フランス第三共和政期の非党派・非宗教的プロレタリア文学にみる共同体の想像圏

法兰西第三共和国无党派和世俗无产阶级文学中所见的想象中的共同体范围

基本信息

批准号：
19K00485
负责人：
吉澤英樹
金额：
$ 2.75万
依托单位：
Nanzan University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

令和4年度は延長期間として、コロナ禍で滞っていた研究体制のたて直しを試みたが、後に述べるフランスにおける資料収集時のトラブルのため当初の予定のように進めることはできなかった。それゆえ今年度の実績としては以下の三点となる。まずは研究課題の主要な対象であるプロレタリア作家アンリ・プーライユに関しては2019年度上智大学並びに日仏会館で行った国際シンポジウムでの発表をもとにした論考を、日本語版に引き続きフランスにおいてガルニエ・クラッシックから共編著者の一人として刊行した。二点目は昨年度から引き続き活動を行なっている「1930年代ポストモダン研究会（仮称）」において、他のでディプリンの専門家と討議し、30年代フランスの芸文場の交錯の解明とと美学的空白を再考するために、現在の研究を発展させる形で次研究の計画を立て始めた。３点目は一部フランスで資料収集に成功した19世紀末のArt sociale groupe関連の文献を整理し、前年度からの課題であった非政治的プロレタリア文学の社会における機能を19世紀末と1930年代の状況を比較することによって、文学史における後者の設定と芸文の社会的機能の変化を解明する作業を進めた。

作为2020财年的延期，我们试图重建因冠状病毒大流行而推迟的研究系统，但由于在法国收集材料的问题（稍后将讨论），我们无法按原计划进行。因此，今年的成绩如下：首先，关于研究课题的主体无产阶级作家亨利·普拉耶，我将根据2019年在上智大学和法日研究所举办的国际研讨会上的发言，写一篇文章。作为一篇发表共同作者。第二点是，在去年开始活跃的“1930年代后现代研究小组（暂定名）”中，我们与其他专家就迪普林进行了讨论，试图阐明艺术与文学场景的交集。 20 世纪 30 年代的法国和审美差距为了重新考虑这一点，我开始以当前研究为基础来规划我的下一项研究。第三点，是对我们在法国成功收集到的19世纪末社会艺术群体相关文献进行整理，阐明无产阶级非政治文学在社会中的功能，这是一个来自于法国社会艺术群体的问题。去年，我们通过比较19世纪末至20世纪30年代的情况，进行了阐释后者的文学史背景和艺术社会功能的变化的工作。