企業不祥事に関する組織的徳に基づいた評価枠組みの提案

关于企业丑闻的基于组织美德的评估框架的提议

基本信息

批准号：
19K12944
负责人：
杉本俊介
金额：
$ 1.75万
依托单位：
Keio University (2021-2022)Osaka University of Economics (2019-2020)
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

今年度は昨年度不十分だった組織の徳の解明を行なった。ただし当初の計画では「組織的徳」と呼んでいたが、わかりやすさから「組織の徳」と呼ぶことにした。具体的には、日本の上場企業の経営理念に示される徳をテキストマイニングによって調査した。テキストマイニングのツールとしてKH Coderを用い、経営理念の頻出語から徳を抽出し、その出現頻度を調べた（また徳がどのような文脈で強調されるかを共起ネットワーク等によって示した）。抽出された徳は、貢献心、信頼性、感謝、挑戦、公正、健全さや透明性などである。このうち、信頼性が組織の徳であることは前年度の「組織の徳倫理学 --- 組織不祥事を評価する枠組みの提案 ---」で指摘したが、今回の研究ではさらに、健全さや透明性が組織の徳であることを、前年度に提案した組織の徳の定義（その組織をとりまくステークホルダーの開花繁栄を構成する性格特性）に照らして示した。また、貢献心や感謝が徳であるかは一見明らかではないが、それが徳であることを1.開花繁栄を構成するか、2.統一性をもつか、という基準を満たすことで明らかにした。さらに、ビジネス倫理学における従来の徳倫理学的アプローチでは、知恵、勇気、節制、正義、チームスピリット、チームワーク、協調性、誠実さなどが徳として具体的に挙げられているが、これらは今回の調査で示した日本のビジネスシーンで徳だと示されているものとは大きく異なることを明らかにした。これはビジネス倫理学における従来の徳倫理学的アプローチがビジネスの現場を調査せずアームチェアから行われ、ビジネスの徳とはこういうものだと決めつけてきた可能性を示唆するものである。以上の成果は、日本経営倫理学会誌に「経営理念に表れる日本企業の徳 --- テキストマイニングを用いて ---」として投稿し、査読を経て掲載された。

今年，我们明确了去年组织美德不足的情况。不过，在原来的计划中，它被称为“组织美德”，但为了便于理解，我们决定将其称为“组织美德”。具体来说，我们使用文本挖掘来调查日本上市公司的管理理念中所表达的美德。使用 KH Coder 作为文本挖掘工具，我们从管理哲学中频繁出现的单词中提取美德，并检查它们出现的频率（我们还使用共现网络来显示在哪些上下文中强调美德）。提取的美德包括贡献精神、可靠精神、感恩精神、挑战精神、公平精神、健全精神和透明精神。其中，我们在前一年的《组织美德伦理——组织丑闻评估框架的提议——》中指出，可靠性是组织的美德，但在本次研究中，我们进一步强调可靠性是组织的美德。根据去年提出的组织美德的定义（构成组织周围利益相关者蓬勃发展的性格特征），我们证明了透明度是一种组织美德。此外，虽然乍一看并不清楚贡献精神还是感恩精神是否是一种美德，但只要满足以下标准，就可以清楚地看出它是一种美德：1.它构成开花和繁荣，2.它具有团结性。做过。此外，在商业伦理中的传统美德伦理观中，智慧、勇气、节制、正义、团队精神、团队合作、合作、诚实等都被明确列为美德。与调查中显示的差异很大。这表明商业道德中的传统美德伦理方法可能是在没有调查商业场所的情况下在纸上进行的，并确定了这就是商业美德。上述结果以“日本企业的美德在其管理哲学中表达——使用文本挖掘——”的形式提交给日本商业伦理学会杂志，并经过同行评审后发表。