行政代執行の「費用」に関する比較法研究

行政机关执行“成本”的比较法学研究

• 批准号: 19K01284
• 负责人: 重本 達哉
• 金额: $ 1.83万
• 依托单位: Osaka Metropolitan University (2022)Osaka City University (2019-2021)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K01284/
• 关键词: 行政代執行; 行政上の強制執行; 行政上の義務履行確保; 費用負担; 法執行; ドイツ法

今年度もまた、昨年度に引き続き、「行政代執行」に関するわが国の最新文献ないし基礎的な文献等の分析に加えて、ドイツにおける「代執行」に係る基本文献等の分析に努めた。その結果、日本とドイツの両国における行政上の強制徴収手続の趣旨をはじめとして、従前得た知見を実証的に再確認することができた。ひいては、わが国における「行政代執行」又はドイツにおける「代執行」の「費用」に係る金銭債権の法的性質に関する彼我の差異、債務名義の特定に係る裁判所の権限に関する彼我の差異等を確認するに至っている。しかしながら、主としてコロナ禍の影響により、文献収集の詰めの段階に支障が生じ、直接的な研究成果の発表までには至らなかった。とりわけ、墓地埋葬法・水法をはじめ、関連する個別法を適宜参照しながら、微妙に異なるドイツ全16州における一般行政執行法を可能な限り悉皆的に分析し、その分析結果を前提としつつ、当該判例又は学説を丹念に整理することによって、ドイツにおける代執行の「費用」の徴収可能範囲及びその正当化根拠を可能な限り明らかにし、それらを手掛かりに、終局的にはわが国における行政代執行「費用」の徴収可能範囲及びその正当化根拠をできる限り解明しようという本研究の目的からすれば、日本とドイツ双方の広範囲に及ぶ資料収集作業が極めて望まれるものの、その観点に基づく作業はほとんど実現することがかなわなかったため、その他の諸事情も考慮に入れて、やむを得ず、補助事業期間の再延長申請を認容してもらうこととなった。

继去年之后，本财年，除了分析日本有关“行政执行”的最新基础文件外，我们还努力分析了德国“代理执行”相关的基础文件。因此，我们能够通过经验重新确认之前获得的知识，包括日本和德国行政强制征收程序的目的。此外，我们之间对于与日本“行政执行”或德国“代理执行”的“费用”相关的金钱债权的法律性质也存在分歧，对于法院指定代理人名称的权力也存在分歧。我来确认这一点。但由于新冠病毒大流行的影响，最终的文献收集工作遇到困难，研究结果也没有直接发表。特别是，我们将尽可能彻底地分析德国所有 16 个州略有不同的一般行政执法法，并适当参考相关的个别法律，包括墓地和埋葬法以及水法，并根据分析结果。仔细梳理相关先例和理论，我们将尽可能明确在德国可以收取代理执行“成本”的范围以及合理性的依据，并以此为线索，最终考虑到这项研究的目的是尽可能澄清该国可以收取行政机构执行费的程度及其合理性的基础，因此从日本和德国收集广泛的数据是非常可取的。基于这个角度的工作无法完成，我们不得不考虑到其他情况，再次批准了补贴项目期限的申请。

项目成果

滞納処分制度の効果―最三小判令和3年6月22日民集75巻7号3124頁をめぐって―

欠税处理制度的影响 - 关于2021年6月22日第三小法官的判决，民书第75卷第7期第3124页 -

• 发表时间: 2022
• 作者: 重本達哉

行政上の秩序罰

行政处罚

• 发表时间: 2022
• 作者: 重本達哉