脳卒中後疼痛の発症機序の解明と治療戦略の開発

阐明中风后疼痛的发病机制并制定治疗策略

• 批准号: 19J14377
• 负责人: 松浦 渉
• 金额: $ 1.09万
• 依托单位: Kobe Gakuin University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-25 至 2021-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19J14377/
• 关键词: 脳卒中後疼痛; 上行性痛覚伝導路; 下行性疼痛制御系

本研究課題である「脳卒中後疼痛の発症機序の解明と治療戦略の開発」を目的とし、検討を行っている。痛みを脳部位へと伝達する上行性痛覚伝導路の起始部である脊髄領域と脳卒中後疼痛 (central post-stroke pain: CPSP) 発症との関連に注目し、標的分子として、疼痛に関与する nitric oxide synthetase (NOS) やその調節因子であるN(G),N(G)-dimethylarginine dimethylaminohydrolase 1 (DDAH1) に着目し検討を加えた。その結果、CPSP モデルマウスに認められるアロディニア (正常状態では痛みと感じない刺激を痛みと認識する) に脊髄における NOS の関与が認められ、その調節に DDAH1 が制御している可能性を明らかにした。また、CPSP と下行性疼痛制御系との関連においては、orexin の関与に着目した。CPSP モデルマウスに認められるアロディニアは、orexin-A の脳室内投与によって抑制された。Orexin-A 投与後、下行性疼痛制御系の起始核である青斑核および大縫線核領域でノルアドレナリンおよびセロトニン作動性神経が活性化している可能性を見出した。これらの成果は、国内外の主要学会において随時発表している（学会発表計 9 件、うち国際学会 1 件）。また、この 1 年間で 2 報の国際学術誌に筆頭著者として公表している。

这项研究的目的是“阐明中风后疼痛的发病机制并制定治疗策略”，我们正在进行一项调查。我们着眼于脊髓区域（将疼痛传递至大脑的上行疼痛传导通路的起源）与中枢性中风后疼痛（CPSP）发作之间的关系，我们的目标是使用 CPSP 作为靶分子，我们重点关注一氧化氮合成酶 (NOS) 及其调节剂 N(G),N(G)-二甲基精氨酸二甲氨基水解酶 1 (DDAH1)。结果，我们发现脊髓中的 NOS 参与了 CPSP 模型小鼠中观察到的异常性疼痛（将通常不会感到疼痛的刺激识别为疼痛），并揭示了 DDAH1 可能参与其调节。此外，我们还重点研究了食欲素在 CPSP 与下行疼痛控制系统之间关系中的作用。脑室内给予食欲素-A 可抑制 CPSP 模型小鼠中观察到的异常性疼痛。我们发现，服用 Orexin-A 后，蓝斑和中缝区的去甲肾上腺素能和血清素能神经元可能被激活，这些区域是下行疼痛控制系统的起源。这些成果已在日本国内外主要学术会议上发表（共9次会议报告，其中1次国际会议）。此外，在过去的一年里，他以第一作者的身份在两本国际学术期刊上发表了论文。

项目成果

下行性ノルアドレナリン作動性神経を介した脳卒中後疼痛の制御におけるニコチン性アセチルコリン a7 受容体の関与

烟碱乙酰胆碱 A7 受体通过降去甲肾上腺素能神经参与中风后疼痛的控制

• 发表时间: 2020
• 作者: 梅田雄貴;松浦 渉;徳山尚吾
• 通讯作者: 徳山尚吾

脳卒中後疼痛の発症機序における脳内視床下部から脊髄に投射する orexin 神経系の関与

从下丘脑投射到脊髓的食欲素神经系统参与中风后疼痛的发病机制

• 发表时间: 2020
• 作者: 水野希美;松浦 渉;徳山尚吾
• 通讯作者: 徳山尚吾

脳卒中後疼痛に対するニコチン投与の影響

尼古丁给药对中风后疼痛的影响

• 发表时间: 2019
• 作者: 松浦 渉;徳山尚吾
• 通讯作者: 徳山尚吾

脳卒中後疼痛の制御における脳-脊髄間 orexin-A/orexin 受容体の関与

脑脊髓食欲素-A/食欲素受体参与中风后疼痛的控制

• 发表时间: 2020
• 作者: 松浦 渉;徳山尚吾
• 通讯作者: 徳山尚吾

脳卒中後疼痛における脳から脊髄に投射する orexin 神経系の関与

从大脑投射到脊髓的食欲素神经系统参与中风后疼痛

• 发表时间: 2019
• 作者: 松浦 渉;徳山尚吾
• 通讯作者: 徳山尚吾