レバレッジ・ポイントを中心とした復興まちづくりの実践と評価に関する研究

以杠杆点为中心的恢复性城市发展实践与评价研究

基本信息

批准号：
20H02279
负责人：
松村暢彦
金额：
$ 8.49万
依托单位：
Ehime University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

復興まちづくりにおいては、相互に結び付いた目標を同時に達成することが求められ、多様な主体の参画の重要性が指摘されてきた。そこで、本研究では、復興まちづくり活動にレバレッジ・ポイント（複雑系において小さな変化がシステム全体の本質的転換をもたらしうる部分）の考え方をとりいれ、その適用可能性をこれまでの復興まちづくり活動の実践事例を分析することを通して示す。そして、平成30年7月豪雨で甚大な被害を受けた愛媛県西予市野村町を対象地域として、住民、行政職員、NPO職員、専門家、学生などから構成される実践共同体を組織し、レバレッジ・ポイントを中心とした復興まちづくり活動（公共空間デザイン、防災、地域活性化の分野横断的なテーマを設定）を協働で企画、実践することを通して、参加者のアイデンティティの変容とその要因を、正統的周辺参加理論を用いて実証的に明らかにする。本年度については、公共空間デザイン設計、地域活性化活動、防災活動をアクションリサーチとして実践する。公共空間は肱川の堤防改修と河川公園整備に伴う屋内、屋外の活動、地域活性化は商店街や特産品（畜産品、生糸）を活用した活動や被災前の地域の記憶を共有する活動、防災活動は小中学校での防災学習や地域住民によるタイムラインを想定した避難行動ルールづくりなどを想定している。今年度は野村小学校の防災学習の実践やレクリエーション広場での共用前の実践活動の参加者を対象に活動中の発話データ、アンケート調査、関係者へのインタビュー調査によってデータを収集した。

在城市重建中，需要同时实现相互关联的目标，并指出了不同参与者参与的重要性。因此，在本研究中，我们将把杠杆点（复杂系统中一个微小的变化就可以带来整个系统本质转变的点）的理念融入到恢复性城市发展活动中，并通过实际例子检验其适用性这将通过分析来表明。我们将以2018年7月遭受大雨严重破坏的爱媛县西予市野村町为对象，组织由居民、行政人员、NPO工作人员、专家、学生等组成的实践共同体。・以点通过创作活动的协同策划和实施（设定公共空间设计、防灾、区域振兴等跨学科主题），我们将运用正统的外围参与理论来实证考察参与者的身份转变及其因素。澄清。今年，我们将把公共空间设计、地区振兴活动、防灾活动作为行动研究来实践。公共空间包括与日地川堤坝修复和河滨公园维护相关的室内和室外活动，地区复兴包括利用商店街和特产（畜产品、生丝）的活动，以及分享灾前地区记忆的活动。预计预防活动将包括在小学和初中进行防灾学习，以及根据时间表制定当地居民的疏散行为规则。今年，我们通过野村小学防灾学习实践和休闲广场预共享实践活动的参与者收集了活动中的话语、问卷调查和对参与者的访谈等数据。