香港におけるパーマカルチャーと民主化運動

永续农业与香港的民主运动

基本信息

批准号：
20K02143
负责人：
安藤丈将
金额：
$ 2.83万
依托单位：
Musashi University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

2022年度は、農と非暴力的抵抗を中心に研究を行なった。研究成果としては、ウィリアム・E・ショイアマン著、森達也監訳『市民的不服従』人文書院の「解説」を挙げることができる。この論考では、市民的不服従をキーワードに、市民の非暴力的な抵抗に関する近年の政治・社会理論の成果を整理している。「暴力副次効果」や社会構築論的な暴力論と突き合わせながら、非暴力的手法の正当化論の現代的な刷新を図っている。こうした研究をもとに、これまで調査してきた香港の農民運動を、非暴力の運動実践として読み解くことも行ってきた。その際に比較の参照軸として、民主化運動の中で力の行使を正当化してきた政治グループの代表である「本土派」の議論を取り上げ、調査を進めてきた。香港の市民社会において、運動による力の行使の正当化の論理、その副作用に関する考察を進めている。こうした「本土派」の議論を背景に据えながら、新界地区の暴力の文化と近代農業（に内包される暴力）と対照する形で、生活館の農を「非・暴力」として位置づけている。以上の研究は、すでに論文としてまとめられており、2023年度中には書籍の形で出版する予定である。2022年度も香港の現地調査はかなわなかったが菜園村生活館の周思中氏が執筆された《夕陽的光》（2021年）に関する討論のコメンテーターを務めた際、香港内の食と農の地域活動についての情報入手と交換を行なった。国安法制定後にも持続的に展開されているので、今後の調査の方向性を確認することができた。

2022 年，研究重点是农业和非暴力抵抗。他的研究成果包括由William E. Scheuermann撰写、森龙也监督、人类图书馆出版的《公民不服从》的《解释》。本文使用关键词“公民不服从”，整理了有关公民非暴力抵抗的政治和社会理论的最新成果。他试图通过将非暴力方法的正当性理论与“暴力的次生效应”和暴力的社会建构理论进行比较，使之现代化。基于这一研究，我也将我目前所研究的香港农民运动解读为一种非暴力运动实践。在此过程中，我们以代表在民主化运动中为使用武力辩护的政治团体的“大陆派”的论点作为比较的参考点，并进行了我们的研究。在香港的民间社会，我目前正在研究运动使用武力合法化的逻辑及其副作用。以这种“大陆主义”论调为背景，圣阁馆的农业被定位为“非暴力”，与新界的暴力文化和现代农业（蕴含的暴力）形成鲜明对比。上述研究已整理成论文，计划于2023年以书籍形式出版。 2022年，我无法在香港进行实地考察，但当我为花园村生活中心周思忠先生撰写的《夕阳余晖》（2021）的讨论担任评论员时，我能够讨论当地的情况。获取并交流香港的粮食和农业活动信息。由于港区国安法颁布后，这项工作仍在继续进行，因此我们能够确定未来调查的方向。