身体の追加と左右分断によって自己を２つに拡張する研究

加身分左右将自我扩展为二的研究

基本信息

批准号：
19J12660
负责人：
近藤亮太
金额：
$ 1.34万
依托单位：
Toyohashi University of Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-04-25 至 2021-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では，2つの全身に所有感を誘発することで自己を拡張することを目的とした。昨年度の実験結果から，２つの身体に対する所有感は視覚・運動同期によって生成されるものの，１つの身体における所有感錯覚より弱いことが示唆された。また，左右の身体で所有感の生じやすさに差がある可能性が示された。しかし，運動による生体信号（SCR）へのノイズで身体所有感が正しく評価できていなかった可能性や，モーションキャプチャの精度，学習方法，刺激の問題で身体所有感が弱くなっていたことが考えられた。今年度はこれらの問題を改善し，実験を行った。SCR計測では，被験者の運動量を減らすことで，ノイズが少なくなるようにした。モーションキャプチャ装置もより精度のよいものを用い，刺激や手続きを改善することで身体所有感の低減を防いだ。それにも関わらず，SCRの結果から，身体所有感の生起を示すような結果は得られなかった。SCRによって２つの身体の所有感を評価するのは困難であることが示唆された。そのため，別の客観的指標として自己位置の計測を行った。２つの身体は被験者の視点の左右にそれぞれ提示されることから，被験者の自己位置が左右に広がることが予想された。実験の結果，左足の自己位置は，左側の身体に所有感がある際に左側にドリフトし，右側の身体に所有感があるときは右にドリフトした。一方で，右足の自己位置は条件に関わらず右側にドリフトしていた。これまでの実験と同様に，右側の身体の所有感がわずかに強い可能性が考えられる。本研究の結果から，2つの身体に対する所有感は主観評定によって報告されたものの，客観的指標ではそれを支持する結果は見られなかった。今後は，２つの身体に特化した客観的指標を開発することで，２つの身体に対する所有感のメカニズムを解明し，自己の拡張を目指す。

这项研究旨在通过引起两个整个身体的所有权感来扩展自我。去年的实验表明，尽管两种物体的所有权感是通过视觉和运动同步产生的，但它比一个人的占有的幻觉弱。还表明，左侧和右身体之间的占有性可能存在差异。但是，人们认为，由于动作引起的生物信号（SCR）的噪声，无法准确评估身体所有权的感觉，并且由于运动捕获准确性，学习方法和刺激的问题，人体所有权的感觉被削弱了。今年，我们改善了这些问题并进行了实验。在SCR测量中，受试者的动量减少了，从而减少了噪声。运动捕获装置还与更准确的运动捕获装置一起使用，并通过改进刺激和程序，可以防止人体所有权的减少。然而，没有结果表明SCR结果显示出物理所有权的迹象。 SCR认为很难评估两个物体的存在。因此，将自定位衡量为另一个客观指标。由于这两个尸体是在受试者视角的左侧和右侧呈现的，因此可以预测，受试者的自身位置会扩展到左右。实验表明，当左侧的身体感觉占有欲时，左脚的自姿势向左漂移，当右侧的身体感到占有欲时，向右漂移。另一方面，无论条件如何，右脚的自定义都向右漂移。与以前的实验一样，右侧的身体可能具有更强的所有权感。这项研究的结果表明，尽管通过主观评级报告了这两个机构的所有权感，但客观指标不支持这一点。将来，我们旨在制定专门针对这两个机构的客观指标，并阐明这两个机构的所有权机制并扩大自我。