古代アンデスの織物：製作技術の多様性と年代的変遷の研究

古代安第斯纺织品：生产技术多样性和年代变迁的研究

• 批准号: 20K01088
• 负责人: 浅見 恵理
• 金额: $ 1.91万
• 依托单位: Saitama University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K01088/
• 关键词: アンデス考古学; 染織品

第1の目的として、研究分担者が所属する東京大学総合研究博物館所蔵の古代アンデス織物についての調査を次続して実施した。これまでに作成された資料データの見直し、および製作技術の再確認を行った。昨年度までに、オープンワークに分類される技法の一部とチャンカイレースと呼ばれる技法の関連性について、さらに深く掘り下げて分析を行い、類似する資料が他館に所蔵されていることが分かっていた。調査を進めるうちに、奈良に所在する天理大学附属天理参考館同館には、他の東大博所蔵資料とほぼ同じ文様や技法をもつ資料や、非常に稀な技法で製作された房などがあり、比較検討する必要が生じた。そのため、詳細なデータ収集を行う目的で同館を訪れて資料調査を実施した。その結果、文様は類似するものの裏面の糸の処理が異なる等の細かな点に差異が見られた。同じに見える文様や房でも製作技術に多様性が見いだせる。第2の目的として、考古学的コンテクストをもたない博物館所蔵資料の放射性炭素年代測定の実施が挙げられる。資料の選定は、製作技法の再確認作業と並行して行い、なるべく遺跡名や文化名が判明している資料を対象に抽出した。その際、炭素・窒素安定同位体分析も考慮に入れて資料の抽出を行った。同じ資料を用いて二つの自然科学分析を行うことにより、織物のおおよその年代と獣毛の利用についての新たな知見を得られることになる。製作技術の発展とその背景にある他地域のとの関連も含めて、非常に興味深い研究視座である。作業の進め方については専門家と協議をし、来年度に分析を実施すること調整を行った。

第一个目的是对在东京大学综合研究博物馆举行的古代安第斯纺织品进行了许多调查，研究人员所属的地方。到目前为止创建的材料的数据已经进行了审查，并且已经重新确认了生产技术。到去年，我们已经对某些被归类为开放作品的技术与称为Chankairasu的技术之间的关系进行了更深入的分析，并发现其他博物馆也有类似的材料。随着调查的进行，位于奈良的Tenri University Tenri参考博物馆包含的材料几乎与东京大学拥有的其他材料以及使用非常罕见的技术制成的簇，需要进行比较。因此，他们访问了博物馆，进行材料调查以收集详细的数据。结果，尽管模式相似，但在小细节中观察到差异，例如背面的纱线处理。即使具有相同的模式和簇，也可以在生产技术中找到多样性。第二个目的是对没有考古背景的博物馆收藏进行放射性碳预期。材料的选择是与重新配置生产技术的工作并平行进行的，并尽可能地提取具有已知废墟和文化名称的材料。此时，考虑碳和氮稳定的同位素分析，提取材料。通过使用相同材料进行两项自然科学分析，可以获得对织物近似年龄和使用动物头发的新见解。这是一个非常有趣的研究观点，包括制造技术的发展及其与其他地区的联系。我们讨论了如何与专家进行工作，并进行了调整以进行明年的分析。