仲裁判断の既判力理論の比較法的研究

仲裁裁决既判力理论的比较法学研究

• 批准号: 18K12685
• 负责人: 宮下 摩維子
• 金额: $ 1.75万
• 依托单位: Surugadai University (2019-2022)Tokyo Metropolitan University (2018)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-18K12685/
• 关键词: 仲裁; イングランド・ウェールズ法; 国家裁判所への上訴; 1996年仲裁法; 既判力; イングランド; イングランド・ウェールズ; 1996年仲裁法69条; 仲裁判断の既判力; 法律問題に関する上訴; ADR

本研究は、①イングランド・ウェールズにおける1996年仲裁法69条の定める「法律問題に関する上訴制度」が、仲裁判断の既判力にどのような影響を与えているかを明らかにし、英国の議論を踏まえたうえで、②日本の仲裁法において仲裁判断の既判力をどう理解すべきか、理論的に解明することを目的とする。グローバル社会において、日本も渉外紛争を抱える紛争当事者が増加することが予想される。そのなかで、より安価で、よりフレキシブルな紛争解決を期待できるADRが担う役割は大きくなっていくであろうし、仲裁制度はこうした裁判外の紛争解決手続きの第一の選択肢であることは明らかである。両法域における仲裁判断の既判力の相違点を詳らかにすることで、日本の仲裁法の既判力の性質を解明すし、以て当制度の安定性、信頼性を増強し、その活用の促進に寄与することを目指す。以上の目的を達成するため、今年度は以下の研究を行った。①現行の1996年仲裁法96条の定める「法律問題に関する上訴制度」の歴史的変遷を追い、現行法の規定について詳細な検討を行った。研究論文「仲裁判断における実体法の適用と国家裁判所への上訴制度 : 1996年英国仲裁法69条について」（駿河台法学36(1),111-180頁）を執筆した。仲裁判断の既判力に与える影響についての考察を行った。②①論文を受けて、現行法がどのように法の適用を受けているかにつき、Cottoner Anstalt v.PatriotSpinnig Mills事件(2013年)を素材として検討を行った。

本研究旨在（1）阐明英格兰和威尔士《1996 年仲裁法》第 69 条规定的“法律问题上诉制度”如何影响仲裁裁决的既判力，并基于英国的讨论，（2 ）目的是从理论上阐明日本仲裁法中应如何理解仲裁裁决的既判力。在国际社会中，预计日本的涉外纠纷当事人数量也会有所增加。在此背景下，ADR有望提供更廉价、更灵活的争议解决方式，将发挥越来越重要的作用，而仲裁制度显然是此类非司法争议解决程序的首选。通过澄清两个法域仲裁裁决既判力的差异，阐明日本仲裁法既判力的性质，从而提高该制度的稳定性和可靠性，并有助于促进其运用。为此。为了实现上述目标，今年我们开展了以下研究。 （一）追踪1996年现行仲裁法第96条规定的“法律问题上诉制度”的历史变迁，对现行法律的规定进行了详细研究。撰写研究论文“仲裁裁决中实体法的适用以及向国家法院上诉的制度：《1996 年英国仲裁法》第 69 条”（Surugadai Law 36(1)，第 111-180 页）。我们考虑了仲裁裁决对既判力的影响。 ②① 针对该论文，我们以 Cotoner Anstalt 诉 Patriot Spinnig Mills 案（2013 年）为素材，探讨了现行法律的适用情况。

项目成果

日本における仲裁判断取消審において国内民事訴訟手続の規律ではなく、国際的に通用する解釈を適用すべきとした事例（判批）

在日本审理撤销仲裁裁决时应适用国际通行解释而非国内民事诉讼程序规则的案件（批评）

• 发表时间: 2020
• 作者: 宮下摩維子

仲裁判断における実体法の適用と国家裁判所への上訴制度 : 1996年英国仲裁法69条について

仲裁裁决和向国家法院上诉制度中实体法的适用：《1996 年英国仲裁法》第 69 条

• 发表时间: 2022
• 作者: 宮下摩維子

日本における仲裁判断取消審において国内民事訴訟手続の規律ではなく、国際的に通用する解釈を適用すべきとした事例（判批）

在日本审理撤销仲裁裁决时应适用国际通行解释而非国内民事诉讼程序规则的案件（批评）

• 发表时间: 2020
• 作者: 宮下摩維子