畿内周縁部における神社玉殿の調査研究－滋賀県と和歌山県を中心に－

畿内周边的玉野神社研究 - 以滋贺县和和歌山县为中心 -

基本信息

批准号：
19K04819
负责人：
山田岳晴
金额：
$ 1.58万
依托单位：
University of Fukui
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K04819/
关键词：
玉殿神社建築本殿起源発展意匠技法内殿滋賀県和歌山県

项目摘要

今年度（第4年度）も継続して、神体を奉安する神社本殿内に安置された小建築である玉殿と、平面構成や形式を持つ祭祀を行う場である神社本殿とを併せて調査分析するという視点に立って作業を進めた。玉殿に関する建築の実測、建築的特徴の把握などの調査を進めつつ、玉殿や本殿に関する資料の収集と一部の成果発表を行った。広島県東広島市の宮山八幡神社は調査から、全国的に珍しい二間社であることがわかっており、一間社に改造しようとした痕跡がある。史料の調査分析から、この神社には主祭神が2柱並び祀られていたこと、調査した現本殿の分析から玉殿に手を加えた理由などが判明し、現存に至る十五世紀の玉殿と神社や本殿の来歴が密接に結びついていたことが明らかにでき、論文を投稿した。今後、一木造出などの中世玉殿の特徴などの実地調査を継続して進め、分析を深める予定である。昨年度実地調査を行った滋賀県高島市の唐崎神社境外社貴船神社については、建築的特徴など調査結果の分析により、十五世紀後期のものと判断できた。また、庇の連三斗と蟇股の斗を肘木・斗・桁の一木造出、身舎の舟肘木を舟肘木・桁・面戸板の一木造出とするなど進んでおり、盛期の玉殿と共通する特徴を持った、小規模本殿の変遷を示す好例であることが判明した。以上のように、玉殿と神社本殿の関係については、玉殿と神社や本殿の来歴の解明ができた。滋賀県域の中世の神社においては、覆屋内に建つ一間社も多く、小規模本殿と玉殿の関係に注目して分析を進めることができた。また、近畿・中国地域において中世の玉殿に関連する可能性がある神社本殿や寺院厨子についても、状況を一部確認することができた。

本财年（第4年），我们将继续对神社本殿内供奉神灵的小建筑物“玉殿”以及平面结构和形式的祭祀场所“神社本殿”进行调查。我们从分析的角度着手开展工作。在对玉殿相关建筑物进行实测并确定其建筑特征等研究的同时，我们收集了与玉殿和本殿相关的资料，并展示了一些结果。研究表明，广岛县东广岛市的宫山八幡神社是日本罕见的二间神社，并且有试图将其改为一间神社的痕迹。通过对历史资料的研究和分析，发现这座神社并列供奉着两位主神，而对现在的主神社的分析则揭示了玉殿被修改的原因，清楚了神社、神社和神社的历史。正殿紧密相连，我提交了一篇论文。今后，我们计划继续对一木造等中世纪玉髓的特征进行现场调查，并深化分析。去年我们对滋贺县高岛市唐崎神社境内外的贵船神社进行了实地调查，通过分析调查结果，我们可以确定它的历史可以追溯到15世纪后期，包括它的历史。建筑特色。另外，屋檐的连三斗和斗间的斗是由樋、堂、梁组成的单一木结构，主体建筑的船治木是由船比木、梁、梁组成的单一木结构。门多板是小规模主神社演变的一个很好的例子，与神社有共同的特征。如上所述，关于玉殿和本社的关系，我们已经能够阐明玉殿、神社和本社的历史。在滋贺县的中世纪神社中，有很多建在庇护所内的一代神社，我们可以重点分析小型主社与玉殿之间的关系。我们还确认了近畿和中国地区一些神社主要神社和寺庙祖师的地位，这些神社可能与中世纪的玉殿有关。