ホウ素中性子捕捉療法を用いた類上皮肉腫に対する新規治療方法の開発

使用硼中子俘获疗法开发上皮样肉瘤新治疗方法

• 批准号: 19K09599
• 负责人: 藤本 卓也
• 金额: $ 2.75万
• 依托单位: Kobe University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K09599/
• 关键词: 類上皮肉腫; ホウ素中性子捕捉療法; BPA; 担がん動物モデル; VA-ES-BJ細胞株; BNCT; L型アミノ酸トランスポーター１; HS-ES-1細胞株; 近位型; 細胞株; ホウ素製剤; LAT1; CD98; 新規治療

類上皮肉腫は、1000万人あたり2-3人に発症する極めて稀な悪性軟部腫瘍である。主に四肢発生の”遠位型”と体幹部発生の”近位型”に分類される。一般的な抗がん剤および放射線治療は効果なく手術が治療の基本となる。特に体幹部発生では、切除困難により治療に難渋する場合が多く、類上皮肉腫に対して常に新たな治療法の開発が求められている。ここで、近年、腫瘍細胞に選択的にホウ素製剤（BPA)を取り込ませ、熱中性子線照射により腫瘍細胞内のみに生じた核分裂反応により腫瘍を選択的に死滅させるホウ素中性子捕捉療法（BNCT）の研究が進んでいる。特に、再発した悪性の頭頚部腫瘍については、保険診療下でのBNCTによる治療が認可され、他の悪性腫瘍についてもその適応の拡大が期待されている。そこで、類上皮肉腫に対するBNCTの適応を目指して、新たにヒト由来の類上皮肉腫細胞株VA-ES-BJを用いた担がん動物モデルを作成し類上皮肉腫に対するBNCTの効果を検討したところ、組織検査にてBNCTの腫瘍細胞選択的な壊死が確認された。動物実験段階とはいえ、このBNCTによる抗腫瘍効果は、例えば、体幹部などの手術による切除が困難な部位に発生した類上皮肉腫でも、完全な抗腫瘍効果を目指したBNCTが可能になるだけでは無く、部分的な奏功により腫瘍を縮小させることで、照射部位の正常組織にはほぼ障害を与えないというBNCTの特徴から、BNCT治療後に切除を行うという類上皮肉腫に対する新たな局所の治療方法を提示する結果となった。また、近年、類上皮肉腫については、タゼメトスタットという新たな分子標的製剤も開発され、化学療法による全身治療が可能となりつつある。つまり、従来の治療方法では治療困難な類上皮肉腫に対し、BNCT、手術、化学療法を用いた今後の新たな治療方法の可能性が示唆される。現在、本成果の論文での報告について検討中である。

上皮样肉瘤是一种极其罕见的恶性软组织肿瘤，每1000万人中有2-3人发生。主要分为四肢发育的“远端型”和躯干发育的“近端型”。常规抗癌药物和放射治疗无效，手术是基本治疗方法。特别是发生在躯干的肉瘤，由于切除困难，治疗往往很困难，并且不断需要开发新的上皮样肉瘤治疗方法。近年来，硼中子俘获疗法（BNCT）的研究正在取得进展，该疗法将硼制剂（BPA）选择性地掺入肿瘤细胞中，并通过仅在肿瘤细胞内发生的核裂变反应选择性地杀死肿瘤。特别是，BNCT治疗已在复发性恶性头颈部肿瘤的保险中获得批准，其应用预计将扩大到包括其他恶性肿瘤。因此，为了将BNCT应用于上皮样肉瘤，我们利用人源性上皮样肉瘤细胞系VA-ES-BJ创建了一种新的荷瘤动物模型，并检查了BNCT对组织学检查证实的上皮样肉瘤选择性坏死的影响。 BNCT 中的肿瘤细胞。虽然目前还处于动物实验阶段，但BNCT的抗肿瘤作用只会让进行BNCT的目的达到完全的抗肿瘤效果成为可能，即使是发生在手术难以切除部位的上皮样肉瘤， BNCT是一种新的局部治疗上皮样肉瘤的方法，在BNCT治疗后进行切除，因为BNCT通过部分反应使肿瘤缩小，并且对照射区域的正常组织几乎没有损伤。是要介绍以下内容。此外，近年来针对上皮样肉瘤开发了一种名为他泽美司他（tazemetostat）的新型分子靶向药物，使全身化疗治疗成为可能。这表明使用BNCT、手术和化疗等新的治疗方法治疗上皮样肉瘤是可能的，而传统的治疗方法很难治疗这种肉瘤。我们目前正在考虑在论文中报告这一结果。

项目成果

肉腫に対する加速器を用いたホウ素中性子捕捉療法（BNCT）の可能性

基于加速器的硼中子捕获疗法（BNCT）治疗肉瘤的可能性

• 发表时间: 2022
• 作者: 藤本 卓也; 鈴木 実; 田中 浩基; 櫻井 良憲; 高田 卓志; 安藤 徹; 藤田 郁夫; 森下 雅之; 河本 旭哉; 秋末 敏宏; 黒田 良祐
• 通讯作者: 黒田 良祐

明細胞肉腫に対するBNCT適応に向けてのトランスレーショナル・リサーチ

BNCT 应​​用于透明细胞肉瘤的转化研究

• 发表时间: 2021
• 作者: 藤本卓也

Development of New Treatment Method for Epithelioid Sarcoma by BNCT

BNCT治疗上皮样肉瘤新方法的开发

• 发表时间: 2022
• 作者: T. Fujimoto; T. Andoh; Y. Sakurai; M. Suzuki
• 通讯作者: M. Suzuki

BNCT for primary synovial sarcoma

BNCT治疗原发性滑膜肉瘤

• DOI: 10.1016/j.apradiso.2020.109407
• 发表时间: 2021
• 影响因子: 1.6
• 作者: Fujimoto T; Suzuki M; Kuratsu S; Morishima M; Sudo T; Nakamatsu Y; Sakurai Y; Takata T; Tamari Y; Tanaka H; Masunaga SI; Kinashi Y; Kondo N; Sakakibara S; Igaki H; Andoh T; Sakamoto S; Kawamoto T; Watanabe T; Hara H; Fukase N; Kawakami Y; Matsumoto T; Aki
• 通讯作者: Aki

類上皮肉腫に対するホウ素中性子捕捉療法(BNCT)を用いた新たな治療方法の開発

开发使用硼中子捕获疗法（BNCT）治疗上皮样肉瘤的新方法

• 发表时间: 2022
• 作者: 藤本 卓也; 安藤 徹; 須藤 保; 佐久間 淑子; 田中 浩基; 櫻井 良憲; 藤田 郁夫; 森下 雅之; 竹森俊幸; 河本 旭哉; 黒田 良祐; 秋末 敏宏; 廣瀬 隆則; 鈴木 実
• 通讯作者: 鈴木 実