アメリカ及び日本における自己啓発本出版史の研究

美日自助图书出版史研究

基本信息

批准号：
20K00387
负责人：
尾崎俊介
金额：
$ 1.25万
依托单位：
Aichi University of Education
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度は、過去２年間におこなってきた研究成果のとりまとめを行うことに重点を置き、その結果、自己啓発本出版史である『14歳からの自己啓発』（トランスビュー、2023年３月20日、350頁）を刊行することができた。本書は９章から構成される。第１章ではベンジャミン・フランクリンの『自伝』を契機として18世紀末のアメリカで「自助努力系自己啓発本」が誕生した経緯を解説し、続く第２章では19世紀後半の好景気を背景に、自助努力系自己啓発本の流行があったことを説明した。第３章では自助努力系自己啓発本とはまったく種別の異なる「引き寄せ系自己啓発本」が誕生した経緯説明とその代表作の紹介、第４章では引き寄せ系自己啓発本の具体的な内容について解説した。第５章では20世紀半ばのアメリカで流行した「人間関係系自己啓発本」の誕生経緯を説明すると同時に、その代表的なライターとしてデール・カーネギーについて紹介し、第６章では20世紀半ばに女性向け自己啓発本が生まれた経緯を、また第７章ではいわゆる「ＡＣＩＭ系自己啓発本」について説明した。第８章では20世紀後半のアメリカにおける「死後生」言説と自己啓発本の関係について解説し、最後の第９章では21世紀に入って隆盛を見た「マインドフルネス系自己啓発本」について説明した。以上、本書は自己啓発本の誕生から、21世紀のマインドフルネスの隆盛に至るまで、200年に亘る自己啓発本の歴史を扱った他に類を見ないものであり、この文学ジャンルを研究する後続の研究者にとって、なくてはならない画期的な参考書になったと思っている。

今年，我们专注于整理过去两年中我们进行的研究结果，结果，我们能够发布“从14年开始的自我完善”（Transview，2023年3月20日，2023年，350页），这是出版自助书籍的历史。这本书由九个章节组成。第1章解释了“自助自助书籍”是如何在18世纪末出生在美国的，本杰明·富兰克林的自传摄影以及第2章解释了自助自助书籍在19世纪下半叶蓬勃发展的背景下如何流行。第3章解释了“有吸引力的自助书籍”是如何诞生的，这些书籍与自助自助书籍完全不同，并介绍了他们的代表作品，而第4章解释了吸引力的特定内容自助书籍。第5章解释了有关人际关系和自助书籍的个人发展的书籍是如何出生在20世纪中叶的，同时也介绍了戴尔·卡内基（Dale Carnegie）作为代表作家。第6章解释了20世纪中叶出生的女性自助书籍是如何出生的，第7章解释了所谓的“ ACIM自助书籍”。第8章解释了20世纪后期“来世”话语与美国自助书籍之间的关系，最后第9章解释了“正念自助书籍”，当他们进入21世纪时，它们崛起了。从自助书籍的诞生到21世纪的正念兴起，这本书在其历史上是独一无二的，涵盖了200年的自助书籍历史，我相信它已成为一本必不可少的，开创性的参考书，用于随后研究这种文学类型的研究人员。