新規ペプチド“NURP”と“NSRP”のトランスレーショナルリサーチ

新肽“NURP”和“NSRP”的转化研究

基本信息

批准号：
20H03153
负责人：
中原桂子
金额：
$ 11.32万
依托单位：
University of Miyazaki
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20H03153/
关键词：
NURP NSRP ニューロメジンＵ（NMU）プロラクチンニューロメジンＵ前駆体関連ペプチド（NURP）新規ペプチドニューロメジンU ニューロメジンＵニューロメジンＵ前駆体関連ペプチドドーパミン neuromedin U neuromedin S トランスレーショナルリサーチニューロメジンＳ

项目摘要

本研究では、新規ペプチドであるニューロメジンU前駆体関連ペプチド（NURP）等の生理作用を明らかにしてきた。その中で、NURPおよびニューロメジンU（NMU）がプロラクチン（PRL）分泌に対して、前者は亢進し、後者は抑制することを見出しすでに公表した。そこで、2022年度は、NURPやNMUのPRL分泌への関与が生理的な条件（性周期や妊娠中）でも重要なのか否かを検討した。実験１では、性周期中の雌ラットにおいてNURP側脳室投与が血中PRL濃度に及ぼす影響を調べた。発情後期（D1期）にNURPを投与したところ、投与から20分後の血中PRL濃度が、対象群と比べて有意に上昇した。しかし、発情前期（P期）ラットにおいて同様な分泌促進作用が認められ、結果的にはNURPのPRL分泌促進作用に、性周期ステージの違いは認められなかった。次に、実験２では、内因的にPRL分泌量が変化する際に視床下部に局在するNURP/NMUがどのように発現変化しているのか、そのmRNAの発現変化をリアルタイムPCR法で調べた。その結果、D1期とP期におけるNURP/NMU mRNA発現に有意な差は認められなかったが、（妊娠時のモデルとして用いた）偽妊娠ラットにおいては、有意な変化が認められた。つまり、偽妊娠時の深夜に観察されるPRLノクターナルサージ時には、視床下部のNURP/NMU mRNA発現が低下していることが判明した。以上の結果、性周期よりも（偽妊娠もしくは）妊娠時のような著しいPRL濃度の上昇が必要とされる場面においてNURPが関与している可能性が推測された。一方で、この（偽妊娠もしくは）妊娠ラットの血中PRL濃度の上昇には、NURPによるPRL分泌亢進に加えて、抑制的作用を有するNMUの発現低下も起因している可能性が推測された。

这项研究揭示了新型肽，神经蛋白U前体相关肽（NURP）的生理影响。其中，已经发现NURP和NEUROMEDIN U（NMU）促进了催乳素（PRL）分泌，并且前者被抑制，并且后者已经出版。因此，在2022年，我们研究了NURP和NMU参与PRL分泌的参与是否在生理条件（性周期和怀孕期间）也很重要。在实验1中，研究了在性周期期间NURP外侧心室对雌性大鼠血液PRL浓度的影响。当发情阶段晚期（D1期）施用NURP时，与目标组相比，给药后20分钟，血液PRL浓度显着增加。然而，在前后（P相）大鼠中观察到了类似的促进剂，因此，在NURP中未观察到PRL秘密阶段的差异。接下来，在实验2中，我们研究了NURP/NMU的表达如何定位在下丘脑中的PRL分泌量会发生变化，以及如何通过实时PCR改变mRNA的表达。结果，在D1和P阶段之间没有观察到NURP/NMU mRNA表达的显着差异，但是在伪凝结大鼠中观察到显着变化（在怀孕期间用作模型）。换句话说，发现在伪孕期间深夜观察到下丘脑中的NURP/NMU mRNA表达降低。由于上述内容，据推测NURP可能与需要显着增加PRL浓度的情况有关，例如怀孕期间（伪怀孕或怀孕）。另一方面，据推测，大鼠血液PRL浓度的增加（伪孕或怀孕）可能是由于NURP引起的PRL分泌增加以及NMU表达的降低所致，NMU的表达降低，而NMU具有抑制作用。

项目成果

期刊论文数量（3）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

偽妊娠ラットにおけるニューロメジンUとNMU前駆体関連ペプチドの発現解析

假孕大鼠神经调节肽U和NMU前体相关肽的表达分析

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
杉山　和気;松居　裕司;村上　昇;丸山　圭介;中原　桂子
通讯作者：
中原　桂子

ラットにおける走行運動と摂食行動の両報酬系の相反的調節の特性について

大鼠奔跑运动和摄食行为奖励系统相互调节的特征

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
松田玖瑠実;丸山圭介;村上昇;中原桂子
通讯作者：
中原桂子

Comparison of physiological functions between neuromedin U-related peptide and neuromedin S-related peptide in the rat central nervous system

神经调节肽U相关肽和神经调节肽S相关肽在大鼠中枢神经系统中的生理功能比较

DOI：
10.1016/j.bbrc.2020.11.025
发表时间：
2021
期刊：
Biochemical and Biophysical Research Communications
影响因子：
3.1
作者：
Tanaka Yukie;Taguchi Shimon;Maruyama Keisuke;Mori Kenji;Miyazato Mikiya;Kangawa Kenji;Murakami Noboru;Nakahara Keiko
通讯作者：
Nakahara Keiko