The research for the interdependence of tort law and insurance

侵权法与保险的相互依存关系研究

• 批准号: 20K01378
• 负责人: 前田 太朗
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Chuo University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K01378/
• 关键词: 危険責任; 自動車保有者の責任; 責任保険; 任意保険; ドイツ法; オーストリア法; AI 人工知能; ヨーロッパ法; AI（人工知能）; 過失責任; 責任保険制度; EU法; 自動車事故; 不法行為法; 自賠法; 保険法

22年度は、研究計画調書に沿った形で、a衡平責任とb自動車保有者責任の検討を進めた。aについて、ドイツ及びオーストリアの親権者責任との比較をしながら、基本文献の検討と分析をおこなった。両国とも、衡平責任は最終的な救済と考えている一方で、責任判断に保険制度の有無が影響を与えるか、という分離原則について、責任保険か、任意保険かに応じて、扱いを異にするか、同じように考えるかで、対応の差がみられる。その差が、実際上の理由なのか、理論的な理由なのかは、これから分析を進める中で明らかにしたいが、この差があることに着目することで、衡平責任と分離原則の関係性の検討を深めることができると考えている。bについて、ドイツでは、ＡＩによる技術革新等の対応のため、自動車保有者等の責任を定める道路交通法の改正が近時行われている。従来は速度の遅い自動車を同法の対応外としていたものの、この改正により、完全自動運転の場合には速度を問わず、危険責任が課されることとなった。しかし技術革新により速度が遅いものの、しばしば用いられるようになる電動スクーターは同法の規律対象外となっており、保険での対応も問題となっていることから、この問題に対する理論上・立法上の対応が迫られている。このように、近時学説での議論が活発化し、ドイツ交通法曹大会verkehrsgerichtstagでも一つのテーマとなっている。自動車の危険責任はいったいどのような危険に対応するものか、という基本的な理解に関する議論がみられており、自動車の有する多様化する危険性をどう危険責任で規律するか、という本研究課題の一つの重要な課題に対する適切な検討素材と考え、分析・検討を進めている。

2012年度，我们按照研究计划文件，继续考虑a.衡平法责任和b.车主责任。关于（a），我们回顾和分析了基础文献，同时与德国和奥地利的父母责任进行了比较。虽然两国都认为公平责任是最终的补救措施，但他们对待分离原则的态度，决定了保险制度的存在或不存在是否会影响责任的确定，这取决于是否有责任保险或自愿保险，反应也有所不同。取决于你是否这样做或以同样的方式思考。我想澄清这个差异是由于实践还是理论上的原因，但是通过关注这个差异，可以澄清平等责任和分离原则之间的关系，我认为我们可以加深我们的思考。关于b，在德国，为了应对AI等技术创新，近期修改了《道路交通法》，规定了车主的责任。此前，慢速车辆不属于该法的管辖范围，但通过此次修订，全自动驾驶现在无论速度如何，都将承担危险责任。然而，由于技术创新，虽然速度慢但经常使用的电动滑板车不受该法律的监管，保险范围也是我们被迫采取行动的问题。这样，近年来学术理论的争论就变得活跃起来，并成为德国交通法会议Verkehrsgerichtstag的一个主题。关于汽车风险责任对应什么样的风险的基本认识存在争议，而本研究主题是如何通过风险责任来调节汽车的多元化风险，我们认为这是考虑其中之一的合适材料。世界重大问题，正在进行分析和思考。

项目成果

危険責任の一般法理からみる自賠法における「運行概念」の再構成

风险责任一般法律原则视角下车险强制保险法“运作理念”的重构

• 发表时间: 2021
• 作者: 坂口甲;上宮 愛・横光健吾・直原康光・安西 敦・田中晶子・安田裕子・仲真紀子;青木則幸;上田純子;前田太朗;粟辻悠;松本克美・小川富之・安田裕子・吉田容子・金成恩;上田純子=松嶋隆弘＝大久保拓也編著;青木則幸;前田太朗;佐々木健;上田純子=松嶋隆弘＝大久保拓也編著;山田早紀・斧原藍・金成恩・我藤諭・山崎優子・村山満明;前田太朗;マーティン スピッツァー;金成恩;前田太朗;佐々木健;前田太朗
• 通讯作者: 前田太朗

自賠法の運行概念の再構成―独法・墺法に示唆を受けて

强制保险法运作理念的重构：独立法与法律的启示

• 发表时间: 2021
• 作者: 坂口甲;上宮 愛・横光健吾・直原康光・安西 敦・田中晶子・安田裕子・仲真紀子;青木則幸;上田純子;前田太朗;粟辻悠;松本克美・小川富之・安田裕子・吉田容子・金成恩;上田純子=松嶋隆弘＝大久保拓也編著;青木則幸;前田太朗;佐々木健;上田純子=松嶋隆弘＝大久保拓也編著;山田早紀・斧原藍・金成恩・我藤諭・山崎優子・村山満明;前田太朗;マーティン スピッツァー;金成恩;前田太朗
• 通讯作者: 前田太朗

EKHGにおける運行及び運行危険（翻訳）

EKHG 的运营和运营风险（翻译）

• 发表时间: 2020
• 期刊: 比較法雑誌
• 作者: 坂口甲;上宮 愛・横光健吾・直原康光・安西 敦・田中晶子・安田裕子・仲真紀子;青木則幸;上田純子;前田太朗;粟辻悠;松本克美・小川富之・安田裕子・吉田容子・金成恩;上田純子=松嶋隆弘＝大久保拓也編著;青木則幸;前田太朗;佐々木健;上田純子=松嶋隆弘＝大久保拓也編著;山田早紀・斧原藍・金成恩・我藤諭・山崎優子・村山満明;前田太朗;マーティン スピッツァー
• 通讯作者: マーティン スピッツァー

不法行為法における責任原理の多元性の意義とその関係性の検討(1)墺法・独法からの示唆を基に

侵权法中多元责任原则的意义及其关系考察（一）基于法律和独立法的建议

• 发表时间: 2021
• 期刊: 中央ロー・ジャーナル
• 作者: 坂口甲;上宮 愛・横光健吾・直原康光・安西 敦・田中晶子・安田裕子・仲真紀子;青木則幸;上田純子;前田太朗;粟辻悠;松本克美・小川富之・安田裕子・吉田容子・金成恩;上田純子=松嶋隆弘＝大久保拓也編著;青木則幸;前田太朗
• 通讯作者: 前田太朗

自賠法における「運行」及び「によって」要件の再構成 (2) ―独法・墺法に示唆を受けて―

汽车强制法中“经营”与“由”要求的重构（二）——独立法与法律的启发——

• 发表时间: 2021
• 期刊: 中央ロー・ジャーナル
• 作者: 坂口甲;上宮 愛・横光健吾・直原康光・安西 敦・田中晶子・安田裕子・仲真紀子;青木則幸;上田純子;前田太朗
• 通讯作者: 前田太朗