精神的健康増進を目指した太陽光による中枢作用の解明

阐明阳光对改善心理健康的核心作用

基本信息

批准号：
19K11652
负责人：
水野晃治
金额：
$ 2.83万
依托单位：
National Center for Geriatrics and Gerontology (2021-2022)Tokyo University of Pharmacy and Life Science (2019-2020)
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

近年、厚生労働省より、豪雪地および寒冷地域においてうつ病罹患率との相関性が認められることが報告されており、天候は情動へ影響することが示唆されている。晴れた日は気分が晴れやかであり、曇りや雨の日は気分が塞がるというように天候はヒトの精神的健康に大きく影響する因子の一つである。実際に、うつ病の治療法として人工太陽光を用いた光線治療が行われている。本研究では、光による精神的健康増進法の確立を目指し、皮膚－中枢神経間相互作用を明らかにすることを目的としている。令和元年度から令和2年度までに、動物実験を行い、鬱様モデル動物の作成、マイクロダイアリシス法とLC-ＭS分析法による脳内神経物質の解析法を確立し、マウス背部へのUVA照射によりマウス側坐核においてL-dopaが増加することを見出し、光刺激による皮膚－中枢神経相互作用の一部を明らかにした。また、令和3年度においては、ざ瘡患者における精神的ストレスと皮膚内神経伝達物質の相関性について解析を行い、精神的ストレスを有している患者の毛包内容物において、ノルアドレナリンの代謝物であるノルメタネフリンが有意に増加しており、精神的ストレス時に皮膚内神経伝達物質の変動が起こることを明らかにした。令和4年度においては、ストレス下において末梢で増加するノルアドレナリンの皮膚構成細胞である表皮細胞および脂腺細胞に対する作用について検討した。その結果、ノルアドレナリンは、表皮細胞（HaCaT）のCa誘導性分化におけるケラチン1の遺伝子発現促進した。すなわちノルアドレナリンは表皮細胞の分化を促進することを見出した。また、ノルアドレナリンは脂腺細胞の細胞内脂肪滴の形成を促進した。以上の研究成果により、皮膚光刺激による中枢神経作用、および、精神的ストレスによる皮膚組織の病態メカニズムの一端が明らかとなり、皮膚－中枢神経間相互作用の理解がより深まった。

近年来，厚生劳动省曾报告称，大雪地区和寒冷地区的抑郁症发病率存在相关性，提示天气影响情绪。天气是极大影响人们心理健康的因素之一；晴天使我们心情愉悦，阴天或雨天使我们心情郁闷。事实上，使用人造阳光的光疗正在被用来治疗抑郁症。这项研究的目的是阐明皮肤和中枢神经系统之间的相互作用，旨在建立一种利用光促进心理健康的方法。 2019年至2020年，我们进行了动物实验，制作了抑郁症样模型动物，建立了利用微透析和LC-MS分析分析大脑中神经物质的方法，我们发现UVA照射增加了伏隔核中的左旋多巴。小鼠，并阐明了光刺激诱导的部分皮肤-中枢神经系统相互作用。此外，在2021财年，我们分析了痤疮患者的精神压力与皮内神经递质的相关性，发现精神压力患者的毛囊中去甲肾上腺素代谢物含量显着增加，表明神经递质的变化。精神压力时期皮肤中的神经递质会产生。 2020年度，我们研究了在压力下外周增加的去甲肾上腺素对皮肤构成细胞——表皮细胞和皮脂腺细胞的影响。结果，去甲肾上腺素促进了 Ca 诱导的表皮细胞分化 (HaCaT) 中角蛋白 1 基因的表达。换句话说，我们发现去甲肾上腺素促进表皮细胞的分化。去甲肾上腺素还促进皮脂细胞中细胞内脂滴的形成。上述研究成果阐明了皮肤光刺激引起中枢神经系统效应的部分机制以及心理应激引起皮肤组织的病理机制，加深了我们对皮肤与中枢神经系统相互作用的认识。

项目成果

期刊论文数量（4）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Lysophosphatidic Acid Augments the Gene Expression and Production of Matrix Metalloproteinases-1 and -3 in Human Synovial Fibroblasts <i>in Vitro</i>

溶血磷脂酸在体外增强人滑膜成纤维细胞中基质金属蛋白酶-1和-3的基因表达和产生

DOI：
10.1248/bpb.b20-00518
发表时间：
2021
期刊：
Biological and Pharmaceutical Bulletin
影响因子：
2
作者：
Mizuno Koji;Komiya Michika;Okuyama Katsuki;Imada Keisuke;Sato Takashi
通讯作者：
Sato Takashi

An increase in normetanephrine in hair follicles of acne lesions through the sympatho‐adrenal medullary system in acne patients with anxiety

DOI：
10.1111/1346-8138.15935
发表时间：
2021-05
期刊：
The Journal of Dermatology
影响因子：
0
作者：
K. Mizuno;H. Sakaue;Keita Kohsaka;Hidetomo Takeda;Nobukazu Hayashi;Takashi Sato
通讯作者：
K. Mizuno;H. Sakaue;Keita Kohsaka;Hidetomo Takeda;Nobukazu Hayashi;Takashi Sato

皮膚科の臨床　付属器疾患　Q26 ストレスとざ瘡の関係を教えてください

临床皮肤科附件病 Q26 请告诉我压力和痤疮之间的关系。