馏水在0 Gy时喝了很多蔗糖，但是在15 Gy时，与蒸馏水相比，消耗的水量没有差异。 [讨论]有人提出，与辐射相关的味道障碍可能会因五种口味（甜，咸，酸，苦和鲜味）而有所不同。丙戊酸钠的治疗功效目前正在使用味觉障碍模型。