インクルーシブなアンサンブルによる音楽科の資質・能力育成への教育カリキュラム開発

通过包容性合奏开发音乐系资格和能力的教育课程开发

• 批准号: 21K13575
• 负责人: 大野内 愛
• 金额: $ 2.08万
• 依托单位: Hiroshima University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K13575/
• 关键词: インクルーシブ; アンサンブル; 音楽教育; イタリア; インクルーシブ授業; 中学校音楽科教科書; 音楽科の資質・能力

令和４年度は，インクルーシブな音楽教育を実施している団体や学校の実態を把握することを目的とし，研究を進めた。具体的には，①インクルーシブなアンサンブルを実践しているインクルーシブ・オーケストラ「シンフォニー」という団体を視察，調査，②完全なインクルーシブ教育を実践しているイタリアの中学校を視察，調査した。①我が国においてインクルーシブな音楽アンサンブルを実践している団体はほとんど存在していない。その中で唯一とも言えるインクルーシブ・オーケストラ「シンフォニー」（愛知県一宮市）を視察し，オーケストラの各楽器のレッスンや合奏の様子はもちろんのこと，練習会場に来る様子や，終わってからの指導者たちとの関わり，本番前の緊張感のある雰囲気などを捉えることができた。特に練習の様子と，指導者へのインタビューをテキスト化し，ユニバーサルデザインの視点，「差異」の認知の視点，参加可能なモディフィケーションについての視点から，指導者と学習者の関わりを分析した。そこから音楽科授業でのインクルーシブなアンサンブルの可能性について考察を行なった。②イタリアでは「完全な」インクルーシブ教育が実践されていると言われており，障害の有無に関わらずほとんどの子どもが通常学級に在籍している。その中で，特に多くの障害を持つ学習者が在籍しているミラノのヴィヴァイオ中学校を視察した。ヴィヴァイオ中学校は，音楽コースの形をとっており，通常の科目の授業に加え，生徒が希望した１つの楽器について，個別のレッスンを受けることになっている。また，その楽器を使った多様なアンサンブルを授業の中で行なっている。この中学校において，音楽に関わる授業の視察，及び，生徒と教師へのアンケートを行なった。

2020财年，我们进行了研究，旨在了解实施包容性音乐教育的组织和学校的实际情况。具体来说，我们（1）走访和调查了一个名为“交响乐团”的组织，这是一个实践包容性合奏的包容性管弦乐团；（2）走访和调查了一所实践全纳教育的意大利初中。 ①日本几乎没有实行包容性乐团的组织。我们参观了据说是其中唯一的包容性乐团的交响乐团（爱知县一宫市），不仅观看了乐团中每种乐器的教学和合奏表演，还观看了他们如何来到练习场我能够捕捉到与学生的互动以及表演前的紧张气氛。特别是，我们将练习环节和对教师的访谈记录成文本，从通用设计、承认“差异”和参与式修改的角度分析教师和学习者之间的关系。从那时起，我们考虑了音乐课中包容性合奏的可能性。 ②据说，意大利实行的是“完全”的全纳教育，大多数孩子无论是否有残疾，都进入正规班级就读。其中，他参观了米兰Vivaio初中，该校招收了许多残疾学生。 Vivaio 初中设有音乐课程，除了常规学科课程外，学生还可以选择一种乐器进行单独课程。此外，课堂上还会进行使用这些乐器的各种合奏。在这所初中，我们观摩了音乐相关课程，并对学生和老师进行了问卷调查。

项目成果

音楽科におけるインクルーシブ授業の可能性に関する研究 －インクルーシブ・オーケストラ「シンフォニー」の実践をとおして－

音乐系包容性课堂的可能性研究——通过包容性乐团“交响乐”的实践——

• 发表时间: 2023
• 期刊: 音楽文化教育学研究紀要
• 作者: 鯨岡峻;大倉得史;頼小紅;勝浦眞仁;塚田みちる;山本知香;山本展明;近藤真帆;町田奈緒士;黒田生子;渡部千世子;近藤（有田）恵;大野内愛
• 通讯作者: 大野内愛

インクルーシブ授業の視点でみるイタリアの中学校音楽科教科書－fantasia e musica（2017）の内容を中心に－

包容性课堂视角下的意大利初中音乐教材——聚焦《幻想与音乐》内容（2017）——

• 发表时间: 2022
• 期刊: 音楽文化教育学研究紀要
• 作者: 鯨岡峻;大倉得史;頼小紅;勝浦眞仁;塚田みちる;山本知香;山本展明;近藤真帆;町田奈緒士;黒田生子;渡部千世子;近藤（有田）恵;大野内愛;大野内愛
• 通讯作者: 大野内愛