生物領域における科学的知識と素朴信念の共存

生物领域的科学知识与天真的信念并存

• 批准号: 20K03344
• 负责人: 外山 紀子
• 金额: $ 2.75万
• 依托单位: Waseda University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K03344/
• 关键词: 共存モデル; 概念発達; 病気理解; 素朴生物学; 代替医療; 生気論; 素朴信念; 病気の理解; 衛生教育; 認知発達; 生物領域; 病気; 食

(1) 異なる問いに対する病因の説明共存モデルに関する研究は，ひとりの人が複数の説明を生涯共存させていることを明らかにしてきたが，そももそもなぜ複数の説明が共存するかについては十分に検討されてこなかった。医療人類学では，病因に関する説明には病気の原因を自然の要素に求めるナチュラリスティックな病因論と，原因を人格に求めるパーソナリスティックな病因論があるとされている。西洋医学も含まれる前者の病因論はhowの問いには答えるが，whyの問いには十分な答えを示すことができず，ここに代替医療が支持される理由ある。私たちが複数の説明を共存させているのは，howとwhyのようにひとつの現象に複数の問いを抱くからかもしれない。この点を検討するために，以下の研究を実施した。感染・生活習慣・内在的正義の3点から病気を罹患させやすい行動をとった(病気の人と接触した・極度に栄養バランスの悪い食事をしていた・友だちに嘘をついた)登場人物が原因不明の病気にかかったという課題文を提示し，どうして病気にかかったのか，なぜその人物が病気にかかったのかを，まずはopen-ended方式で説明してもらった。次に，それぞれの問いに対する説明として科学的説明・民俗的説明・魔術的説明を示し，各説明がどれだけ正しいか・納得できるか・共感できるかを評定してもらった。課題文では主人公の病気の重症度のみ変更した2種類を用意した。2022年度は以上のデータを取得した。(2) 保育者における乳児のケガ・身体不調への対応保育園ゼロ歳児クラスの縦断観察データから，乳児のケガ(転ぶ，他児とぶつかる等)と身体不調(発熱，嘔吐等)が生じた際に，保育者がどのように声をかけるのか，乳児の身体に対してどのように身体的に働きかけるのかを分析中である。身体的働きかけについては，疫病退散の祭祀における日本古来の所作と比較検討している。

(1)对不同问题的病因学解释共存模型的研究表明，一个人一生中多种解释并存，但多种解释为何同时存在尚不清楚。在医学人类学中，关于病因学有两种解释：自然主义病因学，着眼于自然因素引起疾病的原因；个人病因学，着眼于人格因素。包括西医在内的以前的病因学理论回答了“如何”的问题，但无法为“为什么”的问题提供充分的答案，这就是替代医学受到支持的原因。我们之所以会同时存在多种解释，可能是因为我们对单一现象提出了多个问题，例如如何以及为何。为了验证这一点，我们进行了以下研究。从感染、生活习惯和内部正义（与病人接触、饮食极度不均衡、对朋友撒谎）这三个角度来看，采取了使自己更容易感染疾病的行为的角色。我们提出了一个任务，其中一个人患有不明原因的疾病，并要求他们以开放式的形式解释该人为何感染该疾病以及该人为何感染该疾病。接下来，我们提出了科学的、民间传说的和魔法的解释作为每个问题的解释，并要求他们评价每个解释的准确性、说服力和同理心。准备了两种类型的任务，其中仅改变了主角病情的严重程度。上述数据是在2022年获得的。 （2）保育员对婴儿受伤和身体不适的反应 根据幼儿园零岁班的纵向观察数据，我们发现，当婴儿受伤（跌倒、与其他儿童碰撞等）并表现出身体不适（发烧、呕吐等） 我们目前正在分析护理人员如何与婴儿交谈以及他们如何与婴儿进行身体互动。关于身体动作，我们将其与古代日本仪式中用于抵御流行病的手势进行比较。

项目成果

Development in infant object interactions across the period from crawling to walking: A longitudinal study in a daycare center

从爬行到行走期间婴儿物体交互的发展：日托中心的纵向研究

• DOI: 10.11225/cs.2021.048
• 发表时间: 2021
• 期刊: Cognitive Studies: Bulletin of the Japanese Cognitive Science Society
• 作者: 西尾 千尋;石井 千夏;外山 紀子
• 通讯作者: 外山 紀子

母子の離乳食場面におけるリズミカルな表現

母子之间的婴幼儿食品场景中的韵律表达

• 发表时间: 2022
• 期刊: 乳幼児医学・心理学研究
• 作者: Larry Young;Qi Zhang;Mizuki Mazzotta,Yutaka Yamauchi;中嶋智史;山﨑洋子;外山紀子
• 通讯作者: 外山紀子

「食」の原点から考える孤食・共食

从“食”的本源思考独食与聚食

• 发表时间: 2022
• 期刊: 保健の科学
• 作者: 山内豊;木下聖子;峯松信明;吉田成章・松田充・宮本勇一・安藤和久・藤原由佳・阿蘇真早子・金原遼・三戸部由幸・澤田百花・藤井翔太・明月・唐暁冬;外山紀子
• 通讯作者: 外山紀子

病気と死に関する理解

了解疾病和死亡

• 发表时间: 2021
• 期刊: 乳幼児医学・心理学研究
• 作者: Sambuu Tsetsegee;Vitaliy Banov;Maria Pires Fraga;Lenin C Kandasamy; Shigeyoshi Itohara;Larry J Young;Qi Zhang;外山紀子
• 通讯作者: 外山紀子

Developmental changes in infants’ physical contact with others across the transitional period from crawling to walking

从爬行到行走过渡期婴儿与他人身体接触的发育变化

• DOI: 10.1002/icd.2288
• 发表时间: 2022
• 期刊: Infant and Child Development
• 影响因子: 2.2
• 作者: Yuichi Miyamoto;Yuka Fujiwara;Kazuhisa Ando;Masako Aso;Yue Ming;Mitsuru Matsuda;Nariakira Yoshida;鈴木正樹，中野友暉，古田皓晟，高津朗真，原賀紫織;高野裕治;Noriko Toyama
• 通讯作者: Noriko Toyama