「規格による統治」を通じた農業食料システムの変容：フランスを事例に

通过“标准治理”转变农业食品体系：法国案例研究

• 批准号: 19K06267
• 负责人: 須田 文明
• 金额: $ 1.66万
• 依托单位: Policy Research Institute, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K06267/
• 关键词: リアリティのテスト; フランス; 質素倹約社会; 食料主権; コロナ禍; ウクライナ戦争; 脱炭素; テロワール; 農業; 規格化; 地域食料プロジェクト; ルーラル・ジェントリフィケーション; イタリア; 地域; 地域食料プロジェクトPAT; 地産地消; 都市食料主権; キャンティ; 規格による統治; 親密性のレジーム; プラグマティック社会学; プロジェクトの階級; 人新世; コンヴァンシオン; コモンズ; フランス農業; 規格; アクターネットワ

日本のみならず、EUの農業・食品部門は現在、コロナ禍からの経済復興、ウクライナ戦争、高インフレなどの、これまでに類を見ないような新しい現実（リアリティ）に直面している。ウクライナ戦争が明らかにしたのはEUのロシア、ベラルーシへの石油および天然ガス、肥料の依存であり、こうした地政学的リアリティと並んで、金融危機以降、2008年からの消費者の購買力の低迷といった市場のリアリティにも直面している。気候変動など、環境的リアリティへの対応は喫緊の課題である。本研究は、こうした三つのリアリティに直面して進んでいる「質素倹約」社会への移行において農業・食料システムが占める役割を検討するために、フランスの現状を整理した。脱炭素的で社会包摂的なフードシステムの構築に向かうための課題を同定しようとした。マクロン政権は2019年ビアリッツでのG7で食料主権を唱導し、南米からの植物タンパク質の輸入を制限するよう、訴えた。政権による食料主権の強調とは裏腹に、国産の高い農産物・食品よりも安価な輸入品に頼る消費者が多ければ、食料主権は画餅に帰する。ところが1990年にフランスは世界の農産物・食品の輸出市場のシェアの11%を誇り、米国に次いで二位の地位にあったが、今や六位に落ちている。このように、コロナ禍とウクライナ戦争はリアリティを根本的に変容させてしまった。こうした新しいリアリティに直面して、農業と食料システムはどのような移行を迫られているのであろうか。フランスを事例に考察を行った。国連SDGs、EUの「農場から食卓へ」戦略は脱炭素的な規格化を通じて持続可能な農業食料システムへの移行を準備したはずであった。こうした動向はウクライナ戦争の勃発以降、地政学的な見直しを迫られているのであろうか、さらに深い観察が必要である。

不仅在日本，在欧盟的农业和食品部门，欧盟目前都面临着前所未有的新现实，例如从共同的19日大流行，乌克兰战争和高通货膨胀的经济复苏。乌克兰战争揭示了欧盟对俄罗斯和白俄罗斯对石油，天然气和肥料的依赖，以及这种地缘政治现实，自从金融危机以来，它也面临着市场现实，例如自2008年以来的消费者购买能力。这项研究组织了法国的当前状况，以研究农业和粮食系统在过渡到面对这三个现实的“节俭”社会中的作用。他们试图确定建立脱碳的，社会包容性的食品体系的挑战。马克龙政府于2019年在Biarritz的G7倡导食品主权，敦促其限制南美植物蛋白的进口。尽管政府强调食品主权，但如果更多的消费者依赖于高质量的国内农产品和食品粮食的较便宜的进口，则食品主权将归因于莫奇。但是，在1990年，法国拥有全球农业和食品出口市场份额的11％，仅次于美国，但现在跌至第六位。通过这种方式，Covid-19-19的大流行和乌克兰战争从根本上改变了现实。面对这些新现实，将被迫面对哪种过渡？我们讨论了法国作为案例研究。联合国可持续发展目标，欧盟的“农场到大餐”策略将通过脱碳来准备向可持续农业食品体系的过渡。自从乌克兰战争爆发以来，这些趋势也许被迫接受地缘政治审查，需要更深入的观察。

项目成果

フランス山岳地酪農における高付加価値化の条件：AOPチーズ、カンタルとコンテの比較から

法国山区奶牛养殖高附加值的条件：AOP奶酪、康塔尔奶酪和孔泰奶酪的比较

• 发表时间: 2020
• 期刊: 農林水産政策研究所、プロジェクト研究資料
• 作者: Hirooka;Y.;Masuda;T.;Watanabe;Y.;Izumi;Y.;Inai;H.;Awala;S.;and M. Iijima.;Tadayoshi Masuda;須田文明
• 通讯作者: 須田文明

フランスにおけるプロジェクトとしての農地

法国农田项目

• 发表时间: 2020
• 作者: 須田文明;木立真直;東山寛;李侖美;李侖美;須田文明;谷口信和・李侖美;池島 祥文;李侖美・谷口信和;東山 寛;須田文明
• 通讯作者: 須田文明

集まって話しあう 日本とヨーロッパの地域づくり

聚集并讨论日本和欧洲的区域发展

• 发表时间: 2022
• 作者: 飯田 恭子;浅井真康;市田 知子;須田文明
• 通讯作者: 須田文明

農業者に公正な報酬を!:フランス新農業食品法の試み

农民的公平报酬！：法国新农业和食品法的审判

• 发表时间: 2019
• 期刊: 農業(大日本農会）
• 作者: Manoj Potapohn;Tadayoshi Masuda;Chieko Umetsu;Patiroop Pholchan;Jirakom Sirisrisakulchai;Khanit Khata;須田文明;Tadayoshi Masuda;坂爪浩史;須田文明
• 通讯作者: 須田文明

フランスにおける資本主義的農業発展の複数の道

法国资本主义农业发展的多条路径

• 发表时间: 2022
• 期刊: 総合政策
• 作者: 平松和貴・松田敏信;須田文明;坂爪浩史;須田文明
• 通讯作者: 須田文明