高等教育分野におけるEUとEHEAの協働の実態に関する実証研究

欧盟与EHEA高等教育领域合作现状实证研究

• 批准号: 22K13349
• 负责人: 小畑 理香
• 金额: $ 1.41万
• 依托单位: Osaka University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-22K13349/
• 关键词: 高等教育; ヨーロッパ統合; EU研究; ボローニャ・プロセス; 高等教育政策

本研究は、EUと欧州高等教育圏（EHEA）双方が関わる中で実現した学生モビリティに関するベンチマークの策定過程を実証的に考察することにより、並存する2つの協力枠組みの関係性を「協働」という概念で捉え直し、それがヨーロッパ・レベルにおける政策協調の進展にもたらすポジティブな働きを明らかにしようとするものである。今年度前半は、海外での最新の研究動向についてまとめつつ、日本で入手可能なEUおよびEHEAの政策文書を用いた分析を行い、前述のベンチマーク策定過程の各段階においてEUとEHEAそれぞれが果たした役割を明らかにした。その上で、3月にヨーロッパでの現地調査を実施し、ヨーロッパの高等教育政策に関する調査研究・政策提言の経験をもつ専門家へのインタビューや現地の大学の研究者との意見交換・学術交流を行った。これらにより、ベンチマーク策定過程のうち政策文書からは不明な点について情報を得られると同時に、進めつつある考察に対する貴重な意見がもたらされた。これらから、今年度の研究成果としては、ベンチマーク策定過程の中でもとりわけ初期の合意形成段階ではEHEAが中心的役割を果たすが、技術的議論が中心となり専門知識や統計データを必要とする段階からは主として欧州委員会を中心とするEUの役割が大きくなるという、2つの枠組みの間での役割分担を前提とした協働の実態を明らかにすることができた。その成果については、「高等教育分野におけるEUと欧州高等教育圏（EHEA） の協働ー学生モビリティのためのベンチマークの事例から 」として、11月に日本EU学会第43回研究大会で行った口頭発表、および2023年度公表予定の論文の一部となっている。

本研究实证检验了通过欧盟和欧洲高等教育区（EHEA）的参与而实现的制定学生流动基准的过程，从而阐明了两个共存合作框架之间的关系。本文试图重新考虑这一概念。并阐明其对欧洲层面政策协调发展的积极影响。今年上半年，我们总结了国外的最新研究动态，分析了日本现有的欧盟和EHEA政策文件，并考察了欧盟和EHEA在上述基准制定过程中各阶段所发挥的作用。已得到澄清。基于此，我们于3月份在欧洲进行了实地调查，采访了有欧洲高等教育政策相关研究和政策建议经验的专家，并与当地大学的研究人员进行了意见交流和学术交流。这些提供了有关政策文件中不清楚的基准制定过程方面的信息，同时为正在进行的考虑提供了宝贵的意见。基于这些发现，今年的研究结果表明，EHEA在基准制定过程中发挥着核心作用，特别是在最初建立共识的阶段，但从技术讨论成为焦点并需要专业知识和统计数据的阶段开始。双方能够根据两个框架之间的角色分工明确合作的现实，欧盟的角色主要集中在欧盟委员会上。该结果于 11 月在日本欧盟学会第 43 届会议上以“欧盟与欧洲高等教育区 (EHEA) 在高等教育领域的合作 - 案例研究”为题的口头报告中提出。学生流动性基准测试。”这是计划于 2023 年发表的演示文稿和论文的一部分。

项目成果

高等教育分野におけるEUと欧州高等教育圏（EHEA） の協働ー学生モビリティのためのベンチマークの事例から

欧盟与欧洲高等教育区（EHEA）在高等教育领域的合作——学生流动基准案例研究

• 发表时间: 2022
• 作者: 斉藤尚;小畑理香
• 通讯作者: 小畑理香