なぜダイコンはキャベツを開花させるのか?~革新的種子生産体系の開発に向けて~
萝卜为什么能让白菜开花?
基本信息
- 批准号:19J15038
- 负责人:
- 金额:$ 1.34万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
- 财政年份:2019
- 资助国家:日本
- 起止时间:2019-04-25 至 2021-03-31
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
接ぎ木を用いた花の咲かないキャベツ(Brassica olreacea)種子の生産体系の開発に向けて、強い接ぎ木花成誘導能力をもつダイコン(Raphanus sativus)が有する花成誘導因子を特定すること、および接ぎ木により生産された種子の形質を評価することを目的として研究を行った。ダイコンのもつ接ぎ木花成誘導因子の特定に向けては、2つのアプローチから研究を進めている。①既知の花成ホルモン遺伝子FTに着目したアプローチ:ダイコン由来のFTがキャベツの花成に与える影響を明らかにするため、ダイコンのFTを発現するキャベツ形質転換体の作出を進めている。複数ダイコン品種のRsFT mRNAの全長CDS配列をクローニングし、ダイコンの品種間ではRsFTのCDSに多型がみられないことを確認した。②接ぎ木花成誘導能力の異なるダイコン品種の交雑分離集団を用いたマッピング解析:接ぎ木試験によるフェノタイピングの精度を向上させるため、接ぎ木によるキャベツの花成誘導に影響する栽培要因を検討した。その結果、台木への種子春化処理期間および穂木の苗齢が接ぎ木による花成誘導に影響することが示唆された。したがって、接ぎ木試験においては台木に対して十分な期間の種子春化処理を行い、苗齢の揃った穂木を用いる必要があると考えられた。確立したフェノタイピング法を用いて、F2集団の花成誘導能力の調査を進めていく。接ぎ木により生産されたキャベツ種子(品種‘渡辺成功1号’)の形質を調査するため、秋から翌春にかけて圃場で栽培試験を行った。通常の春化処理での花成誘導により生産された種子(対照区)と比較して、いずれの農業形質でも違いはみられなかった。このことから花成誘導法の違いはキャベツの形質に影響を与えず、接ぎ木による花成誘導法を春化処理での花成誘導と同じように、育種および採種に利用できることが示唆された。
为了开发利用嫁接技术生产不开花甘蓝(Brassica olreacea)种子的系统,我们的目的是鉴定通过嫁接诱导开花能力较强的日本萝卜(Raphanus sativus)所具有的开花诱导因子,并本研究的目的是评估所生产种子的性状。我们正在使用两种方法进行研究,以确定诱导萝卜嫁接开花的因素。 (1)以已知的开花激素基因FT为重点的方法:为了阐明萝卜来源的FT对甘蓝开花的影响,我们正在创建表达萝卜FT的甘蓝转化体。我们从多个萝卜品种中克隆了RsFT mRNA的全长CDS序列,并证实萝卜品种之间的RsFT CDS不存在多态性。 ②不同嫁接诱导开花能力的萝卜品种杂交群体作图分析:为了提高嫁接试验表型分析的准确性,对影响甘蓝嫁接诱导开花的栽培因素进行了研究。结果表明,砧木种子春化处理时间和接穗苗龄影响嫁接诱导开花。因此,在嫁接试验中,认为有必要对砧木进行足够时间的种子春化处理,并使用苗龄一致的接穗。使用已建立的表型分析方法,我们将继续研究F2群体诱导开花的能力。为了研究嫁接甘蓝种子(品种“渡边成功1号”)的性状,从秋季到次年春季在田间进行了栽培试验。与通过正常春化处理诱导开花产生的种子(对照图)相比,没有观察到任何农艺性状的差异。这表明花诱导方法的差异不会影响甘蓝性状,并且嫁接花诱导可以与春化花诱导相同的方式用于育种和种子收集。
项目成果
期刊论文数量(1)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
“花成誘導台木”はキャベツ穂木の種類を問わず開花させることができるのか?
“引花砧木”能让任何类型的卷心菜接穗开花吗?
- DOI:
- 发表时间:2019
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:元木 航・木下有羽 ・細川宗孝
- 通讯作者:元木 航・木下有羽 ・細川宗孝
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元木 航其他文献
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- DOI:
- 发表时间:
2021 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
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元木 航
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- DOI:
- 发表时间:
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- 影响因子:0
- 作者:
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