野外保育が幼児の移動運動と姿勢制御の発達に与える効果の客観的検証

客观验证户外保育对幼儿运动和姿势控制发展的影响

基本信息

批准号：
19K21780
负责人：
前田泰弘
金额：
$ 3.99万
依托单位：
The University of Nagano
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-06-28 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では、野外保育が幼児の移動運動や姿勢制御の発達に与える効果を、客観的な指標を基に評価できるようにすることを大きな目的としている。当初に行った研究では、幼児の移動運動と姿勢制御を客観的に計測する方法として、身体工学的な観点からの歩行分析、そして計測パラメータとして歩容や歩行の安定性を計測することの有効性が示唆された。これをもとに、一昨年度は歩行の計測と分析方法に関する文献研究を中心に行った。本研究は子どもを対象とするため、計測の手続き（特に機器の装着や計測）に簡便さが求められる。また、本研究で行う歩行計測は、保育の場かつ屋外でのより日常的な場面を想定している。そのため、従来用いられてきた実験室内での計測手法（たとえば身体にマーカーをつけて歩行させ、その軌跡をカメラで追うなど）は不適であると考えられた。検討の結果、被験者である子どもに加速度計を内蔵したベストを着てもらい、歩行時の加速度データを無線で受信することによって歩容（特に歩行のバランス）を分析・算出する「体幹二点歩行動揺計」を用いることとした。一方、この動揺計を用いた手法はこれまで介護予防（転倒防止）を目的とした事業で、成人を対象に使用されているが、子どもに応用した研究はこれまでのところない。したがって、研究を進める上において、たとえば被験児への教示の内容・方法や計測環境が歩行に与える影響など、基礎的なプロトコルについても合わせて検討することが必要であると考えられた。このことから、本年度は実験室内で成人等を対象とした予備的実験を進めることを計画していたが、昨今の社会情勢（新型コロナウイルスの影響）により研究協力者との接触が難しかった。そのため、文献研究やより簡便に着脱できる子ども用の装具（ベスト）の開発等を中心に実験の準備を進める結果となった。

本研究的主要目的是基于客观指标评估户外儿童保育对幼儿运动和姿势控制发展的影响。在最初的研究中，我们从身体工程学的角度研究了步态分析作为客观测量婴儿运动和姿势控制的方法的有效性，并提出了测量步态和步态稳定性作为测量参数的有效性。基于此，前年我们重点进行了步态测量与分析方法的文献研究。由于这项研究针对的是儿童，因此测量程序（特别是设备的连接和测量）必须简单。此外，本研究中进行的步态测量假设了儿童保育环境和户外的更多日常情况。因此，传统的实验室测量方法（例如，在身体上贴上标记行走并用相机跟踪轨迹）被认为是不合适的。研究的结果是，我们决定使用“两点躯干步态”方法，通过让儿童测试对象穿着内置加速度计的背心并无线接收加速度数据来分析和计算步态（尤其是步态平衡）我们决定在步行时使用摇摆计。另一方面，这种使用摇摆计的方法迄今为止已在旨在防止护理（防止跌倒）的项目中用于成人，但迄今为止还没有将其应用于儿童的研究。因此，在进行研究时，认为有必要考虑基本方案，例如测试对象的教学内容和方法以及测量环境对步行的影响。为此，我们原计划今年在实验室对成年人进行初步实验，但由于最近的社会形势（新型冠状病毒的影响），很难联系到研究合作者。为此，实验的准备工作主要集中在文献研究和开发一种更容易穿脱的儿童矫形器（背心）上。