腎移植患者に適した服薬アドヒアランス尺度開発と服薬アドヒアランス向上システム構築

适合肾移植患者用药依从性量表的开发及用药依从性改善体系的构建

• 批准号: 20K18855
• 负责人: 香束 昌宏
• 金额: $ 2.33万
• 依托单位: Osaka Metropolitan University (2022)Osaka City University (2020-2021)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K18855/
• 关键词: 服薬アドヒアランス; 腎移植; 免疫抑制剤; 信頼性妥当性の検討; 質問票; ポリファーマシー; アドヒアランス

腎移植患者は拒絶反応によって移植腎廃絶となるリスクがあるため、移植腎が機能している限り免疫抑制剤の服用を続ける必要がある。実際、拒絶反応による移植腎廃絶の約半数はアドヒアランス不良に起因しており、服薬アドヒアランスの向上により腎移植の長期成績の改善が期待される。しかしながら、移植患者に適し、質が担保された日本語版の服薬アドヒアランス尺度は存在しておらず、日本では服薬アドヒアランス研究があまり行われていない。本研究では海外で移植患者に用いられている服薬アドヒアランス尺度Basel Assessment of Adherence to Immunosuppressive Medications Scale (BAASIS)の日本語版の開発を行う。その後、BAASIS日本語版を用いてアドヒアランス不良のリスク因子の特定および服薬アドヒアランスを向上させるシステム構築を行う。これにより移植患者の服薬アドヒアランスの向上および長期成績の改善に貢献することが出来る可能性がある。ISPORガイドラインに沿ってBAASISの日本語版(J-BAASIS)を作成を行った。また、COSMIN　checklistを参考にしながら、信頼性・妥当性の検討の計画をたてた。そして、大阪市立大学泌尿器科に通院中の腎移植患者を対象にBAASIS日本語版、質問票、服薬アドヒアランス尺度12項目版、Medication Event Monitoring System(MEMS)を用いて調査を行った。J-BAASISは良好な信頼性・妥当性を有していた。今後、エビデンスを有した質問票での服薬アドヒアランス測定が本邦でも可能となった。さらに、服薬アドヒアランス測定のgold standardであるMEMSとの併存的妥当性を示した本研究は、BAASISの心理測定特性のエビデンスをさらに強固にした。令和4年度はこれらの報告を論文としてまとめながら、国内外の学会で報告するために抄録を作成した。今後はアプリを使用しての服薬アドヒアランスを向上させるシステム構築を行う予定である。

肾移植患者有因排斥反应而失去移植肾的风险，因此只要移植肾功能正常，就有必要继续服用免疫抑制剂。事实上，大约一半的排斥反应导致的移植肾衰竭是由于依从性差造成的，而改善药物依从性有望改善肾移植的长期结果。但目前尚无适合移植患者且质量有保证的日本版用药依从性量表，日本开展的用药依从性研究也不多。在本研究中，我们将开发日本版的巴塞尔免疫抑制药物依从性评估量表（BAASIS），这是一种在海外用于移植患者的药物依从性量表。之后，我们将使用日本版的BAASIS来识别依从性差的风险因素，并建立一个提高用药依从性的系统。这可能有助于改善移植患者的药物依从性和长期结果。我们根据 ISPOR 指南创建了日语版的 BAASIS (J-BAASIS)。此外，我们还制定了参考COSMIN检查表来检验信度和效度的计划。然后，我们使用日本版 BAASIS、问卷、12 项版本的药物依从性量表和药物事件监测系统 (MEMS) 对大阪市立大学泌尿外科的肾移植患者进行了调查。 J-BAASIS具有良好的信度和效度。未来，日本将可以使用循证问卷来衡量药物依从性。此外，这项研究通过证明与测量药物依从性的黄金标准 MEMS 的并发有效性，进一步强化了 BAASIS 心理测量特性的证据。 2020年，我们将这些报告整理成论文并撰写摘要，在国内外学术会议上发表。未来，我们计划建立一个系统，使用应用程序来提高用药依从性。

项目成果

Hyperpolypharmacy and Frailty in Kidney Transplant Recipients

肾移植受者的过度用药和虚弱

• DOI: 10.1016/j.transproceed.2021.11.026
• 发表时间: 2022
• 影响因子: 0.9
• 作者: Kosoku Akihiro;Iwai Tomoaki;Kabei Kazuya;Nishide Shunji;Maeda Keiko;Kumada Norihiko;Uchida Junji
• 通讯作者: Uchida Junji

University of Basel(スイス)

巴塞尔大学（瑞士）

Reliability and Validity of the Japanese Version of the Basel Assessment of Adherence to Immunosuppressive Medications Scale in Kidney Transplant Recipients

日本版巴塞尔肾移植受者免疫抑制药物依从性评估量表的信度和效度

• DOI: 10.1097/txd.0000000000001457
• 发表时间: 2023
• 影响因子: 2.3
• 作者: Kosoku Akihiro;Iwai Tomoaki;Masuda Hiroo;Kabei Kazuya;Nishide Shunji;Maeda Keiko;Yoshikawa Yuki;Nakamura Yasutaka;De Geest Sabina;Uchida Junji
• 通讯作者: Uchida Junji

University of Basel(スイス)

巴塞尔大学（瑞士）

腎移植のポリファーマシーとフレイル

肾移植中的多重用药和衰弱

• 发表时间: 2021
• 作者: 香束 昌宏;岩井 友明;前田 景子;西出 峻治;壁井 和也;岩井 友明;内田 潤次
• 通讯作者: 内田 潤次