ファシズムにおける「崇高」の美学と政治の関係をめぐる批判的考察
对“崇高”美学与法西斯主义政治之间关系的批判性审视
基本信息
- 批准号:19K00133
- 负责人:
- 金额:$ 1.83万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 财政年份:2019
- 资助国家:日本
- 起止时间:2019-04-01 至 2024-03-31
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
今年度は本研究の当初から取り組んできたテーマ、すなわち「ファシズムを対象として崇高の経験とその美学の再検討の可能性について考察し、そこから崇高の美学は政治とどのように関わるのかを再検討する」という問題について、ナチズムに焦点を当てるかたちでまとめ、その結果を論文「ナチズムと崇高の美学」として発表した。そこではカント、バーク、リオタール によって唱えられた崇高論を批判的に吟味する一方で、ヒトラーやローゼンベルクの言説を紐解き、それを通じてナチズムにおける崇高の通俗化がどのようになされているのかを考察するとともに、現代においてはむしろそうした通俗化した崇高をめぐる問題が切実であることを指摘した。また、本研究の課題③「ファシズムの表象研究」に関連して、第三帝国の建築様式の創始者とされるパウル・ルートヴィヒ・トローストの建築に焦点を当てて考察を行い、論文「パウル・ルートヴィヒ・トローストーナチズム建築の起源をめぐってー」を発表した。研究では、従来もっぱら新古典主義として理解されてきたトローストの建築がいかにモダンとモダニズムの経験と接していたかを明らかにした。この研究は「崇高の美学」という中心的テーマからやや外れて発展したものではあるが、ファシズムの表象研究としては重要な内容を明らかにしえたと考える。というのも、これまで一般的にファシズムの美学は後退的で伝統回帰主義的であると考えられ、それによってファシズムのイメージが決定づけられてきた側面があるためである。ファシズムの美学の見直しは、ファシズムが近現代とどのような関係を結んでいたのかをあらためて見直す重要な契機となる。そのため、この問題についてさらに研究を進める必要があると考え、「エミール・ノルデとナチズム」をテーマに研究を進めた。現在以上の研究内容をまとめ、単著として発表する準備を進めているところである。
今年,我们将重点关注自本研究开始以来一直致力于的主题,即“考虑重新审视法西斯主义的崇高体验及其美学的可能性,并从那里重新考虑如何崇高的美学与政治有关。”他专注于纳粹主义,并在题为“纳粹主义与崇高的美学”的论文中发表了研究结果。在批判性地审视康德、伯克和利奥塔所倡导的崇高理论的同时,我们还将揭开希特勒和罗森伯格的话语,并通过这一点来审视崇高是如何在纳粹主义中得到普及的。在现代,围绕大众化的崇高存在着紧迫的问题。此外,关于研究主题③“法西斯主义的表征研究”,我们重点关注了被称为第三帝国建筑风格创始人的保罗·路德维希·特鲁斯特的建筑“论法西斯主义的起源”。路德维希·特罗斯特的纳粹建筑”。这项研究揭示了特鲁斯特的建筑传统上仅被理解为新古典主义,如何与现代和现代主义经验相联系。尽管这项研究在某种程度上偏离了“崇高美学”的中心主题,但我相信它揭示了作为法西斯主义表征研究的重要内容。这是因为法西斯主义的美学普遍被认为是倒退的、追溯性的,这就决定了法西斯主义的形象。重新审视法西斯主义美学为重新思考法西斯主义与现代的关系提供了重要的机会。因此,我认为有必要对这个问题进行进一步的研究,并以“埃米尔·诺尔德与纳粹主义”为主题进行了研究。我们目前正在整理研究内容并准备以单一作者身份发表。
项目成果
期刊论文数量(12)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
カール・ハインツ・ボーラーの「突然性(Plotzlichkeit)」をめぐって
论卡尔·海因茨·博勒的“突然性”(Plotzlichkeit)
- DOI:
- 发表时间:2020
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:石田圭子;石田 圭子;石田圭子;石田 圭子;石田 圭子;石田圭子
- 通讯作者:石田圭子
K・H・ボーラーの「突然性Ploetzlichkeit」をめぐって
关于 K. H. Bohler 的《突然性 Ploetzlichkeit》
- DOI:
- 发表时间:2020
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:石田圭子;石田 圭子;石田圭子;石田 圭子;石田 圭子;石田圭子;石田圭子
- 通讯作者:石田圭子
The Problem of the Political Sublime in the Case of Fascism
法西斯主义的政治崇高问题
- DOI:
- 发表时间:2019
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:石田圭子;石田 圭子;石田圭子;石田 圭子;石田 圭子;石田圭子;石田圭子;Keiko Ishida;石田圭子;Keiko Ishida
- 通讯作者:Keiko Ishida
{{
item.title }}
{{ item.translation_title }}
- DOI:
{{ item.doi }} - 发表时间:
{{ item.publish_year }} - 期刊:
- 影响因子:{{ item.factor }}
- 作者:
{{ item.authors }} - 通讯作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ journalArticles.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ monograph.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ sciAawards.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ conferencePapers.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ patent.updateTime }}
石田 圭子其他文献
Cezanne et Jas de Bouffan-Representatio;sentation de l’intimite
塞尚与雅斯·德·布凡-《亲密的陈述》
- DOI:
- 发表时间:
2020 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
山口 惠里子;富岡 進一;小野寺 玲子;田中 裕介;若名 咲香;大久保 譲;石田圭子;Philip Flavin;Takanori NAGAI;辻昌宏;清水知子;Philip Flavin;石田 圭子;山内朋樹;Philip Flavin;永井隆則;増野亜子;荒又雄介;清水知子;山内朋樹;Ako MASHINO and Elina SEYE;永井隆則;大河内文恵;石田 圭子;清水知子;Ako MASHINO;山内朋樹;Takanori NAGAI;石田圭子;清水知子;辻昌宏;清水知子;Takanori NAGAI - 通讯作者:
Takanori NAGAI
東本願寺と京都画壇―明治度両堂再建における障壁画制作の背景について―
东本愿寺与京都绘画世界:明治道陵重建期间壁画制作的背景。
- DOI:
- 发表时间:
2022 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
Yokokawa Juppo;Masuda Nobuhiro;Jo Kazuhiro;竹内有一;馬渕明子;篠田徹;遠山公一;桑木野幸司;松井慎一郎;菅野優香;志野好伸;齋藤智寛;富田淳;木立雅朗;赤澤真理;山本博之;福田道宏;川口雅子;篠田徹;竹内有一;石田 圭子;松井慎一郎;鍋島稲子;齋藤智寛;國賀由美子 - 通讯作者:
國賀由美子
エラ・ショハット・ロバート・スタム著、早尾貴紀監訳、内田(蓼沼)理絵子・片岡恵美訳『支配と抵抗の映像文化 : 西洋中心主義と他者を考える』書評
埃拉·肖哈特·罗伯特·斯塔姆(Ella Shohat Robert Stamm)对《统治与抵抗的视觉文化:思考西方中心主义及其他者》的书评,由 Takanori Hayao 监督翻译,由 Rieko Uchida(Tatenuma)和 Emi Kataoka 翻译。
- DOI:
- 发表时间:
2020 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
Yokokawa Juppo;Masuda Nobuhiro;Jo Kazuhiro;竹内有一;馬渕明子;篠田徹;遠山公一;桑木野幸司;松井慎一郎;菅野優香;志野好伸;齋藤智寛;富田淳;木立雅朗;赤澤真理;山本博之;福田道宏;川口雅子;篠田徹;竹内有一;石田 圭子;松井慎一郎;鍋島稲子;齋藤智寛;國賀由美子;桑木野幸司;斉藤綾子 - 通讯作者:
斉藤綾子
インドネシアのホラー映画に見る恐怖の起源
印尼恐怖电影中恐惧的根源
- DOI:
- 发表时间:
2021 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
Shibasaki;Atsushi;川口雅子;福田道宏・河濵萌子;小沢朝江;小村優太;石田 圭子;鷲谷花;阿部小涼;西芳実 - 通讯作者:
西芳実
情報コミュニケーション学への招待
邀请参加信息与传播研究
- DOI:
- 发表时间:
2022 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
石田圭子;石田 圭子;石田圭子;石田 圭子;石田 圭子;石田圭子;石田圭子;Keiko Ishida;石田圭子;Keiko Ishida;石田圭子;宮川渉;Wataru Miyakawa;宮川渉;宮川渉;宮川渉;Wataru Miyakawa;宮川渉;宮川渉;宮川渉;宮川渉;Wataru Miyakawa;宮川渉;明治大学情報コミュニケーション学部 - 通讯作者:
明治大学情報コミュニケーション学部
石田 圭子的其他文献
{{
item.title }}
{{ item.translation_title }}
- DOI:
{{ item.doi }} - 发表时间:
{{ item.publish_year }} - 期刊:
- 影响因子:{{ item.factor }}
- 作者:
{{ item.authors }} - 通讯作者:
{{ item.author }}
{{ truncateString('石田 圭子', 18)}}的其他基金
モダニズムの政治学:戦後におけるモダニズム美学の形成/受容/展開と政治の関連性
现代主义政治:战后现代主义美学的形成/接受/发展与政治的关系
- 批准号:
24K00019 - 财政年份:2024
- 资助金额:
$ 1.83万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
相似海外基金
イギリス・ロマン主義と中世日本文芸における自我の無化に関する比較文学的研究
英国浪漫主义与日本中世纪文学中自我否定的比较文学研究
- 批准号:
21K00462 - 财政年份:2021
- 资助金额:
$ 1.83万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
Possibility of Aesthetics: Beyond the Critique of Aesthetic Ideology
美学的可能性:超越审美意识形态的批判
- 批准号:
16K02439 - 财政年份:2016
- 资助金额:
$ 1.83万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
History of the "Sublime" in the Modern West: An Interdisciplinary Approach to Aesthetics and other Disciplines
现代西方“崇高”的历史:美学和其他学科的跨学科方法
- 批准号:
25870161 - 财政年份:2013
- 资助金额:
$ 1.83万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
Split Infinities: The Sublime, Aesthetics and Political Critique
分裂无限:崇高、美学和政治批判
- 批准号:
111846/1 - 财政年份:2006
- 资助金额:
$ 1.83万 - 项目类别:
Research Grant
A Speculative Fieldwork on the Edmund Burke's Aesthetics of the Sublime in Relation to the Cultural Climate in Ireland
对埃德蒙·伯克的崇高美学与爱尔兰文化氛围关系的思辨性田野调查
- 批准号:
18720028 - 财政年份:2006
- 资助金额:
$ 1.83万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)