貫入岩周辺の高精度熱履歴復元および地殻岩石における粒成長メカニズムの解明

侵入岩周围高精度热历史重建及地壳岩石颗粒生长机制的阐明

基本信息

批准号：
20J20834
负责人：
山岡健
金额：
$ 1.98万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-24 至 2023-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本宮山地域で昨年度までに得られた接触変成帯の熱構造と深成岩の噴火履歴の関係についての成果をまとめ、論文として投稿する準備を進めたのち、それを国際誌に投稿中である。また、白亜紀から古第三紀にかけての日本列島における珪長質火成活動の年代や化学組成を文献調査によりコンパイルした。データは２００篇以上の文献から1500地点以上の情報を収集し、データベース化した。構築したデータセットからは、過去の東アジア大陸火山弧の分布およびその移動の履歴が推定された。また、全岩の微量元素濃度データセットからは、沈み込むスラブの部分溶融との強い関連が示唆されるアダカイトマグマが特定のステージに集中して形成されていることが明らかとなった。これらのデータをベースとして、変成岩や付加体研究から得られている地質学的制約を加えることで、西南日本と東北日本の火成活動を包括的に説明可能なテクトニックモデルを検討した。その結果、前期白亜紀にイザナギプレートが沈み込みを開始するとともに、その後新生代初頭に海溝と並行にイザナギ－太平洋海嶺の沈み込みが発生するとともに、西南日本内帯が水平方向に時計回り回転した可能性が高いことが明らかとなった。本年度では、以上の成果をまとめて複数の国内学会で発表するとともに、国際誌に投稿する準備を進めている。また、以上の内容についてを博士論文としてまとめ、東京大学理学系研究科に提出し、博士号を取得した。

我们总结了去年在本宫山地区接触变质带热结构与深成岩喷发历史关系的研究成果，准备以论文形式提交，目前正在提交给学术委员会。国际期刊。我们还通过文献查阅，整理了日本列岛白垩纪至古近纪长英质岩浆作用的年龄和化学成分。从 1,500 多个地点的 200 多份文件和信息中收集了数据，并将其编译成数据库。根据构建的数据集，估计了东亚大陆火山弧的过去分布及其运动历史。此外，全岩微量元素浓度数据集揭示，与俯冲板片部分熔融密切相关的埃达克质岩浆集中在特定期次。基于这些数据，加上变质岩和增生棱柱研究获得的地质约束，我们考虑了一个可以综合解释日本西南部和东北部火成岩活动的构造模型。结果，伊邪那岐板块在白垩纪早期开始俯冲，然后在新生代早期伊邪那岐太平洋脊平行于海沟俯冲，日本西南部的内部带水平顺时针旋转。很有可能。今年，我们正在将上述成果汇总并在国内多个学术会议上展示，同时也准备提交给国际期刊。此外，他还将上述内容编成博士论文，提交给东京大学研究生院理学研究科，并获得了博士学位。