上海フランス租界を結節点とする日仏中三か国の文化交流史

以上海法租界为节点的日法中文化交流史

基本信息

批准号：
20H01302
负责人：
榎本泰子
金额：
$ 10.07万
依托单位：
Chuo University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2023-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度もパンデミックの収束には至らず、フランスや中国に渡航することができなかったが、現地在住者に調査代行を依頼し、シャルル・グロボワの晩年の生活を解明することができた。当地の新聞に本研究の紹介記事を出してもらうことで、親族から情報がもたらされ、親族宅にグロボワの上海時代の資料が保存されていることが判明した。そこには中国側文化人との交流を裏付ける新証拠が含まれている。年度中に開催したオンライン研究会は9回におよび、そのうち4回は外部の研究者・研究協力者を招いての研究報告・交流会となった。こうした活動を通じて、フランス史・フランス音楽史・日仏交流史の研究者など、フランスを研究対象としつつも上海フランス租界には注目していなかった研究者らとのネットワークを構築した。その結果、当初の主要な目的だった文化・芸術の実態を解明すること以外にも、外交や政策など多様な面からのアプローチが可能であるとの手応えを得、当初計画を変更し、第3年次（2022年度）に予定していたシンポジウムを前倒しする形で2021年度中に行い、本研究の成果発信の場とした。オンラインシンポジウム「上海フランス租界史研究の可能性─パリ・上海から日本へ─」は2022年3月27日に行われ、参加申込者が200名近くに及ぶなど、本研究に対する注目度の高さを示した。シンポジウムでは、研究代表者が上海フランス租界の歴史と研究史を総論として述べたあと、メンバー5名がそれぞれの研究成果を発表した。その内容は、グロボワと仕事上の同志であるクロード・リヴィエールの人物研究、フランス語ラジオ放送における芸術音楽番組の分析、『ル・ジュルナル・ド・シャンハイ』の紙面から見る日仏中の文化交流、関西日仏学館と東京日仏学院それぞれにおける上海由来図書コレクションの実態など多岐にわたり、未公刊資料や新発見資料に基づく最新の研究成果を示すことができた。

虽然今年由于疫情尚未消退，我们无法前往法国和中国，但通过请当地居民代为调研，我们还是了解到了查尔斯·格罗布瓦晚年的生活细节。当地报纸刊登了介绍这项研究的文章后，一位亲戚提供了信息，发现格洛博娃在上海时的资料保存在一位亲戚家里。它包含了支持与中国文化人物交流的新证据。本财年举办了九次在线研究会议，其中四次包括研究报告以及与外部研究人员和研究合作者的网络会议。通过这些活动，他与关注法国但不关注上海法租界的研究人员建立了联系，如法国史、法国音乐史、日法交流史等研究人员。结果，我们意识到，除了阐明文化和艺术的实际状况（这是我们最初的主要目标）之外，还可以从外交和政策等多个方面来处理该项目。原定于第三年（2022年）举行的会议被提前并于2021年举行，以便为传播这项研究成果提供一个场所。 “研究上海法租界历史的可能性：从巴黎、上海到日本”在线研讨会于2022年3月27日举行，该研究引起了广泛关注，有近200名申请人申请参加。。研讨会上，研究代表对上海法租界的历史和研究历程进行了总体概述，随后五位委员介绍了各自的研究成果。内容包括对Grobois商业同事Claude Rivière的性格研究、法国广播电台艺术音乐节目的分析、从《上海日报》看日法中文化交流、关西我们能够展示基于未发表的材料和新发现的材料的最新研究成果，涵盖广泛的主题，包括法日研究所和东京的上海原籍藏书的现状。日本法日研究所。