多文化社会の構造と主観的格差の関係についての実証研究

多元文化社会结构与主观差异关系的实证研究

• 批准号: 18K18589
• 负责人: 横溝 環
• 金额: $ 3.66万
• 依托单位: Ibaraki University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018-06-29 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-18K18589/
• 关键词: 主観的格差感; PAC分析; 関係流動性; 承認; 包摂; 多様な学びの場; 主観的格差; 準拠集団; 定住外国人; ひとり親（母子家庭）; 自由; 機会の平等; 個／多様性の尊重; サードプレイス; オンライン日本語教室; 多文化社会; 責任帰属; 格差; 主観的; 多文化共生; 重層的; 流動的

本研究は、多文化共生の対象を国籍や民族に限定せず、個人の感じる主観的格差を多面的・流動的・重層的に解釈していくことで、多文化共生社会に対する新しい指針を示していくことを目的とする。今年度の実績は以下の通りである。１．著書（共著）：1本当該著書は、外国人児童生徒を取り巻く学びの場の現状と課題について、ブラジル人学校、外国人受け入れ重点高校、夜間中学をフィールドとした調査を基に論じた。(1)制度、家族、文化・思想が子どもの関係流動性（学校・進路の選択の自由）を阻む力として働いていること、(2)メインストリームでの機会（選択肢）をより多く獲得できる可能性のある公教育と、周縁ではあるが承認/包摂を得やすい私教育にはジレンマが生じており、日本社会では前者が偏重される傾向が強いこと、(3)外国人支援制度の整備はもとより、多文化共生社会の一員であるという当事者意識を市民が育んでいく必要があることを指摘した。２．口頭発表：1本日本人の成人4名を調査協力者としPAC分析を行い、筆者がこれまで示してきた主観的格差感の構造モデルの整合性を確認するとともに、社会改革の抑制要因と促進要因について検討した。社会変革の抑制要因として、マジョリティに有利なルールが前提となるメインストリームで勝負をしている限り現状のシステムから抜け出せないこと、自らの経験を肯定すべく形成された無意識の規範が挙げられる。一方、促進要因として、システム変革動機、他者志性の高さ、マジョリティとマイノリティの協働が浮かび上がってきた。

这项研究通过以多方面、流动性和多层次的方式解释个人感受到的主观差异，为多元文化社会提供了新的指导方针，而不将多元文化共存的主题局限于国籍或种族，目的是向前迈进。今年的结果如下。 1.书籍（合着）： 1 本书根据对巴西学校、接受外国人的高中和夜间初中进行的实地调查，讨论了围绕外国儿童的学习空间的现状和问题。 （1）制度、家庭、文化、意识形态成为阻碍儿童关系流动（选择学校和职业道路的自由）的力量；（2）儿童能够在主流教育和边缘化中获得更多的机会（选择）；认可/包容他指出，私立教育很容易获得，但日本社会有一种强烈的倾向，即国民需要培养这一点。 2.口头报告： 1 我们以四名日本成年人为研究参与者，进行了 PAC 分析，以确认作者迄今为止提出的主观差异结构模型的一致性，并检验抑制和促进社会改革的因素。经过考虑的。阻碍社会变革的因素包括，只要在主流中竞争，就无法摆脱当前的体系，在主流中，有利于大多数人的规则被假定，并且形成了无意识的规范来肯定自己的经验。另一方面，制度变革的动机、对他人的高度同情心以及多数人和少数人之间的合作成为推动这一趋势的因素。

项目成果

定住外国人の語りから捉える主観的格差感の構成要素：関係流動性格差と承認／包摂格差

从常住外国人的叙述看主观差异感的构成：关系流动差异和认可/包容差异

• 发表时间: 2021
• 作者: 角康之;山下直美;井村直恵;奥野茜;横溝環;三橋立・徳川城治・三橋平;三橋立・徳川城治・三橋平;横溝環;井村直恵;三橋立・徳川城治・三橋平;三橋立・徳川城治・三橋平;横溝環;井村直恵・中岡伊織・陳韻如;三橋立・徳川城治・三橋平;横溝環;陳韻如・井村直恵・中岡伊織;横溝環
• 通讯作者: 横溝環

ひとり親の子どもが感じる主観的格差の構造：PAC分析を用いて

单亲子女感受到的主观差异的结构：使用 PAC 分析

• 发表时间: 2019
• 期刊: 人文コミュニケーション学論集
• 作者: 角康之;山下直美;井村直恵;奥野茜;横溝環;三橋立・徳川城治・三橋平;三橋立・徳川城治・三橋平;横溝環;井村直恵;三橋立・徳川城治・三橋平;三橋立・徳川城治・三橋平;横溝環
• 通讯作者: 横溝環

主観的格差感の構成要素に関する探索的研究：関係流動性格差および承認 / 包摂格差

主观差异感构成要素的探索性研究：关系流动性差异与认可/包容性差异

• 发表时间: 2021
• 期刊: 多文化関係学
• 作者: 角康之;山下直美;井村直恵;奥野茜;横溝環
• 通讯作者: 横溝環

外国人生徒の学びの場（第1章 外国人集住地域における多様な学びの場の現状と課題 pp.12-28)

外国学生的学习场所（第一章外国人居住地区各种学习场所的现状及问题第12-28页）

• 发表时间: 2023
• 作者: 角康之;山下直美;井村直恵;奥野茜;横溝環;三橋立・徳川城治・三橋平;三橋立・徳川城治・三橋平;横溝環;井村直恵;三橋立・徳川城治・三橋平;三橋立・徳川城治・三橋平;横溝環;井村直恵・中岡伊織・陳韻如;三橋立・徳川城治・三橋平;横溝環;陳韻如・井村直恵・中岡伊織;横溝環;三橋立・徳川城治・三橋平;横溝環;井村直恵;横溝環;井村直恵・Ken RIOPELLE;横溝環;横溝環;井村直恵;佐々木一隆・田巻松雄（編）横溝環・立花有希・石川朝子・鄭安君・スエヨシアナ・小波津ホセ・佐々木優香・加藤佳代・中村真・駒井洋
• 通讯作者: 佐々木一隆・田巻松雄（編）横溝環・立花有希・石川朝子・鄭安君・スエヨシアナ・小波津ホセ・佐々木優香・加藤佳代・中村真・駒井洋

ひとり親の子どもはどのように格差を感じているのかー主観的格差に関する一考察ー：PAC分析を用いて（ポスター発表）

单亲父母的孩子如何感受差异？一项关于主观差异的研究：使用 PAC 分析（海报展示）

• 发表时间: 2019
• 作者: 角康之;山下直美;井村直恵;奥野茜;横溝環;三橋立・徳川城治・三橋平;三橋立・徳川城治・三橋平;横溝環;井村直恵;三橋立・徳川城治・三橋平;三橋立・徳川城治・三橋平;横溝環;井村直恵・中岡伊織・陳韻如;三橋立・徳川城治・三橋平;横溝環;陳韻如・井村直恵・中岡伊織;横溝環;三橋立・徳川城治・三橋平;横溝環;井村直恵;横溝環;井村直恵・Ken RIOPELLE;横溝環
• 通讯作者: 横溝環