ポルトガルにおける民主化と欧州統合－政治的アイデンティティの変化に注目して

葡萄牙的民主化和欧洲一体化：关注政治认同的变化

基本信息

批准号：
20K01524
负责人：
西脇靖洋
金额：
$ 2.25万
依托单位：
Shizuoka University of Art and Culture
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

前半は、２０２１年度までに深めた理解に基づき、代表者・分担者の双方がそれぞれの担当分野に関する研究を進めた。すでに入手している一次資料等を参照しつつ、ポルトガルの主要政治主体の対外関係や、政治体制の変化の前提となった事象についてさらなる分析を行った。後半は、８月１日（オンライン型）、１０月２９日（対面型）に会議を開催し、最終成果物となる書籍の執筆箇所の進捗状況に関する報告会を行い、それぞれの報告内容に対してコメントし合った。同時に、書籍の出版に向けた概念の統一化や執筆項目の調整を図った。上記二つの会議の結果を踏まえ、新たな資料の調査を行い、特に１９６０年代前半から１９８０年代中盤に至るまでの時期のポルトガル政治・外交において重要な役割を果たした政治主体のうち、それまでの調査時点ではさほど注意を払っていなかった組織や個人に焦点を当て考察を加えた。３月２０日には東北大学・政治学研究会との共催により公開研究会を開催した。ゲストスピーカーとして網中昭世氏（日本貿易振興機構・アジア経済研究所）を招聘し、「１９５０年代以降のアンゴラ・モザンビークに対する農業入植開発と現代における再開発のリンケージ」を論題とする報告を依頼した。報告およびその後の討論により、本研究と密接な関連性を有する旧ポルトガル領アフリカ植民地諸国（特にアンゴラ、モザンビーク）の歴史に関して理解を深めることができたと同時に、独立後のそれら諸国と旧宗主国ポルトガルの政治・経済関係等に関して議論を行うことができた。

上半年，代表和合作者均以2021年加深的认识为基础，在各自职责范围内开展了研究。在参考现有的主要材料的同时，我们进一步分析了葡萄牙主要政治行为体的对外关系以及构成政治制度变革基础的事件。下半年，分别于8月1日（网络形式）和10月29日（面对面形式）召开会议，报告最终产品的书籍编写进度，并讨论每次报告的内容我们交换了意见。同时，努力统一图书出版观念，调整图书出版写作项目。根据上述两次会议的结果，我们对新材料进行了调查，以确定从 1960 年代初到 80 年代中期在葡萄牙政治和外交中发挥重要作用的政治人物。调查时并未引起太多关注。 3月20日，与东北大学政治学研究会联合举办公开学习会。我们邀请Akiyo Aminaka先生（日本贸易振兴机构、发展中经济研究所）作为演讲嘉宾，并请他撰写一份题为“20世纪50年代以来安哥拉和莫桑比克农业定居点发展与现代再开发之间的联系”的报告。 ”。通过报告和随后的讨论，我们能够加深对与本研究密切相关的非洲前葡萄牙殖民地国家（特别是安哥拉和莫桑比克）历史的了解，同时加深对非洲前葡萄牙殖民地国家（特别是安哥拉和莫桑比克）历史的了解。我们能够讨论这些国家独立后的历史以及前殖民国家葡萄牙之间的政治和经济关系。