アメリカ革新主義思想の一系譜：アングロ・カトリシズムと多元的共同体主義

美国进步思想的谱系：英国天主教主义和多元社群主义

• 批准号: 20K00111
• 负责人: 佐々木 一惠
• 金额: $ 1.25万
• 依托单位: Hosei University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K00111/
• 关键词: アングロ・カトリシズム; 福音主義; 修道院; 活動的生; 観想的生; 独身主義; ジェンダー; アメリカ史; 生・権力; 善き生; セクシュアリティ; プロテスタンティズム; ウェーバー; フーコー; 思想史; 社会主義; 共同体主義; 宗教史; アメリカ思想史; キリスト教社会主義

本年度は、1865年に米国で初めて創設されたプロテスタントの女子修道院である聖マリア修女会に関するアーカイヴ調査を、聖マリア修女会、トリニティ教会古文書館、米国聖公会ニューヨーク教区古文書館（いずれもニューヨーク州）において実施した。書簡や日記史料等を通じて見えてきたのは、聖マリア修女会の修道女たちが求めていた生とは、「活動的生」と「観想的生」とを結びつけた宗教的独身に基づく「神に奉献した生」であったことである。それは、19世紀後半の個人主義的なプロテスタンティズムにおける「活動的生」への偏りや、福音主義の「聖なる家庭」を土台とするジェンダー規範に対する異議申し立てであり、彼女たちの活動はこれらと異なる形の信仰に基づく女性主体による公共善の遂行を目指す共同体主義の試みであった。さらに、聖マリア修道会では病院や孤児院などの運営に加え、セツルメント活動も展開していた。しかし、これまで女性史・ジェンダー史においては革新主義期の女性運動として取り上げられることはなかった。ここに、「世俗」（進歩的）と「宗教」（抑圧的）の二分法並びにヒエラルキーが見て取れる。しかし、本年度実施したアーカイヴ調査を通じて、聖マリア修道会の修道女たちの活動やアングロ・カトリシズムに基づく信仰に基づく彼女たちの女性主体の構築の試みは、こうした従来の二分法では捉えきれない、革新主義期アメリカの多元主義的な共同体主義の一形態であったことが明らかになった。佐々木一惠「『神に奉献した生』とプロテスタントの女性主体―19世紀後半のアメリカにおける聖マリア修女会の実践から―」『異文化』24号、2023年。

今年，一项关于新教徒的第一位女修道院圣玛丽亚·舍斯特（St. Maria Shogen）的档案调查，该修道院于1865年在美国成立，是圣玛丽亚，三位一体教堂和美国圣社会的纽约首都审计（纽约）。我可以通过信件和日记的历史材料看到的是，圣玛丽亚·肖格西·凯（St. Maria Shogusai Kai）的修女在与“活跃”和“想象力的生活”相关的宗教单曲中被描述。这是对19世纪后期的“积极生活”的反对，以及基于福音的“神圣家族”的“活跃生活”，他们的活动是这些尝试。公共善意基于不同形式的宗教。此外，圣玛丽亚修道院除了进行医院和孤儿院的运作外，还开展了定居活动。但是，过去，妇女的历史和性别历史并未被作为创新的女性运动。在这里，您可以看到“世俗”（进步）和“宗教”（压迫性）和等级制度的两个细分。但是，通过今年进行的档案调查，基于圣玛丽亚修道院的活动和盎格鲁天主教的妇女的建设尝试无法捕获这些传统方法。美国的多土地的一种形式。 Kazue Sasaki：“原始代表上帝”和新教徒的主要主题 - 从19世纪后期在美国的圣玛丽亚·肖格森登的实践中 - ” 2023年第24号。

项目成果

善き生の回復を求めてーラルフ・アダムズ・クラムの教会建築論に見る革新主義期アメリカに抗するアングロ・カトリシズムの想像力(イマジェリー)

寻求美好生活的恢复：拉尔夫·亚当斯·克拉姆教堂建筑理论中英国天主教对美国改良主义时代的想象

• 发表时间: 2022
• 期刊: 年報アメリカ研究
• 作者: 亀井大輔;佐々木一惠
• 通讯作者: 佐々木一惠

「神に奉献した生」とプロテスタントの女性主体―19世紀後半のアメリカにおける聖マリア修女会の実践から―

“献身于上帝的生活”与新教女性主体：来自19世纪末美国圣玛丽修女会的实践

• 发表时间: 2023
• 期刊: 異文化
• 作者: 栗田 英彦;石原 深予;一柳 廣孝;菊地 暁;神保町のオタ;平野 直子;吉永 進一;渡 勇輝;佐々木一惠
• 通讯作者: 佐々木一惠

聖十字架修女会の会員とセツルメント運動―生と活動の様式としてのアングロ・カトリシズムー

圣十字修女会和定居运动成员：英国天主教作为一种生活方式和活动方式

• 发表时间: 2020
• 期刊: ジェンダー史学
• 作者: 佐々木一惠

プロテスタンティズムの倫理と革新主義期アメリカの精神―アングロ・カトリシズムの視点から見る生政治―

新教伦理与改良主义时代的美国精神：英国天主教视角下的生命政治

• 发表时间: 2022
• 期刊: 異文化
• 作者: 岡本佳子・莊千慧編(吉永進一・莊千慧共著;吉永担当箇所「神智学略史―人と思想と組織」;莊担当箇所「近代中国における神智学運動」「年表 近代神智学運動とその時代(1875～1945)」);Ioannis Gaitanidis;桂島宣弘;九鬼一人;松本郁代;永由 徳夫;亀井大輔;佐々木一惠
• 通讯作者: 佐々木一惠

Creating a Cooperative Community through Prayer and Activism: Ellen Gates Starr, Vida D. Scudder, Mary Kingsbury Simkhovitch and the Episcopal Laywomen’s Order

通过祈祷和行动创建合作社区：艾伦·盖茨·斯塔尔、维达·D·斯卡德、玛丽·金斯伯里·西姆科维奇和圣公会平信徒团体

• 发表时间: 2021
• 作者: 九鬼一人;Motoe Sasaki
• 通讯作者: Motoe Sasaki