近代フィンランド国民形成過程の概念史的検討

现代芬兰国家形成过程的概念历史考察

• 批准号: 22KJ2924
• 负责人: 吉田 眞生子
• 金额: $ 0.96万
• 依托单位: Waseda University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2023
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2023-03-08 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-22KJ2924/
• 关键词: フィンランド; フィンランド大公国; ロシア帝国; 国民形成; ナショナリズム

今年度は、19世紀フィンランドにおける代表的な国民的アイデンティティの構築者として位置付けられてきたサカリアス・トペーリウス（Zacharias Topelius, 1818-1898）に注目し、彼の歴史叙述における「フィンランドのフォルク」概念について検討してきた。研究途上で自治時代（1809-1917）の知識人による「フィンランド国民」概念形成は、ロシア帝国におけるフィンランド大公国の地位の擁護の論理との関係の中で検討する必要があると考え、後者に関わる史料や先行研究の調査にも時間を割いた。得られた成果については、まず、6月21日のロシア史研究会2022年度第1回例会で「サカリアス・トペーリウスの「フィンランド国民」概念：1860 年代の議論から」という題で報告し、ロシア帝国の境界地域であったフィンランド大公国の事例について、ロシア史の研究者と共に有意義な議論を行った。続いて、8月1日に発行された『現代思想』8月号（第50巻第10号）に「研究手帖 十九世紀フィンランドにおける国民形成」を掲載した。10月1日には、2022年度早稲田大学史学会大会西洋史部会で「ロシア皇帝とフィンランド住民の「契約」：ボルゴー議会の契約説の誕生と受容」という題の研究報告を行った。ここでは、イギリス史、中・東欧史などの専門家と意見交換することができた。年度末には、次年度に行うことが既に決定しているバルト=スカンディナヴィア研究会例会での研究報告の準備と次年度投稿予定の論文執筆を進めた。

今年，我们将重点关注被定位为19世纪芬兰民族认同的代表性建筑师的扎卡里亚斯·托佩柳斯（Zacharias Topelius，1818-1898），并审视我所做的历史叙事中的“芬兰民间”概念。它。在研究中，笔者认为，自治时代（1809-1917）知识分子对“芬兰民族”概念的形成，需要与捍卫芬兰大公国在芬兰的地位的逻辑联系起来考察。俄罗斯帝国，我关心的是后者。他也花了时间研究历史资料和前人的研究。所获得的结果首次在 6 月 21 日俄罗斯历史研究学会 2022 年第一次例会上报告，标题为“Sakarias Topelius”的“芬兰民族”概念：来自 1860 年代的讨论。与俄罗斯历史研究人员讨论两国边境地区芬兰大公国的案例。随后，《研究笔记：十九世纪芬兰的国家形成》刊登在8月1日出版的《现代紫苏》（第50卷第10期）8月号上。 10月1日，我在2022年早稻田大学历史学会会议西方史分部做了题为《俄罗斯皇帝与芬兰人民之间的‘契约’：博尔戈议会契约论的诞生与接受》的研究报告。在这里，我与英国历史、中东欧历史等方面的专家进行了交流。财政年度结束时，我们为已经决定明年举行的波罗的海-斯堪的纳维亚研究小组例会准备了一份研究报告，并写了一份明年提交的论文。

项目成果

サカリアス・トペーリウスの「フィンランド国民」概念：1860 年代の議論から

萨卡里亚斯·托佩柳斯的“芬兰民族”概念：来自 1860 年代的争论

• 发表时间: 2022
• 作者: Masafumi Endo;Genya Ishigami;西田知司，尾上弘晃;小俵将之;吉田眞生子;吉田眞生子
• 通讯作者: 吉田眞生子

ロシア皇帝とフィンランド住民の「契約」：ボルゴー議会の契約説の誕生と受容

俄罗斯皇帝与芬兰居民之间的“契约”：博尔戈议会契约理论的诞生和接受

• 发表时间: 2022
• 作者: Masafumi Endo;Genya Ishigami;西田知司，尾上弘晃;小俵将之;吉田眞生子;吉田眞生子;吉田眞生子
• 通讯作者: 吉田眞生子

1840年代フィンランド知識人における「国民国家」形成：サカリアス・トペーリウスの歴史叙述を事例として

1840年代芬兰知识分子“民族国家”的形成：以萨卡里亚斯·托佩柳斯的历史叙事为个案

• 发表时间: 2023
• 作者: Masafumi Endo;Genya Ishigami;西田知司，尾上弘晃;小俵将之;吉田眞生子
• 通讯作者: 吉田眞生子