世界の多様性と歴史性―18‐19世紀中葉のドイツ語圏旅行記の思想史的研究

世界的多样性和历史性：18世纪至19世纪中叶德语游记的意识形态历史研究

• 批准号: 20J15526
• 负责人: 大林 侑平
• 金额: $ 0.7万
• 依托单位: Nagoya University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-24 至 2022-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20J15526/
• 关键词: 人間学; 自然哲学; エコノミー; 官房学; 旅行記; 知識の歴史; 認識論; 18世紀; 自然史; 完全性; Alexander von Humboldt

旅行記の研究を博士学位論文「初期近代ドイツ語圏における旅行文化の成立――1650－1820年の旅行記を中心に――」にまとめ、知識史（Wissensgeschichte）という歴史記述方法論を社会制度や生物学の哲学、認識論や科学哲学を参照して検討した上で、その方法論と初期近代の歴史記述的な知識の分析の関係を明確にした。この考察に基づき18世紀ドイツ語圏の旅行文化と旅行記の変遷に関する分析をし、種々の作法書や旅行手引（Apodemik）、博物館論（Museographie）、旅行禁令に関するパウル・ヤーコプ・マーペルガー（1656-1730）のテクストを参照しながら、ヨハン・ゲオルク・カイスラー（1693-1743）やヨハン・ヤーコプ・フォルクマン（1732-1803）、ヨハン・ヘルマン・フォン・リーデゼル（1740-1785）、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ（ 1749-1832）、ゲオルク・フォルスター（G1754-1794）、アレクサンダー・フォン・フンボルト（1769-1859）やマクシミリアン・ヴィート＝ノイヴィート王子（1782-1867）などの旅行記を通時的に関連づけて解釈した。これに加え、研究課題の一部をなす18世紀ドイツ語圏における人間学を自然法思想や医学的実践、文学論と照らし、「魂の自然学」に巡ってどのような議論が展開されていたかを俯瞰し口頭発表した。また、ヨハン・ハインリヒ・ゴットロープ・フォン・ユスティ（1720-1771）やヨハン・ベックマン（1739-1811）らの官房学を人口増大政策やエコノミーの概念史を背景に分析し、技術と国家の関係について考察した論文を投稿した。また、思想史研究と哲学研究の間で、18－19世紀の自然哲学や初期進化論の受容での議論を土台に生物学の哲学で議論されてきた生物学的機能の概念について考察して口頭発表した。

他在博士学位论文中编写了关于旅行的研究：“在现代德语早期的讲德语国家建立旅行文化 - 重点关注1650年至1820年的旅行，并研究了称为Wissensgeschichte的历史会计方法论，指的是社会机构，生物学，清知识和科学，并阐明了历史上的现代知识，并澄清了现代知识的关系之间的关系。 Based on this consideration, we analyze the changes in travel culture and travel journals in the 18th century, and refer to the texts of various etiquette books, travel guides (Apodemik), museum theory, and Paul Jakop Mahperger (1656-1730) on travel bans, and we also look at Johann Georg Keisler (1693-1743), Johann Jakop Volkmann (1732-1803),约翰·赫尔曼·冯·里德赛尔（1740-1785）和约翰·沃尔夫冈·冯·戈德（Johann Wolfgang von Goethe）（他解释了其他其他人（例如乔治·福斯特（G1754-1794））的历时相关旅行，亚历山大·冯·汉布尔特（Alexander von Humboldt通过查看18世纪德语世界的人类科学，这是他的研究主题的一部分，与自然法，医学实践和文学理论以及围绕“灵魂的自然科学”进行了什么样的讨论，他还提交了一份论文，以研究技术与国家之间的关系，通过分析Johann Heinrich Heinrich Heinrich gottlope vony vony vony and of Contery。 （1739-1811）基于人口增长政策和经济的概念历史。他还讨论了生物学哲学哲学中讨论的生物学功能的概念，基于关于思想史和18世纪和19世纪的思想史和哲学研究的研究，以接受自然哲学和早期进化论，并口服。

项目成果

統治の原理としての幸福――18世紀ドイツ語圏における官房学の言説と実践――

作为治理原则的幸福：18世纪德语世界内阁研究的话语与实践

• 发表时间: 2022
• 期刊: ドイツ文学
• 作者: Doi Takuma;Shibayama Shigehisa;Takeuchi Wakana;Sakashita Mitsuo;Taoka Noriyuki;Shimizu Mitsuaki;Nakatsuka Osamu;大林侑平
• 通讯作者: 大林侑平

生物学的機能の歴史性:19世紀の目的論的自然哲学を参照して

生物功能的历史性：参考19世纪自然目的论哲学

• 发表时间: 2022
• 作者: Taguchi Kimiko;Kumagai Hiroyuki;Maeda Yuta;Torres Roberto;大林侑平
• 通讯作者: 大林侑平

自然を内化する魂と身体－－エコノミー・自己意識・言語をめぐる 18 世紀の論争から

内化自然的灵魂和身体：从 18 世纪关于经济、自我意识和语言的争论开始

• 发表时间: 2021
• 期刊: 名古屋大学哲学論集
• 作者: 大林侑平

認識的障害と夢想：18世紀後半ドイツ語圏における「魂の自然学」について

认知障碍与梦境：论18世纪末德语世界的“灵魂本质”

• 发表时间: 2022
• 作者: Takuma Doi;Shigehisa Shibayama;Wakana Takeuchi;Mitsuo Sakashita;Noriyuki Taoka;Mitsuaki Shimizu;and Osamu Nakatsuka;柴田正義;大林侑平
• 通讯作者: 大林侑平

Ursula Klein: Humboldts Preussen. Wissenschaft und Technik im Aufbruch.

乌苏拉·克莱因：洪堡·普鲁士。

• 发表时间: 2021
• 期刊: ドイツ文学
• 作者: 山城梨沙;関谷倫子;飯島浩一;大林侑平
• 通讯作者: 大林侑平