地域の教育福祉ネットワークを構築する学校教育・保育・社会教育の理論と実践の研究

研究学校教育、儿童保育和社会教育的理论和实践，构建地方教育和福利网络

基本信息

批准号：
20K02548
负责人：
藤岡恭子
金额：
$ 2.83万
依托单位：
Gifu Kyoritsu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、子どもの発達を中軸に据えた、地域における教育福祉ネットワークの構築に向けた理論的・実践的課題の探究を目的としている。本年度は、主に以下の２つの訪問調査を実施した。(1)Ｘ県Ａ市における２つの小学校に訪問し、学校運営協議会を軸とした地域学校協働活動について聞き取り調査を実施した。Ａ市では、2011年から全小中学校がコミュニティ・スクールとなっている。とりわけ、２つの小学校では、歴史的に学校と地域住民との関係性が築かれており、相互信頼を基盤とした、コミュニティ・スクール事業としての再編過程への取り組み努力があることが看取された。(2)２月末～３月上旬、オーストリア・ウィーン市に訪問し、多様な設置主体による多様な形態の幼稚園への聞き取り調査を実施した（「教会附属幼稚園」「モンテッソーリ幼稚園」「シュタイナー幼稚園」「お年寄り施設内幼稚園」「総合教育施設：小学校と一緒になった障害児教育を含む幼稚園」）。また、「日本人国際学校」、「難民支援のための代理母・代理父ボランティア団体」および「ウィーン市役所難民・避難民担当統合部署」の担当者からの聞き取り調査を実施した。ウィーン市では、市内に在住する外国籍の家庭・子ども（市民の42.6％）への手厚い統合的な支援がなされている（生活支援、親教育、就学支援、幼稚園から大学までの授業料無償など）。今後、ウィーン市における統合的支援施策からも学びつつ、教育福祉ネットワーク構築に向けての理論的課題を探究する。(3)研究分担者においては、Ｘ県生涯学習センター主催のセミナー（移動講座Ｂ市）の講師として、「子どもの育ちを支える地域の人々」という題目で講演を行い、これまでに収集した県内の事例を総合的に整理・紹介するとともに、子どもの育ちを支える行政・地域・学校（園）の連携協働の重要性を明らかにすることができた。

本研究旨在探讨构建以儿童发展为中心的区域教育福利网络的理论和实践问题。今年，我们主要进行了以下两次现场调查。（1）我们走访了X州A市的两所小学，对当地以校管会为中心的学校协作活动进行了采访。在A市，自2011年起，所有小学和初中都已成为社区学校。特别值得一提的是，两所小学在学校和当地居民之间建立了历史性的关系，并且正在努力将重组过程作为基于相互信任的社区学校项目进行。（2）2月底至3月初，我们走访了奥地利维也纳市，对各机构创办的各类幼儿园（“教会附属幼儿园”、“蒙特梭利幼儿园”、“施泰纳幼儿园”）进行了采访。幼儿园”、“老年人设施幼儿园”、“综合教育设施：包括残疾儿童教育的幼儿园和小学”。此外，我们还采访了日本国际学校、代孕母亲/代父难民支持志愿者组织以及维也纳市政厅难民和流离失所者综合部门的代表。维也纳市为居住在该市的外国家庭和儿童（占该市人口的42.6%）提供全面全面的支持（生活支持、家长教育、入学支持、从幼儿园到大学的免费学费等）。未来，我们将在借鉴维也纳市综合支持措施的同时，探讨构建教育福利网络的理论问题。（3）作为研究伙伴，在县终身学习中心（流动课程B市）主办的研讨会上担任讲师，进行了题为“支持儿童抚养的当地人”的讲座，并收集了县内迄今为止的信息。除了全面整理和介绍案例之外，我们还明确了政府、社区和学校（幼儿园）之间合作支持儿童发展的重要性。