Sustainable Use of South American Camelids and Indigenous Traditional Knowledge in the Andean Pastoralist Society

安第斯牧民社会南美骆驼科动物和土著传统知识的可持续利用

• 批准号: 20K01204
• 负责人: 鳥塚 あゆち
• 金额: $ 2.75万
• 依托单位: Kansai Gaidai University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K01204/
• 关键词: ペルー共和国; 牧民共同体; アルパカ; 有色毛回復; 繊維企業; 家畜と牧民の関係; リャマ; アンデス; 南米ラクダ科動物; 牧草地利用; 制度と慣習の間; 文化人類学; 先住民の知; 持続可能性

本研究では、ペルー南部高地の牧民共同体の事例から、南米ラクダ科動物の持続的利用の可能性と、外部からもたらされる変化に対する共同体の人びとの選択の動態を明らかにすることを目的としている。2022年度は、予定していたクスコ県の牧民共同体でのフィールドワークと、アレキパ市に本拠地を置くアルパカ繊維企業でのインタビュー調査を実施した。補足的に、クスコ市のアルパカ毛販売店と政府機関関係者にも、アルパカ毛流通や品質改良に関する聞き取りを行った。おもな成果は以下の通りである。1）牧民共同体では、家畜の品質改良の進展、有色個体所有の現状、家畜と人の関係に焦点を当てて聞き取りした。調査範囲は限定的であったが、一部の成員がアルパカの有色個体を再導入していること、工芸品製作者に有色毛販売を開始したことを確認した。2）クスコ州行政機関所属の技術者へのインタビューでは、有色個体回復に対する政府からの本格的な支援はまだなく、生産者である牧民への品質改良支援は白色個体を対象に継続しているとのことだった。有色毛では品質等において課題があることもわかった。3）繊維企業では獣医師にインタビューを行った。アルパカ毛市場においては依然として白色毛が量・価格ともに優勢であること、大規模繊維企業がアンデス高地の一部の地域でアソシエーションを組織し、生産者支援を行っていることが明らかとなった。ここまでの本研究課題の成果公開として、アンデス牧民・家畜・自然との関わりについて執筆した論文が学会の記念出版物の1章として刊行された。その内容を中心とした口頭発表も行った。

本研究的目的是基于秘鲁南部高地的一个牧民社区的案例，阐明南美骆驼科动物可持续利用的可能性以及社区成员应对外部变化的选择动态。 2022年，我们对库斯科省的一个牧民社区进行了计划中的实地考察，并对位于阿雷基帕市的一家羊驼纺织公司进行了访谈调查。此外，我们还就羊驼毛分销和质量改进问题采访了库斯科的羊驼毛经销商和政府机构官员。主要结果如下。 1）对牧区社区的访谈重点关注牲畜质量改善进展、有色动物所有权现状以及牲畜与人的关系。尽管调查范围有限，但已证实一些成员重新引入了彩色羊驼，并开始向工艺品制造商出售彩色羊毛。 2）据库斯科州政府所属工程师采访，政府对有色人种的恢复仍没有全面支持，对生产者、牧民的质量提升支持继续针对白人。他就是这么说的。还发现染发存在质量问题和其他问题。 3）纺织公司采访兽医。很明显，白羊毛在数量和价格上仍然主导着羊驼毛市场，大型纺织公司已经在安第斯高地的一些地区成立了协会来支持生产商。为了宣传该研究项目迄今为止的成果，一篇关于安第斯牧民、牲畜和自然之间关系的论文作为该学会纪念出版物的一章发表。会议还围绕内容进行了口头报告。

项目成果

溺れたアルパカを救う：南米ラクダ科動物の行動特性、人間と家畜との関わり

拯救溺水羊驼：南美骆驼科动物的行为特征及人畜关系

• 发表时间: 2020
• 作者: Rebecca Carlson;Fiona Stirling;鳥塚あゆち;後藤 明;野林厚志・宇田川妙子・河合洋尚・濵田信吾共編;鳥塚あゆち
• 通讯作者: 鳥塚あゆち

中央アンデス高地におけるアルパカの改良と有色毛回復プロジェクト：現地調査に向けた課題

安第斯山脉中部高地的羊驼改良和彩色羊毛恢复项目：实地研究面临的挑战

• 发表时间: 2021
• 作者: Hiroyuki Yamauchi;Takashi Oguchi;Yuichi S. Hayakawa;Takuro Ogura;植松健一;皆川宏之;林耕次・清水貴夫;Huang Xinzhe;五石敬路;問芝志保;高塩博;松田睦彦;鳥塚あゆち
• 通讯作者: 鳥塚あゆち

『「縁側」知の生成にむけて：多文化関係学という場の潜在力』多文化関係学会（編）（「人間・家畜・自然の関わり合いから生成される文化：アンデス高地で家畜とともに生きる人々から学ぶ」分担執筆）

《迈向“边缘”知识的生成：多元文化关系研究领域的潜力》，多元文化关系学会编（主编）（《人类、牲畜和自然之间的相互作用产生的文化：与牲畜一起生活在安第斯高地”）《向人学习》的合著者）

• 发表时间: 2022
• 作者: Rebecca Carlson;Fiona Stirling;鳥塚あゆち;後藤 明;野林厚志・宇田川妙子・河合洋尚・濵田信吾共編;鳥塚あゆち;神原 ゆうこ;中村寛;Rebecca Carlson;Rebecca Carlson;石森大知・黒崎岳大・後藤 明ほか;鳥塚あゆち
• 通讯作者: 鳥塚あゆち

アンデス牧民共同体における制度と慣習：共同体の土地区分に着目して

安第斯牧区社区的制度和习俗：关注社区土地分类

• 发表时间: 2020
• 期刊: アンデス・アマゾン研究
• 作者: 鳥塚あゆち

アンデス高地における人間・家畜・自然の関わり合いと牧畜文化の生成

人、牲畜和自然之间的互动以及安第斯高原田园文化的创造

• 发表时间: 2023
• 作者: 鳥塚あゆち;田中大介（分担執筆）;高木陽子・高馬京子編著;Rebecca Carlson;Steffan I.A. Diaz編;鳥塚あゆち
• 通讯作者: 鳥塚あゆち