中世畿内西国における寺院什物帳（文物台帳）と請来遺品（唐物）の統合的研究

中世纪畿内西国寺院器具（文物）和遗物（唐物）的综合研究

• 批准号: 19K00944
• 负责人: 古川 元也
• 金额: $ 2.08万
• 依托单位: Japan Women's University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K00944/
• 关键词: 中世; 畿内; 西国; 寺院; 什物帳; 請来; 唐物; 出土遺物と伝世資料; 畿内・西国; 出土遺物; 伝世資料; 出土資料

本研究は、先行する2つの科学研究費による基礎研究、発展的研究で先鞭がつけられており、問題解決の方策、手順はある程度確立している。具体的には１．調査領域の寺社史料の調査研究（主に什物帳を中心とした調査）。２．美術・工芸・考古分野の遺品研究はそれぞれの研究成果を援用、協業しながらデータ集積（伝世資料、出土資料の両面からデータ収集）という手法を採ることにしている。方法は、実査、撮影、調書作成が主体となる。考古遺物の場合は参考遺品が量的に多いためデータ集積と入力のためのアルバイト雇用により調査をおこなった。研究手法はこれまでの研究で確立しており、基礎研究であるため、研究の遅れを修正したほかは研究方針も大きな変更はなかった。すなわち、2年目から4年にかけて、畿内、中国、四国、九州地方を対象とし、近年研究の進展がめざましい島根県益田市のなども視野に入れた調査を行い、一方の遺物については、中世都市遺跡として知られる草戸千軒（広島県福山市）の文物も調査対象としていた。しかし、2020年2月以来、資料所蔵機関、博物館、個別寺院史料の調査、および伝世文物との関連調査が、コロナウイルス蔓延の影響で、実施不可能となり、結果として具体的な出張を伴う調査自体の多くが未実施になってしまったことが影響している。九州については福岡県、大分県の県立博物館、資料館を中心に調査を行うことができた。美術・工芸・考古分野の遺品研究はそれぞれの研究成果を援用、協業しながらデータ集積に努めたが、県レベルの埋蔵文化財センターの協力も仰ぐ予定であったため、調査未実施の機関が多くなってしまった。調査が実施できた一部寺院資料の相当分については、本年度も新たな発見もあり、研究の方向性に確信を持つことができた。特に什物帳の分析については予定どおり個別研究を行うことができた。

本研究开创了前两期科研资助金资助的基础研究和前沿研究的先河，并在一定程度上确立了解决问题的策略和程序。具体来说，1.对研究区内寺庙、神社史料进行调查研究（主要以财产书籍为中心的研究）。 2.在艺术、工艺、考古等领域的文物研究中，我们将利用各自的研究成果并协作积累数据（从历史资料和出土资料中收集数据）。方法主要有现场检查、摄影、记录等。就考古文物而言，由于参考文物数量较多，我们聘请了兼职人员来收集和输入数据。研究方法是通过前期研究确立的，由于这是基础研究，除了纠正研究滞后之外，研究政策没有发生重大变化。也就是说，从第二年到第四年，我们以近年取得显着进展的岛根县增田市为对象的畿内、中国、四国、九州地区进行了调查。被称为城市废墟的（广岛县福山市）也成为调查对象。但自2020年2月以来，由于新冠肺炎疫情的影响，对收藏机构、博物馆、个别寺庙的史料调查以及传统文物相关的调查都变得不可能，因此要求开展具体的调查。这是因为许多调查本身并未进行。关于九州，我们主要在福冈县和大分县的县立博物馆和档案馆进行了研究。在美术、工艺、考古等领域的文物研究中，我们努力通过协作和借鉴各个研究成果来积累数据，但同时我们也计划寻求都道府县埋藏文化财产的合作。中心，还有很多机构还没有进行过研究。今年，我们对相当一部分能够调查的寺庙材料也有了新的发现，让我们对研究的方向充满了信心。特别是，我们能够按计划对商品书的分析进行单独的研究。