戦後日本映画におけるクィア・キャラクターの表象形態について

论战后日本电影中酷儿人物的表现

基本信息

批准号：
20J10971
负责人：
加藤健太
金额：
$ 0.58万
依托单位：
Waseda University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-24 至 2022-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20J10971/
关键词：
戦後日本映画映画研究クィアセクシュアリティ男性性映倫

项目摘要

2021年度は戦後日本映画におけるシスターボーイとゲイボーイの表象に関する調査を行った。2021年度の前期は、1957年に社会現象となったシスターボーイに関する調査を行った。まずそもそものシスターボーイ現象に関する研究が十分になされていないため、歴史的な調査から始めた。具体的には、アメリカ映画『お茶と同情』(1956)に関する研究、作品が日本で公開された際の宣伝資料、また丸山明宏のスターダムに関する当時の反応を示す週刊誌記事などを参照した。更にシスターボーイを戦後日本における消費社会の出現と関連付けるために、消費に関する理論や「太陽族」「よろめき婦人」など映画産業と関わりのあるブームについての資料を集めた。調査の結果を文章としてまとめ、シスターボーイを単なる表象の一形態ではなく、産業的また技術的な「スタイル」として捉える可能性を論じた。2021年度の後期は、1958年から日本で小さなブームとなったゲイボーイに関する研究を行った。まず1950年代後半におけるゲイボーイへの社会的関心を調査するために週刊誌などの一次資料や研究者による二次資料を参照した。また第三者機関としての映倫再編に伴い1959年に制定された「映画倫理規定」などの資料を確認し、公権力と性規範の関係を理論化するためにミシェル・フーコーによる諸作などから知見を深めた。更に実際に分析する予定の作品を鑑賞し、それらの映画に関する当時の批評などを映画雑誌から調査した。調査結果を文章としてまとめるべく、アウトラインの作成を行った。

2021 年，我们对战后日本电影中的姐妹男孩和男同性恋男孩的代表性进行了调查。 2021年上半年，我们对姐妹男孩进行了一项调查，这在1957年就成为一种社会现象。首先，由于对妹子现象的研究本来就不够，所以我先从历史考察开始。具体来说，我参考了对美国电影《茶与同情》（1956）的研究，该电影在日本上映时使用的宣传材料，以及当时对丸山明弘明星反应的周刊文章。此外，为了将《姐姐男孩》与战后日本消费社会的出现联系起来，我收集了与电影产业相关的消费和繁荣理论的材料，例如《太阳部落》和《蹒跚的女人》 .”我总结了我的研究结果，并讨论了将 Sister Boy 视为一种工业和技术“风格”而不仅仅是一种表现形式的可能性。 2021年下半年，我们对男同性恋进行了研究，这在日本自1958年以来一直是一个小热潮。首先，为了调查 20 世纪 50 年代末同性恋男孩的社会兴趣，我参考了主要来源，例如周刊杂志和研究人员提供的二手资料。此外，作为第三方机构，我们确认了 1959 年随着电影业重组而制定的《电影道德准则》等材料，并利用米歇尔·福柯的各种著作中的知识来理论化公共权威与性规范之间的关系加深。而且，我实际上是看了那些我打算分析的电影，并从电影杂志上研究了当时对这些电影的批评。创建大纲以文本形式总结调查结果。

项目成果

期刊论文数量（2）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

A Man with Whom Men Fall in Love: Homosociality and Effeminophobia in the Abashiri Bangai-chi Series

男人爱上的男人：网走番外地系列中的同性恋与女性恐惧症

DOI：
10.1080/10371397.2020.1851178
发表时间：
2020
期刊：
Japanese Studies
影响因子：
0.5
作者：
R. Tsunata;M. Takemoto;S. Ogasawara,T. Saitoh;Y. Enokizono;T. Ueno;齋藤由佳;Kato Kenta
通讯作者：
Kato Kenta

パロディとしての『網走番外地』シリーズ

戏仿的“网走番外一”系列