韓国高等教育における高齢者教育の実証的研究：ダイバーシティ保障の教育モデル構築

韩国高等教育中老年教育的实证研究：构建确保多样性的教育模式

基本信息

批准号：
19K14077
负责人：
金明姫
金额：
$ 1.83万
依托单位：
Soka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-04-01 至 2021-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、高等教育における高齢者教育を、ダイバーシティ（diversity)保障の教育モデルとして構築することを目的とし、韓国の高等教育における高齢者教育について実証的・理論的研究を行った。実証研究では、1975年から高齢者を対象に「社会指導者教育課程」を運営している韓国大邱大学への現地調査を行い、聞き取り調査と関連文献調査を行った。比較・国際研究の視点から、日本の高等教育における高齢者教育の実践事例をも参照し、高齢者が通常の高等教育を若い在学生と同様に学び、世代間を統合した学びの場となっている大学通信教育に焦点を当てて、創価大学の通信教育部を事例とし、スクーリング授業を受講する学生を対象に学習実態調査（アンケート調査、約800名）とインタビュー（約30名）を行った。この調査成果の一部を韓国老年教育学会において研究発表を行った。2020年度からは、韓国の大邱大学、全北大学を中心に、高齢者が参加する授業への観察と高齢者へのインタビュー調査等の実証研究と予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、海外渡航の禁止と現地校の当該講座の一時的閉講等の現状により、韓国における実証研究を断念せざるをえない状況が生じた。理論研究では、英米の大学における高齢者教育モデルを参照しつつ、韓国における高齢者教育理論（教育老年学）について文献研究を行い、研究成果の一部を所属学会で発表を行った。本研究は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、韓国の現地大学における実証研究が実施されなかったため、高等教育における高齢者の学習モデル構築の有効性を解明するためのさらなる実証研究が課題として残された。最終年度は、研究代表者が科研費を受け入れていない機関に転出したため、本研究課題はやむなく廃止となったが、今後も本研究で得られた知見を基にした研究を継続し、その成果を社会に還元していく予定である。

本研究对韩国高等教育中的老年教育进行了实证和理论研究，旨在将高等教育中的老年教育构建为保障多样性的教育模式。在实证研究中，我们对韩国大邱大学从1975年开始开设“社会领导力教育课程”的老年人进行了实地调查，并进行了访谈和研究相关文献。我们还将从比较研究和国际研究的角度，参考日本高等教育中老年教育的实例，旨在创建一个让老年人能够像年轻在校学生一样了解普通高等教育并融入其中的场所。以大学函授教育为中心，以创价大学函授教育系为例，对在校学生进行了研究调查（问卷调查，约800人）和访谈（约30人）。这项研究的一些结果已在韩国老年学教育学会上发表。从2020年开始，我们原计划以韩国大邱大学和全北大学为中心进行实证研究，包括对老年人参加的课程进行观察以及对老年人进行访谈，但由于新型冠状病毒感染的蔓延而导致。目前的情况，比如出国旅行的禁令以及当地学校相关课程的暂时关闭，我们被迫放弃了在韩国的实证研究。在理论研究方面，我参考了英美大学的老年教育模式，对韩国的老年教育理论（教育老年学）进行了文献研究，并在学会上展示了自己的一些研究成果我属于.由于新型冠状病毒感染的传播，这项研究并未在韩国当地大学进行，因此需要进一步的实证研究来阐明在高等教育中构建老年人学习模式的有效性。最后一年，这个研究项目因为主要研究者调到不接受科研资助的机构而被迫取消，但我们会根据通过这项研究获得的知识继续进行研究，我们计划将成果回馈社会。