会沢正志斎の経学思想研究
相泽征士斋的经济思想研究
基本信息
- 批准号:20K00058
- 负责人:
- 金额:$ 2.5万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 财政年份:2020
- 资助国家:日本
- 起止时间:2020-04-01 至 2025-03-31
- 项目状态:未结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
本研究は、幕末期に活躍した水戸藩の学者、会沢正志斎の経学思想を明らかにしつつ、水戸学思想の解明を図ることを目的としている。2022年度の当初計画では、会沢正志斎の『孝経考』を主に検討する予定であった。それについては、手抄本である『孝経考』の諸本を集め、翻刻と校正作業を行い、作業はほぼ終了した。しかし、『孝経考』思想の検討にはまだ至っていない。また、コロナ禍により当初計画がかなり狂ってしまい、計画にはなかったが、2022年度は遠隔授業で配布した講義録をもとにして、会沢正志斎が活躍した幕末期に至るまでの、水戸学の形成過程を、一般向けの教養書としてまとめ、『水戸学事始』(ミネルヴァ書房、2023)として出版をした。水戸藩二代藩主徳川光圀が始めた『大日本史』の編纂は、江戸時代を通じて事業が続けられ、幕末期には水戸藩独自の学問である水戸学として発展し、その時代の日本に大きな影響を与えた。水戸学は江戸期の様々な学問の影響を受けているが、最も多大な影響を与えていたのは『大日本史』の根底にある儒教の歴史思想であり、それを築いてる春秋学であると考えられる。そこで、本書では春秋学を一つの軸として水戸学の解明を図り、春秋学の基礎にある『春秋公羊伝』から水戸学について説き起こした。そして、徳川光圀が『大日本史』を編纂するきっかけとなった『史記』伯夷列伝は『春秋公羊伝』の影響を受けており、幕末に流行した「尊王攘夷」という言葉も、『春秋公羊伝』に説かれる覇者桓公の評価がもとにあり、宋代の春秋学によって変容した思想の影響であることを明らかにした。さらに、水戸学解明のために儒教の祖先祭祀の思想をもうひとつの軸とし、光圀が儒葬を行ったことから、天照大神の祖先とする天皇をシンボルとして日本をひとつにまとめようとした会沢正志斎の思想までを検討した。
本研究的目的是阐明活跃于江户时代末期的水户藩学者相泽征士斋的经济哲学,阐明水户学的哲学。原定2022年的计划是主要学习相泽星师斋的《政体经》。对此,我收集了《孝经》的手选本,进行了抄写、校对,作品已基本完成。然而,“孝道”的思想尚未得到检验。此外,虽然原计划因冠状病毒大流行而偏离了轨道,但在2022年,我们将利用通过远程课堂分发的讲义来研究水户研究,直到相泽征士斋活跃的江户时代末期。它的形成过程被总结为一本面向公众的教育书籍,并出版为“Mito Gaku Jijisho”(Minerva Shobo,2023)。由水户藩第二代藩主德川光国开始的《日本大史》的编纂,一直持续到江户时代,到了江户时代末期,发展成为日本独有的研究——水户学。水户藩,对当时的日本产生了重大影响。水户学受到江户时代各种学术研究的影响,但影响最大的是作为“大日本史”基础的儒家历史思想,以及以此为基础的春树学。有。因此,本书试图以春树学为支柱之一来阐明水户学,并从春树学的基础《春树御令传》中解释水户学。此外,德川光国编纂《日本大史》的《四季》《薄井列传》,也受到了《春秋交阳传》和当时流行的“园内诸井”一词的影响。江户时代末期,也有人透露,这是基于《公羊传》中描述的征服者公焕的评价,并受到宋代春秋学转变的思想的影响。 。此外,为了阐明水户学,以儒家祭祀思想为轴心,由于光国实行儒家葬礼,他试图利用天照大神祖先的天皇来统一日本,甚至连相泽征士斋的想法也被考虑在内。
项目成果
期刊论文数量(4)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
続・会沢正志斎の「天」について――天と天照大神――
续:关于相泽征士斋的《天堂》——天堂和天照大神——
- DOI:
- 发表时间:2021
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Sugiki;Tsunehiko;松﨑哲之
- 通讯作者:松﨑哲之
会沢正志斎の天の思想―一元気論を中心に―
相泽征士斋的天学思想——以一灵论为中心——
- DOI:
- 发表时间:2020
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:明戸隆浩;安部彰;伊藤昌亮;遠藤正敬;兼子歩;金友子;清原悠;小林・ハッサル・柔子;五味渕典嗣;澤佳成;隅田聡一郎;高史明;竹田恵子;堀田義太郎;松本卓也;間庭大祐;百木漠;山崎望;山本興正;山本浩貴;梁英聖;吉村誠;Kei Kataoka;松﨑哲之
- 通讯作者:松﨑哲之
会沢正志斎の経学思想における術数学について
论相泽征士斋经济思想的技术数学
- DOI:
- 发表时间:2022
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Orna Almogi;Doriji;Wangchuk;Daniel Sperber;David Flatto;Norihisa Baba;P.V.Viswanath;Mahesh A. Deokar;杉木恒彦;Kei Kataoka;堀田義太郎;松﨑哲之
- 通讯作者:松﨑哲之
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松崎 哲之其他文献
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