子育て期の男性における自己と他者の調整

养育男性的自我他人调整

基本信息

批准号：
19K03234
负责人：
平井美佳
金额：
$ 2.66万
依托单位：
Yokohama City University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は，子育て期の男性が家庭での育児家事と仕事との両立の中で，どのような「自己と他者の調整」を行うかについて検討を行うことであった。当初の研究計画をコロナ禍のために変更する必要が生じ，2020年のコロナ禍の最初の年には第1回目の緊急事態宣言時の「ステイホーム」となったことが男性たちの家族や仕事への関わりにどのような影響を与えたかを調査した。その結果，在宅勤務が増えることで，「家族する」程度が増え，夫婦および仕事の調整を行い，これらのことが家庭および仕事の満足度，ひいては生活・人生満足度を高めたことが示唆された。この調査から2年後にあたる本年度は，2020年度の協力者を対象に追跡調査を実施した。およそ半数にあたる約300人の男性たちの協力を得た。そして，データを検討した結果，コロナから2年後における家事育児関与の程度は，全体としてはコロナ前の水準に戻っていた。また，個人差を検討するために，家事育児関与のレベルが変わらない，または，増えている男性とその他の男性とを群に分け，それぞれの群の男性が保持している家族に関わる伝統的な性別役割観について差異があるかを検討したところ，いずれのカテゴリーにおいても統計的に有意な差異は見られなかった。この他に，子育て観の尺度を作成するために，過去のインタビューデータから項目を作成し，大学生を対象に尺度の信頼性と構成概念妥当性について検討を行った。今後，この予備調査によって作成された尺度を用いて，子育て期にある人々を対象に調査を行い，育児休業取得前後で変化があったかについて検討する予定である。

这项研究的目的是探讨男性在育儿期间如何“调整自己和他人”，同时平衡育儿、家务和家庭工作。原本的研究计划因冠状病毒大流行而不得不改变，而在2020年冠状病毒大流行的第一年，这些男子的家人和朋友得知他们在第一次紧急状态期间必须“呆在家里”，我们对此进行了调查。这如何影响他们的工作参与度。结果表明，在家工作的增加导致“家庭生活”程度的增加以及婚姻和工作关系的调整，从而导致家庭和工作满意度以及生活和工作满意度更高。生活满意度。今年，即本次调查两年后，我们针对 2020 年的参与者进行了后续调查。他们得到了大约三百人的配合，大约占了一半。经过对数据的分析，我们发现，新冠病毒爆发两年后，人们对家务和育儿的参与程度总体上已经恢复到了新冠病毒爆发前的水平。此外，为了考察个体差异，我们将家务和育儿参与程度保持不变或有所增加的男性和其他男性分为几组，并在考察时分析了各组男性所持有的传统家庭相关方面。无论性别角色看法是否存在差异，在任何类别中均未发现统计上显着的差异。此外，为了制作育儿观量表，根据过去的访谈数据制作了项目，并与大学生一起检验了该量表的信度和结构效度。今后，我们计划利用本次初步研究制作的量表，对育儿者进行调查，调查育儿休假前后是否有变化。